渓埜胡保の戯言

語彙力のない主観と偏見に満ちた自己満足なブログなので期待しないでください…

【感想】まんがタイムきららフォワード 2023年9月号

 

まずひとつ詫びないといけない。先月号の記事で最新5巻まで読んで今月から連載に合流したいと言った『アネモネは熱を帯びる』だが、未だ全然読めてない。というより遥か高く積み上げてる旧作だけでなく新刊分までも現在積み上げてしまっている状態である。ちょっと個人的に先月末からいろいろ慌ただしかったり心身共にゆっくり読める環境をつくれなかったのが原因であるが、ひとまずこの記事を更新したら数日はゆっくりできるのでそこで積んでる新刊を読もうと思う。正直積んでしまったら長期放置してしまう性格上、次号までにアネモネを読み終えられる自信は無いのだが。

という事で今月も掲載作品をいろいろ語ります、桜木先生本当にゴメンナサイ…。

 

過去の感想記事↓↓↓↓↓

w811b8y198stx8.hatenablog.com

 

 

 

今月号情報

2023年8月24日発売
価格:650円(税込)

◎巻頭カラー

一ノ瀬けい『花唄メモワール』

◎表紙

うちのまいこ『スローループ』

◎新連載

河瀬季(モノリス法律事務所)・さくたつ。『仮想世界のテミス』

マウンテンプクイチ『球詠』
Magica Quartet・富士フジノ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』
木蓮アネモネは熱を帯びる』

◎最終回

そめちめ『ほうかご再テンセイ!』

おみなえし『魔法使いロゼの佐渡ライフ』
まめ猫『ももいろモンタージュ
白野アキヒロ『しゅがー・みーつ・がーる!』
師走ほりお『高瀬さんはドル活に夢中です』
橘まなりサキュバスイッチ』
くずもちまつり・誰がし薪窯のパンドラ』※次号休載
はづき異世界サウナへようこそ!~ルナちゃんはととのいたい~』
betock『色んな女の子とキスをしていたら、百合キスに目覚めてしまいました…。』
長澤壱弥『ライフインターン
Magica Quartet・あらたまい巴マミの平凡な日常』※次回11月号掲載

◎休載

津留崎優『SA07』※暫くの間

隔月掲載の『え? 結婚って3次元でもできるんですか?』は次号休載です

 

今月号感想

花唄メモワール
《一ノ瀬けい》

2号連続特別編の第1回、今回は梅と巴枝の出会いの話。個人的には話の舞台がすっかり大正へ移りほぼほぼ本編での出番を終えた巴枝回という事で嬉しい限りである。

なんだかこの頃から梅の性格はいろんな意味で変わっていないし、当時から罪つくりな女だったのかなって気がする。一方こんな歳の頃から巴枝は本の虫で、4話で梅に道真公の和歌を送ったのも[*1]とても納得がいく。因みにだが今回出てきた「窮鳥懐に入れば猟師も殺さず」[*2]「人が困窮して救いを求めてくれば、どのような理由があろうと援助の手をさしのべるのが人の道である」という意。本当よくこんな歳て難しいことわざを知っているものだ。
6話では[*3]髪留めを破損させたイネの話が描かれたが、この当時での梅の似たようやらかしが改めて描かれた。なんだかそういうところは血の繋がりを感じなくもないが、結果的にはイネが梅を導いたという事になるのだろうか。結局は梅も巴枝がいたから踏み出せた訳だが、そんな出来事があったから大正で周りの人と共に梅がイネを助けられたのかもしれない。あと直接関係は無いが、こないだ『紡ぐ乙女と大正の月』で八重子も米糊で破損個所を修復しようとしていたのを思い出した[*4]
そんな梅と巴枝のひと夏の出会いの話であったが、また来年も逢う事を誓い合い、そしていまも梅を応援しつつその帰りを待っているのでは、という気がする。ただ当時の記事でも書いたが、巴枝が梅に送った道真公の和歌から「梅は大正に骨を埋めるつもりで向かったのでは」と邪推しているので、ふたりがまた逢えるのかは怪しいような気がする。勿論向こうでいろいろ片付いたら戻ってきて欲しいが…。

第1巻は8/09発売!
第2巻も9/12発売!

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スローループ
《うちのまいこ》

小春に対するひよりの妹離れ通告が尚も継続して迎えた修学旅行当日。クラスが別な事もあって期間中なかなか接点が無く、互いが互いを気にしつつも踏み込めないという、傍から見ていたらなんだか面倒というか素直になれない状況に。ひよりの方では家族仲の距離感の話題になっていたが[*5]、そこから適度な距離感を探っていけたりするだろか。小春が面倒を見たいというひよりの推測は恐らく合っていそうだが、弟がいなくなった事の穴を埋めようと必要以上に面倒を見たがっているのでは、という気がしなくもない…。
そしていよいよマグロ釣りだが、修学旅行だというのに面子はいつもと変わらないというある種の異常な絵面。そもそも釣り経験が多いとはいえ生徒の親が同行してくるとかいろいろとどうなんだろうか、いやよく学校側もマグロ釣りを許可したと思うが。それはそれとしてふたりの距離感や釣果の程はどうなる事となるだろうか。

第8巻は8/09発売!

 

【新連載】仮想世界のテミス
《河瀬季(モノリス法律事務所)・さくたつ。》

法律が現実世界リアルのものならば
その延長線にある仮想世界メタバースにも
適応しなくてはならない
弁護士も然り

引用:まんがタイムきららフォワード 2023年9月号 65頁

という冒頭からはじまったが、ネットやITには疎く真面目そうな弁護士の正義と、ネットやITに強く16歳で司法試験予備試験を通過した常識が無さそうな初、そんなふたりがメタバースで起こる問題に立ち向かっていく、という展開なようである。

今回はメタバースアイドルの中の人がネットで晒された事件の解明を請け負ったが、所属事務所社長の裏垢を特定してついてきたり弁護士事務所に不法侵入したりと、初のほぼほぼ犯罪な行為や年上相手に舐めたような言動など、本当に常識や倫理が欠けていそうな事に不安を感じる。一方で被害を受けたアイドルのファンというのを差し引いても今回の事件を起こした男にハッキリ叱責する辺りは、彼女なりの正義感がみえたところかもしれない。まぁ不法侵入するもの正義だというならそれはどうかしているが…。
ひとまずは無事解決したものの、こんな調子で正義と初が二人三脚でやっていけるか思いやられるところだが、この先どんな事に立ち向かう事となるだろうか…。

※ここからはちょっと個人的な面倒厄介話になるので隠します、結構酷い事も言ってるのでそれが嫌な方は開かないでください。

▼▼CLICK▼▼

今作では司法試験予備試験に最年少で通過した初が出てくるが[*6]、同じ難関国家試験である税理士に高校生で受かった作品といえば現在キャラットで連載中の『たくあかっ!』がある。連載初回からいろんな意見をみかける『たくあかっ!』であるが、4コマと非4コマの違いはあるとはいえ、今作が初回で事件と出逢いから解決とコンビ結成まで割とうまく描いたのに対して、やはり『たくあかっ!』は本業の税理士業務をしっかりやったのが3話という遅さがいろいろ言われてしまう要因なのではないか、と感じてしまう。先述した通り4コマかどうかの差はあるので一概に比較は出来ないが。
もっと関係ない話だと先日発売のMAX9月号から連載がはじまった『アイドルビーバック!』も夢破れ新たな道から再び夢見た舞台へ、と話が動き出す予感をさせる構成に対してやはり『たくあかっ!』は…。本当に個人的な見解と不満でしか無いのは重々承知だが、こういう作品を見てしまうとやはり『たくあかっ!』は初回表紙巻頭カラーという好待遇を受けるに値しない作品だったのでは、と感じてしまう…。

 

【最終回】ほうかご再テンセイ!
《そめちめ》

オルタナでの戦いを終え地球でのそれぞれの日々と想い、そして繋がりと守りたい日常を描いた最終回。
ひとまず地球とオルタナの分断という所長の計画は先延ばしとなったものの、千莉による両世界の融合は継続中でこの日常は尚も予断を許さない。千莉の計画に「夢を見すぎ」「世界は決して思い通りにならない」と所長が言ったのは[*7]前回メルアと詩星の想いを直に受けたからこそだろうか。所長自身変化を恐れ夢の無い計画を進めていたがそれは止められた、それだけ人の、繋がり合ったもの同士の想いは強力という事だろうか。
今回の件を経て理空さんは家族としての日常を守るべく腹を括り、えるるは女子高生としての日常を未だ未だ楽しんでいきそう。地球側でのセトニコはとても意外な容姿だったが、彼女もできた友人の為にこの日常を全力で守る決意であり、べあはメイドとしての務めを果たすべく地球での日常を歩み出した。
そしてメルアと詩星、結局のところ分かった事は未だ一部に過ぎないが、嘗て共に願った事で世界の理を大きく変えて新たな繋がりを生み出した。いまのこの地球とオルタナが繋がり合う日常が変化しても、そこで生まれた繋がりは決して途切れる事は無いし、その繋がりと想いは世界を大きく変える可能性もある。そんな可能性を秘めていても、メルアと詩星は地球の街明りとオルタナの星空、そんな何気ない日々が営まれる中で冒険するのがふたりの守りたい日常、だろうか。そんなそれぞれの想いと守りたい日常は互いに繋がり合いながら、どう変わるか分からない日常はこれからも続いていく。

所々でそめちめ先生の趣味や胡乱さが垣間見えてそれが雑音になるところはあったけれども[*8]、昨年まできららMAXで連載していた『妖こそ怪異戸籍課へ』同様に危うい均衡、薄氷の上で成立している日常の中での繋がりや変化というテーマを最後まで追及し続けたのかなとは思う。
なんとなくもっと描きたい事は沢山あったのかなと感じるが、これからもどこか危うい日常の中で冒険は続いていくし、それぞれの守りたい日常もきっと続いていく。もし何かが変わったとしても、積み重ねてきた繋がりや日常はこれからも続いていく、そう願いたいものである。

完結の第3巻は10月発売予定です

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魔法使いロゼの佐渡ライフ
《おみなえし》

金山イベントの接客で精魂尽きたロゼはエアコンの無い自宅から紗菜と共に穴場スポットな海へ向かう。という事で水着回となった今回であるが、正直スク水の上から腰に布一枚巻いたところでそう大差無いような気がするのだが、それでロゼが納得して恥じらいが収まるのなら別にいいのだろうか。それにしても紗菜は本当に良いスタイルをしている、セクハラ発言になってしまうがこの身体は生かさなければ勿体無いのでは無いだろうか。
そんなこんなで楽しみはしゃいだ水着イベントであったが、ニュース映像で流れた季節外れのトビシマカンゾウの開花、それはロゼがいた国で稀少だったヨーラメの花。何故に異世界の花が佐渡で狂い咲いているのか、いや、佐渡の花が異世界に持ち込まれてたのか。ロゼが転移してきて、月渚が迷い込んだ先が佐渡だったのは偶然では無かった疑惑が急浮上してきたが、一体ふたつを繋げるものとは何なのか、徐々に何か大きな事実へと近づきづつある。
しかし本当に佐渡に来たのが必然だったとしたら、ロゼが3年かけて禁術をつくりあげた意味が無くなってしまいそうなのだ…。

第2巻は9/12発売!

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しゅがー・みーつ・がーる!
《白野アキヒロ》

周囲に関係がバレないよう食事会の頻度を抑える事にしたカンナと美都、前回の食事会から2週間空いてすっかり美都とどう接していたのか分からくなったカンナだったが、期間が空いた事の不安は美都も同様だったのは無いだろうか、ラストの帰り際に美都がカンナに「ご一緒できてよかった」と言ったのは[*9]安堵したからなのかなって、と勝手に思ってる。
今回は美都とどう接していたか分からずカンナが狼狽える中、訪れた店でよりふたりの距離が近くなるカウンター席へ案内されて余計カンナが不安定になっていたが、それでも食事中はそんな悩みも忘れていて、食べたいものを好きなだけ食べるという点でカンナと美都は繋がり合えていたのかなって気がする。
それにしてもなかなか美都のペースを崩せないカンナだが、この先主導権を取れる隙はあるのだろうか。

 

高瀬さんはドル活に夢中です
《師走ほりお》

一応前回のやらかしを陳謝した江田であるが、結局自分がPOPだと切り出せない以上とれる行動はどうしても狭まってしまう。江田は江田なりに精一杯を尽くしたのだろうが、ここで自分がPOPだと切り出せる決意と度胸は欲しかったかなと感じる。
まぁ何も江田が全て悪い訳ではなく素直になれない高瀬さんの拗らせもなかなかに深いものであるが、偶々遭遇したみくは高瀬さんに対して強気なまでに攻めていく。高瀬さんの本心を問い質したいというのだ狙いだろうが、江田としてもPOPとしても、みくの想いの重さも感じて高瀬さんにとってはかなりの強敵となるのは間違いなさそう。そんな高瀬さんがもっと積極的になれるかどうかというところだが、みくも大分危ない橋を渡っていて恐ろしい。それだけ全てを我が物にしたいという欲と決意の表れなのかもだが。

第1巻は発売中!

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サキュバスイッチ
《橘まなり》

松茸の如く成長したメル子(あんずの身体)のキノコを狙い精力剤の売人でイチ〇ツコレクターのムウがふたりに強襲をかける。自前の鎌でメル子の松茸を狩り賢者の泉をつくるべく共に魔界から来たモカとその松茸を狙うが、遂に鎌の刃が松茸にかかったそのとき、松茸に鎌が負けるという異常事態が起きる。そして立て続けてあんず(メル子の身体)は妊娠が発覚し…

 

いやいや何なんだよこの漫画は!!!今更過ぎるけどマジでこの狂った漫画は何なんだよ!!!!!(誉め言葉)

今月号の話は橘先生がギリギリを攻めた結果編集部でストップがかかり上層部にまで確認が行く事態になったといい[*10]、いよいよ冗談抜きで規制とコンプライアンスに戦いを挑む状況になってきたような気がする。

まぁ本当に余りにきらららしからぬ台詞や描写に目がいってしまうのは仕方ない事だが、ムウに襲撃され危険な状況の中であんずもメル子も互いが互いに庇い合い守り抜こうと、なんなら自分が犠牲になるくらいの姿勢である点は、種族は違うし噛み合わないところも多いけれど、ふたりは両想いであり種族が違わなければ本当に純愛になっていたのでは無いだろうかと思わずにいられない。メル子よ、何故にお前はサキュバスに生まれたのか…。
それにしてもモカにイレギュラーと言われるまでに成長したメル子の松茸だが、メル子があんずとハッスルしたのが原因なのか、それともあんずの身体がは魔人級な欲を持っていたのか、いずれにせよふたりが入れ替わった事に何かあるのは間違いないだろうか。
そして妊娠が発覚した事によって、非常事態の緊急措置だったとはいえ入れ替わってるメル子の身体と元のあんず自身の身体、両方のはじめてを喪失した事がバレるのも時間の問題である。果たしてふたりの日々と想いはこの先どうなるのか、寝込みセッションに加えムウとモカの強襲によって事態は一気に混迷を極めそうである。

ところで先述した通りあんずの身体の松茸ははイレギュラーだとモカに言われたが、一番のイレギュラーはこんな内容の作品がきらら雑誌に載ってしまっているサキュバスイッチの存在そのものではないだろうか…。

第1巻が遂に9/12発射ッ!
果たして発禁にならず無事発売できるだろうか…

 

薪窯のパンドラ
《くずもちまつり・誰がし》

6月号から4号続けて連載順がサキュバスイッチの後になっているが、サキュバスイッチで穢れた心を癒す目的で置いていたりするのだろうか。次号はパンドラが作業休載なので代わってどの作品がサキュバスイッチの後ろにつくのか勝手に注目したい。

まぁそれはそれとして結局麦が隠すパンドラの箱はなんかいいようにはぐらかされたような気がしなくも無いが、そこは恵理がじっくりと攻めていくしか無いだろうか。
という事で今回は恵理指導の元で麦がメロンパンづくりに挑んだが、最初の余りに壊滅的な惨状から[*11]なんとか形になるまで成長はできただろうか。そんな今回もいろんな麦の表情が眺められたのと、恵理が饒舌なまでにパンののことを語っていて、本当にパンへの思い入れは強いんだなと感じさせた。というか普段のテンションからすると大分舞い上がっていたようにも思える。

 

異世界サウナへようこそ!~ルナちゃんはととのいたい~
《はづき》

サウナの経営再建と装置の修理、そして何より元いたところに戻るというのと流奈の目的であるが、そんな流奈の様に戻ろうとする人もいれば迷い込んだ先に居着く人もいる。それが今回出てきた15年前から居着いている通称ヌシである。向こうでやりたい事ができなくなたところにこっちへ迷い込み、そこで自分の生き甲斐ややりたい事を見つけた彼女であるが、いつか流奈にもそういうものが見つかったりするのだろうか。
ここにはいろんな種族が訪れるのは勿論の事であるが、同時に同じ向こうから来た人でもそれぞれ生き方ややりたい事は千差万別なんだなと実感する回であった。

第1巻は発売中!

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色んな女の子とキスをしていたら、百合キスに目覚めてしまいました…。
《betock》

楓音と葵生達の対バン最後の一曲という今回だったが、最後の最後のひと言まで一切台詞を出さず[*12]、それまで絵だけで魅せようというなかなか思い切った演出をしてきたなと感じる。要は「考えるな、感じろ」と同じようなものなのだろうか。
なんだかもうエモいとかそういう次元ではない事が起きていたが、果たして読者がこの目の前で起きたエモい出来事についてこられたのか、ちょっと不安である。ひとまず3曲やりきった楓音達と葵生達であるが、この結果を受けてルシフェルがどう動いてくるだろうか…。

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ゲスト作品感想

ライフインターン
《長澤壱弥》

天界の学校の卒業試験で下界へ来たアム、羽ペンで天啓を与え心を成長させるべく対象のはなと接触して観察してく中ではなが抱える想いを知るアム。そしてアムが出た行動は、もっと家族と過ごす時間が欲しいはなの想いを羽ペンを使わずはな自身に行動を起こさせその想いを伝える事。人の心を成長させるという決められた目的や結果よりもそこに至るまでにどう行動していくか、抱え続けていた想いを吐き出したらきっと何かを得られる、自らの意志で動くことこそ真の幸せと心の成長なのでは無いだろうか。
はな同様にアムも想いを抱え続けてきたが、はなを救った事でアムも抱えていた想いを吐き出す、自分の事を想ってくれる人の傍にいたいと言いだせるまでに成長した、そんな互いの成長の話だったなと感じる。

 

次号予告

次号のきららフォワードは、 単行本第1巻が8月9日に発売! 『花唄メモワール』(一ノ瀬けい)が表紙を飾ります! さらに! 巻頭カラーには単行本第1巻が9月12日に発売の サキュバスイッチ』(橘まなり)が登場! その他、新連載の『ネコかぶりアンコール!』(おくりごま)や大好評連載『しゅがー・みーつ・がーる!』(白野アキヒロ)をはじめ、話題作品が目白押し!! フォワード10月号は8/24発売予定! 猛暑のお供にフォワードを! 次回もまんがタイムきららフォワードをよろしくお願い致します!

引用:まんがタイムきららWeb

次号は第1巻が発売した直後の『花唄メモワール』が表紙で登場、次回も特別編となるがどんな表紙に仕上がる事となるのが期待したい。
新連載『ネコかぶりアンコール!』のおくりごま先生が以前ゲスト掲載した『はざまサンドイッチ』はCOMIC FUZで配信しているのでお時間があれば是非…。

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新刊情報

発売中

 

終わりに

今月号で完結した『ほうかご再テンセイ!』のようなどこか危うさを感じさせる日常系作品がこれからのきららをつくっていくのでは、と思っていた時期があったが実際はそう上手くはいかないようである。結局読者が求めているのはこういう類の日常なのか、それともゆるやかな変化はあるもの世界を揺るがす事が起きない日常系なのか、なんだかよく分からない。多分こういう好みはコアな雑誌読者層やそれ以外でも変わってきそうだが、そんな事はともかく自分としては純粋にもっともっといろんな形の日常系を読んでみたいなとは思う、勿論それ以外のジャンルも同じではあるが。

 

て事で今回はここまで、次も期待しないでください。

 


※脚注

*1:3月号掲載

*2:24頁

*3:5月号掲載

*4:キャラット8月号

*5:55~57頁

*6:調べた限りだとリアルでの最年少合格は18歳らしいです

*7:210~211頁

*8:その言動の元ネタを知っていると余計に

*9:294頁

*10:橘先生のツイートより

*11:347頁

*12:402頁