渓埜胡保の戯言

語彙力のない主観と偏見に満ちた自己満足なブログなので期待しないでください…

【感想】まんがタイムきららMAX -2024年6月号-

 

いろいろと新たな催しについての情報解禁はあったものの、結局のところ先月号の記事更新以降ごちうさで特にこれという大きな動きは見られなかった。とはいえ様々な催しを企画したりしている辺り何かしらの形でコンテンツを動かしていく意欲はあるようであるが、やはり大きな動きが無いのはなかなかにもどかしいなと感じるところである。

まぁそんな事を気にしたところでどうにもならないので、今回もいろいろ身勝手に掲載作品を語っていきます。

 

⇩過去の感想記事⇩

w811b8y198stx8.hatenablog.com

 

 

 

今月号情報

発売:2024年4月19日
第21巻第6号 通巻236号
定価:470円(税込)

◎表紙・巻頭カラー

笠間裕之・宮月もそこ 『さうのあっ!』

はまじあき 『ぼっち・ざ・ろっく!』
はんざわかおり『アイドルビーバック!』
さいにゃん 『てくてくっ!秘密リサーチ』
有野金吾 『神絵師のおしごと』
有馬 『エイティエイトを2でわって』
市川ヒロ・土管 『スポチャン!』

◎新連載・センターカラー

かぜぱな 『涼井さんの推しメシ』

なじみ 『コンビニ夜勤のあくまちゃん』
こかむも 『ぬるめた』
うるし 『追放令嬢は技能実習生になりました。 ~アーシャさまは野菜畑から逃げ出したい~』

◎センターカラー

工藤える『江口さんちの純情サキュバス』

双葉陽 『ばーがー・ふぉー・ゆー!』
つみきつき 『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』
ヒビキさん『忍びあくたー!』

◎センターカラー

Koi 『ご注文はうさぎですか?』

O仮名だモ 『へるしーへありーすけありー』
行町咄 『ハコイリクリエイト』
なまず『進捗ダメなのでどっかで一泊してきます』

◎センターカラー

しぴー 『ラスボスは逃げ出した▽』

カコベン 『ギャルとネクラの吸血関係』
バニライタチ 『白魔導士はゾンビの夢を見るか?』

◎休載

*sow*『わからせろ!ナマイキツネ様』
ムクロメ『SAN値直葬!闇バイト』
宇崎うそ『ななどなどなど』※当面の間

★読者プレゼント★

A:表紙イラスト図書カード(10名)
B: 『さうのあっ!』特製サウナハット(5名)
C:直筆サイン入りコミックス『さうのあっ!』1巻(3名)
D:工藤える先生直筆サイン色紙(1名)

 

連載作品感想

さうのあっ! [#14]
《笠間裕之・宮月もそこ》

これだけは言っておこう、連載作品の代表として表紙を飾ってるのに景山こかげ何なんだそのだらしない態度は!

…て事で今回はマルシェの出店で図らずとも花の湯とホットパラディーゾが売上で競い合う事となったが、まぁ勝手にこかげと槇が燃えてただけで、傍から見てたら何やってるんだこの馬鹿共はという感じであった。周りが同業としていろいろ乗っかり乗っかられな感じでwin-winにやろうとしてるのに、無駄に熱くなり過ぎてるというか心が狭すぎるというか、そんな感じである。
それにしても散々入浴を忌避しながら不潔思考という訳では無く、根っからのコミュ障っていう訳でも無く、面倒な性格という訳でも無く変なところで熱くなって、回を追う毎に景山こかげがどんな人間なのか自分には分からなくなってる。
あとバイト代を中抜きしようとした瞳は平然とクズい[*1]

第1巻は4/25発売!

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ぼっち・ざ・ろっく! [#75]
《はまじあき》

遂に新曲がリリースしてぼちぼちな盛り上がりという感じの結束バンド。こんな時でも後藤ひとりはブレず相変わらずだし、結束バンドの後藤ひとりとしては未だ未だ道険しくという感じであるが、後藤ひとりであれギターヒーローであれ確かに誰かを突き動かすものを届けられているのだと、本人にそんな自覚が無くても、有名アーティストに全然届いてなくても、自分自身も聞いた誰かも何かを変えるようなものを生み出せているのかなって感じる。そんな後藤ひとりとしてもギターヒーローとしても何かを突き動かされたAmeがどう変わっていこうとするのか、彼女も未だ未だ険しい道半ばであるが、本当よく頑張った。
それはそれとして炎上したと聞いてなんか盛り上がってる父直樹と妹ふたりは何なんだ、お前らの感性どうなってんだ一体[*2]。後藤ひとりの謝罪=丸刈りってのも割と時代遅れな感じがしなくもないけど[*3]

アンソロ第3巻は5/27発売!

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廣井きくりの深酒日記第2巻は発売中!

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アイドルビーバック! [#10]
《はんざわかおり》

『ぼっち・ざ・ろっく!』で炎上云々の話を妄想の中で勝手にやったばっかだというのに、こっちは実際に炎上紛いともいえる事態になってるのは一体何なんだこの誌面構成は…。
という事で新生アイビバが着々と場数を踏んでいる最中に舞い込んできた不仲説と離脱した元メンバーの動画。向こうも武道館を足掛かりに更なる飛躍を目指す為に形振り構ってられないのだろうが、それにしたってやり方ってのがあると思うし、かといって全くの事実無根を言ってる訳でもないし、だからこそなんか事態は面倒だなって感じる。
そんな中でどう考えても当てつけとしか思えない形でアイビバにも出演依頼が舞い込んできたが、この状況でどこまでこれまでとは違ういまのアイビバらしさを見せつけられる事か。
それにしても3人揃ってメンタルが強いのか楽観視し過ぎなのかなんかよく分からんけど、これまでいろんな業界の現実を見せつけられてる椿がこの先も耐えられるかの方が不安である…。

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てくてくっ!秘密リサーチ [#12.5]
《さいにゃん》

普段のひぐれに迫る番外編であり、そういや地味に校内での普段の様子がはじめて描かれた回でもある[*4]。相変わらず陽キャでコミュ強なすかいとマリンにグイグイ攻められるひぐれであったが、そういう押しの強さや距離の詰め過ぎが11話[*5]の浅草での一因になったんじゃって気がしなくもないし、そういう点ではすかいもどこかズレてるのかなって感じる。にしてもここまで恥ずかしいところばかりを晒してしまってる気がするが、この先ひぐれに逆襲の機会は訪れるだろうか。

第1巻は5/27発売!

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神絵師のおしごと [#3]
《有野金吾》

先月号の感想記事で「無理するな」って書いたのに結局神使召喚で無理してるとか、本当ツバキってなんかポンコツだし自分の神使にボロクソ言われまくっても反論の余地など一切ない。一方もみじはもみじで使いとはいえ神格相手にオタク丸出しでブレなさ過ぎるというか恐れを知らないというか、なんかツバキももみじも何だかなぁって感じである。
本当神通力を行使するだけで瀕死状態になって、神使召喚を維持するにもスリップダメージが入り続けてるというか自然回復が追いつかないというか、余りにも先が思いやられる。もみじがいても大分綱渡りな状況だというのに、マジで頼むから冗談じゃなく無理をしてはいけない(2回目)。真に神と呼ばれるだけの信仰を得るのも、神絵師と呼ばれるだけの腕もファンも険しい道であるが、どこまで我が道を進みつつこのコンテンツを先へと繋いでいけるだろうか。

ところで読切版では「神使の狐が神だと間違われた事が信仰減少の一因では」と考察されていたが[*6]、こっちでもその設定は反映されてたりするのだろうか…。

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エイティエイトを2でわって [#17]
《有馬》

突然の推しとの接触でいろんな事に対する処理が追いつかないし、直接的にも間接的にも美弦に乱されまくる咲雪であったが、未だ未だ言いたい事は山積してそうだがとりあえずは奏の無事を確認できたのは大きかったのかなって思う。そんな奏と繋がりができたと同時に漏れなく美弦とも繋がらされた咲雪の今後は前途多難そうであるが、そこは推しへの想いを糧に善処してく他無さそうである。
にしても奏だけなく咲雪にもズンドコと聞こえてる辺り美弦の演奏は相当に癖が強そうである。そんな咲雪が描いた美弦のイメージ図はなんかSAN値が削れそうな見た目だけれども[*7]、でも当たらずとも遠からずな感じかなとも思う。

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スポチャン! [#7]
《市川ヒロ・土管》

妹が異常であるならば姉が正常なんて事は有り得ないのである[*8]。という事で残念姫の妹レイに対して姉で部顧問のしずくは極度のシスコンという、姉妹揃ってとんだやべーやつらであった。一応は部顧問なのに顧問をさせてもらえない辺り相当にこれまでのやらかしはやべー事になってそうだし、本当この世界の朝比奈の血筋はどうなってるんだろうか。こんなやべー姉に対しては残念姫の妹もちゃんと真っ当な理論で対処していて、なんか段々とスポチャン部のパワーバランスが見えてきたような気がする。

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【新連載】涼井さんの推しメシ [#4]
《かぜぱな》

3月号から先月号でのゲスト掲載を経て今月号から連載開始。日々の推し活で心を満たしながら食でも推しで満たされようと活動をはじめた京香、そんな中で知り合ったゆめと蘭子との日々やそれぞれの推し活はどのようなものになっていく事か。

今回は試験を控え力を入れたいという蘭子の誘いで肉肉肉という食を味わう3人であったが、改めてそれぞれの食や推しへのスタンスが見えてきたなという感じがする。そういうそれぞれの違いや手段でどう楽しんでいくかというのがひとつのテーマになるのではという気がするが、今後回を重ねていく毎にそれぞれの違いや手段により迫っていって欲しいなとは思うところである。
それにしても推し活をしていくのに財力は欠かせないとはいえ、いくらなんでもバイト詰め込み過ぎじゃないだろうか京香は[*9]、こんなでひと月後のライブに参戦できるかちょっと不安だぞ…。

 

コンビニ夜勤のあくまちゃん [#32]
《なじみ》

花より団子、団子より酒という花見回(荒天で屋内開催)であったが、それにしても多田もイレイナも呑む酒に呑まれ過ぎではないだろうか。まぁ常日頃からいろんなものを溜め込んでいるのは確かだろうしそこは心中察するが、とはいえこんな吐き出し方は余りにも不健全過ぎるし今後の身の為にはならなさそうである。当の本人共はなんか楽しんだ感じであったが、こんなのに付き合わされる方からしたらたまったもんじゃないであろうし、こうも付き合わされる方が楽しめない宴会になってしまうのあれば酒は悪という事であろう。
ところで今後の宴会の誘いにアルール、光野、門音が口を揃えて酒を呑まないならと条件を付けたのに対して、これまた口を揃えて多田とイレイナが「私なんかやっちゃいました!?」と返していたが[*10]、なじみ先生って無自覚チートのアニメを見ていたりしてるのだろうか…[*11]

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追放令嬢は技能実習生になりました。 ~アーシャさまは野菜畑から逃げ出したい~ [#6]
《うるし》

流行のチェックで買い物に行くと言って着いた先はグリーンセンター、まぁあながち嘘を言ってる訳じゃ無いからそこは確認を怠ったアーシャが悪いと言えば悪いが、アーシャがこんなだから侍女がやらかしたんだろうなって気がしなくもない。
そんなこんなでいつも通り不平不満を垂れ流すアーシャであったが、とはいえいまのこの状況や今回の事が根っから嫌という訳でも無さそうだから、本人はそんな事否定するだろうが徐々に彼女の中で何かが変化しつつあるのかなと感じる、まぁ労働意欲と野菜への忌避感はそう簡単に変わりはし無さそうであるが。
それにしてもそだちに対してちょいちょい蒼が引いていたが[*12]、なんかちょっと失礼じゃないだろうかそういうところは、そだちが変な事自体は否定しないが。

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ばーがー・ふぉー・ゆー! [#19]
《双葉陽》

遂にというかようやくというか、ゲームのサ終で人間の形を保てなくなったこむぎ。どうにか存続させようと元開発者の透に掛け合うもののそう簡単にいくものでは無く、仮にどうにかなってもこむぎの想いと拘りが強過ぎるのもまた問題だなって感じる。それでもころもによるキャラデザ修正や透が運営側といろいろ妥協してどうにか存続には至ったが、それにしてもこむぎの感性ってなんかどこか変なのかなって思わざるを得ない、にしても何がこむぎをここまで惚れされるのだろうか。

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性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。 [#17]
《つみきつき》

倫の部屋、余りにも汚部屋が過ぎやしないだろうか[*13]。まぁあくまでモノが散乱してるだけであって、現在進行形でヤバい『へるしーへありーすけありー』の七草の部屋と比べたら遥かに可愛いものであるが。それはそれとして、つくしにあれやこれをされて大分ユーリは丸くなってきてるし、サツキはすっかり倫のオカンって感じでズルズル同居を続けそうだし、何だかんだで一般人にいろいろ変わらせられているのかなって感じる。たぁ子がポンコツなのはまぁ前からな気がするけども、いま尚従えていた人の事への想いに縛られるたぁ子に対して、ユーリとサツキは忘れはしないだろうけど過ぎ去った事から先へと進みつつああるのかなって、そんな気がする。

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ご注文はうさぎですか? [#163]
《Koi》

なんかひとり疎外感を抱いてそうだと思ったら治安が悪い格好になったり、かと思ったら偶々写真に写り込んでた事にテンションがあがったりと 、やっぱりフユはおもしれー女だよ。
それにしてもここまで神沙姉妹の人心を掌握してるってちょっと怖くないかな狩手結良は、こういうのを本当に目指したいんだろうかエルとナツメって。とはいえ全く考え無しって訳じゃないし一応気は遣えるのだけども、なんかそれが変な方向にいってしまうのが狩手結良の悪いところだろうか。結局はそんな自分で蒔いた種はフユ達が治安の悪い格好に手を出すという形で因果応報が回ってきたが、それでちょっと折れかけるところは可愛いと言っていいのかどうなのか。
それにしても結果的には狩手結良が散々周りを振り回した挙句自分自身も振り回されるという、なんかカオスじみた回だったなって気がする。

第12巻は発売中!

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へるしーへありーすけありー [#8]
《O仮名だモ》

いろんな不安に駆られて全然寝付けない七草をあの手この手で寝かしつけようとするヨモギだったが、子守歌の内容が余りにも物騒過ぎるのは一体何なんだろうか。まぁどこかセンチメンタルになるようなものは多いようなイメージであるが、こんなにもヴァイオレンスとは一体どんな文化や習慣なのだろうか向こう側の世界というのは。結局はテルミンに興じたり深夜テンションが加熱したりでそのまま朝を迎える事となったが、人の事は全く言えんが本当どうしてまるで改善の兆しが見えないのか、七草健康への道は険しいなんてものじゃなさそうである。

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ハコイリクリエイト [#22]
《行町咄》

真澄問題をどうにかするべく日々経由で茶会名目で阿弓を呼び出したハイル、そこで語られたのは違和感を感じつつも真澄重役の父に忖度して周りが誰も否と指摘できず、それが「自分は成長した」と思わせてその成長を加速させた哀しき怪物というところだろうか。そしてそれは函版印刷令嬢のハイルの身にも有り得た可能性であり、そうならなかったのは周りの同僚の支えがあったからこそである。それを知るからこそハイルでなければ阿弓にここまでの事は言えなかったし、阿弓はハイルとの会話で変わろうと決心できた。そんなハイルのいろんな尽力を見て改めて初心に立ち返った凛々であるが、ここ最近無様を晒した分と担当してた案件をハイルに任せて結果を出された分、しっかりと挽回して貰いたいところである。

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ラスボスは逃げ出した▽ [#18]
《しぴー》

自分の立場とに見合わない低能力から脱却しようと彼是模索する魔王だったが、周りが揃いも揃って何かおかしい奴等ばっかだから、生来のやる気の無さを差し引いても魔王が強くなるのはどれも無理があり過ぎる。訪れた勇者宅でもそれは変わらなかったものの、それでも一応の成果は出たからまぁヨシ!というところだろうか。
その成果というのが本来魔族が使えない光魔法を出すというものだったが、仮に現魔王に光魔法の素質があるならば、仮に現魔王が魔族では無いのであれば、何故に魔族を束ねる魔王なんて地位に就かされているのか。これまでの出来事や前回の魔力暴走の件といい魔王と世界の疑惑は増々深まった。
一方で魔王の出した光魔法に穢れ判定された辺り阿呆魔法少女はやっぱり性根が腐っているようだが、スキルと魔法を消去されながらも自力で魔法を会得しようとしている辺り単なるドクズという訳では無さそうである。まぁそんなドクズさを差し引いても扱いが酷過ぎるのはあんまりだとは思うが…。

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ギャルとネクラの吸血関係 [#23]
《カコベン》

契約を解消されて世間一般でいう普通の生活に戻ったいよね、そんな日々の中でも思い描いていた誰かと仲良く過ごす日常は得られたものの、あんな事やこんな事やまくると様々な濃過ぎる日々を過ごしてきたいまのいよねにとって、これまでの事を忘れ普通の生活へと戻ったところで、そんなものに満足できる訳など無かった。そんな満たされない普通の日々が苦痛に感じる中いよねに「島に来て欲しい」と接触を図るブラッド、楽しそうにしていたまくるを救うべくその意志と覚悟を問われるいよねであるが、口ではどうこう言おうが秘めた想いは今更聞くまでもないであろう。
一方で我が娘に自分と同じ轍を踏ませまいとするなどいろいろ思うところはあるますよであるが、こんな決断を迫り掟に従わせようとする程に過去に起きた事はいま尚ますよを縛り付けているようである。そんなそれぞれの想いを抱きながら、果たしてこれまで積み重ねてきた想いと関係は何処へ向かいどう着地する事となるだろうか。

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白魔導士はゾンビの夢を見るか? [#24]
《バニライタチ》

東京に辿り着いたリルー一行に立ちはだかるメリュネ、そして語られる経緯と事実。斯くしてはじまった最終決戦であるが、前回尾つきを一蹴したリボンを力で押し切る辺り、大幅に弱体化していても尚その力は絶大なようである。そんなメリュネに対抗する一同であるが、使える魔法が初級回復魔法のレサナだけでそれも1日3発しか出せないリルーではとてもじゃないが有効打にはなり得ず、現状このままでは余りにも望み薄である。

 

次号、最終回!

やはり有効打、文字通りの必殺技となるのは蘇生魔法以外に無さそうであるが、だがそれは勝利の対価に使い手一人を生贄に捧げる行為である。現状使える素質があるサキがどうにかして使うのか、それとも誰も欠く事の無い勝ち筋を見出せるのか、決断が迫られる中最後まで気が抜けない戦いとなりそうである。

完結の第2巻は6/27発売!

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ゲスト作品感想

江口さんちの純情サキュバス 
《工藤える》

知識はあるのにエロが何なのかを感じられないエロ漫画家志望のヒビキと、知識が無くエロく誑し込められないサキュバスのミア。そんなふたりが互いにエロ知識と女体の参考資料を提供し合いそれぞれが目指すエロを追い求める事となり、果たして互いにエロを極めていける事となるのかどうか。
きららで割と際どい作品というのはそんな珍しいものでも無くなりつつある印象であるが、それにしてもエロ帝王学だの感性EDだのエロパワーなどと[*14]、1話目だけでもパワーワードがいろいろ出てきたなという印象である。とはいえ派手に暴れるような展開では無かったものの、次回以降は一体どうなる事となるか、互いにエロを追い求めるうえでどんなエロい事をしていくのか。個人的にそういうとこに期待したいところである。

 

忍びあくたー! 
《ヒビキさん》

さくらの指導で多少は上手くなったたのであったが、本番前夜になってぎっくり腰をやらかす羽目に。仕方なく変装してさくらが代打で舞台にあがる事になったが、そこで感じた普段の任務で変装して相手を騙すのとは違う、目の前の人を楽しませる為に変装し騙すという演劇の悦び。そんなものを知ってしまった以上これまでの自分に戻れはしなさそうだが、命じられた任務と並行してこの先如何に演劇の楽しさ悦びをより知っていく事となるだろうか。
ところで先月号の記事で「本当はたのも任務で演じてるんじゃ」と書いたが、今回劇中で描写された限りはそんな事は無さそうに思う、まぁぎっくり腰のくだりが丸々嘘って可能性も無くはないかもだが。

 

進捗ダメなのでどっかで一泊してきます 
《なまず》

担当編集が衝撃を受ける程だった硬過ぎる止の肩、そんな担当に強く念を押されホテルで整体を受ける事に。その肩の硬さは整体師も一瞬絶句する程のものであったが無事に人間らしい肩へと止を戻すのであった。これで執筆の方も順調にいけばいいところだったが、施術前も後も全く同じ弁明をして何一つ進んで無いというこの為体。全然宿題やってない長期休暇明けのクソガキでももう少しまともな弁明をしそうなものなのに、仮にも小説家だというのになんという低レベルな弁明なのか。そりゃ担当も「頭痛が痛い」と言いたくなるものだが、この際担当もどっかで一泊した方がいいんじゃないだろうか。

 

次号予告

次号のきららMAXの表紙は、大人気連載のはまじあき『ぼっち・ざ・ろっく!』!巻頭カラーは大人気連載のさいにゃん『てくてくっ!秘密リサーチ』、センターカラーは大人気連載のKoi『ご注文はうさぎですか?』とつみきつき『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』と有馬『エイティエイトを2でわって』とO仮名だモ『へるしーへありーすけありー』です!きららMAX7月号は5月17日発売!

引用:まんがタイムきららWeb

次号は『ぼっち・ざ・ろっく!』が1月号以来に表紙で登場、アニメ劇場総集編の公開を控えて何か更なる動きがあるかにも期待したいところではあるが、少なくとも夏の後編上映までは大きい動きは無さそうだろうか。
作品感想で記述した通り、『白魔導士はゾンビの夢を見るか?』は次号で最終回となる、例によって誌面及びきららWebでのアナウンスは無いが。

 

新刊情報

発売中

 

5/27発売

 

終わりに

期待をかけている作品に何も大きく目立った動きが無いというのはファンにとってはもどかしいものではあるが、とはいえ作品自体が続いていてそれ以外でも小さいながらも動きがあるというのはコンテンツを継続していく意志はあるという事だろうから、何も全く動いてないよりは明るい状態なんだろうなとは思うところである。結局ファンとしては大きい動きがあるのに期待しながら気長に待ち続ける他無いのであるが。

あときららフォワード6月号の感想記事ですが、フォワードとキャラットの発売日間隔が中1日しかないので、キャラット6月号発売後の週明けまでに執筆更新できるよう善処します。

 

て事で今回はここまで、次も期待しないでください。

 


※脚注

*1:5頁

*2:16頁

*3:恐らく元ネタであろう某アイドル(当時)の丸刈り謝罪動画は2013年の出来事

*4:自分の記憶違いでなければ

*5:4月号掲載

*6:私の神(推し)を信仰(推)してくれ第2話|モンキー|pixivFANBOX

*7:55頁

*8:諸説あります

*9:80頁

*10:88頁

*11:またオレ何かやっちゃいました?とは (マタオレナニカヤッチャイマシタとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

*12:100・102頁

*13:122頁

*14:107・109頁