渓埜胡保の戯言

語彙力のない主観と偏見に満ちた自己満足なブログなので期待しないでください…

【感想】2024冬アニメ纏め

 

視聴した一部作品の感想を書けてないですが、なんかぶっちゃけこれ以上執筆意欲も起きないので、もう未完のまま記事を公開します。なんというかこんな事になって本当申し訳無い…。

 

⇩過去のアニメ記事⇩

w811b8y198stx8.hatenablog.com

 

 

 

各作品感想

異修羅

最強決定戦で勇者を選出して世の安寧を図りたい黄都、新たな恐怖で世を支配したい新公国、そんな両陣営と最強共の思惑等々が絡み合うというのが大雑把な流れというところか。それは分かっても細かいところの展開や思惑がどうなのかと言われると全然答えられる自信はないが、そんな最強共の戦いとその渦中で翻弄される一般人のあれやこれやな感じだったのかなというところである。ひとまず両陣営の戦闘に決着がついて2期でまた新たなる波乱となりそうであるが、こんな調子で勇者選びができるのか、実は勇者も魔王も意外と身近なとこにいるんじゃないか、なんかそんな気がしてならない。

 

即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

本当にタイトルまんまの話と展開だった。所謂クソアニメに分類されるノリと展開ではあるけれども、出てくる奴等が大体クソだったりゴミクズだらけだから、そいつらと即死能力というのはクソアニメとしては結構いい感じの雰囲気をつくってたんじゃないのかなって思う。周りが結構真面目に事態に対処しようとしてるのに対して即死能力でほぼ苦も無く無双していたけれども、一応はその力を無闇矢鱈に使ってるって訳でも無いから、そういう高遠なりの信念はずっと前から貫き続けてたのかなって気はする。

 

佐々木とピーちゃん

ちょっとどういうノリで展開していきたいのかちょっと微妙にも感じたが、悠々自適とは程遠い日々に追われてなかなかに大変そうだった。流石に人生経験も社会経験もそれなりにあるだけあって佐々木が某ミツハ殿みたいなガバガバ商法になってなかったのは割と好印象だったけれども、真の力を隠しつつもあれやこれやで乗り切るのはなかなかに大変そうだなとは思う。日本も向こうの世界もいろいろきな臭い事が起る中でこの先どうなる事か、とりあえず隣人さんの明日が心配でならない。

 

葬送のフリーレン

アニメ放送前から話題になっていただけあってなかなかに気合が入っていたなと感じる。なんだか「魔法使い連中って根はクソガキな奴等ばっかなんじゃ…」と段々思わなくもなかったが、それだけ本当に人の事を知るのって難しいんだなって思う。ここまでの歴史は大いなる偉業や伝説なんかよりも日々の些細な事の積み重ねこそという感じであったが、そういうのを重視してるからこそ伝説なんてものは割とどうでもいいのかなっていう感じなのかもしれない。

 

アンデッドアンラック

終始尺とテンポの使い方に苦労していた印象が強かったが、そういう部分は気になりながらもそれなりに楽しめたのかなとは思うし、それぞれ逆境に抗い信念を貫いていく姿は十分描けたのではないのかなと思う。

 

ぽんのみち

日常ものとしての要素を前に出して話が展開されていったけれども、それにしても結構カオスで下衆な話も多かったなって印象である。ルールについてはまるでさっぱりだけども、喧しい日々の中での積み重ねと繋がりはそんな軟じゃものではないのかなって、終盤の雀卓の一件と合わせてそんな風に感じた。

 

結婚指輪物語

丸見えverと銘打ってAT-Xで放送しながら序盤はなかなか丸見えしない事にやきもきしながら見ていたが、それはそれとしてそんなエロ展開を交えながらも縁も無く何も知らない世界を護る事や、それぞれの姫君に対してどう接していくのか、それぞれの想いと覚悟に向き合い続けてきたのかなと感じる。ひとまず5人全員攻略して再戦に向けての修行編となっていくようであるが、再びどう想いと覚悟に向き合い、そしてどんなエロ展開をみせてくれる事になるだろうか。

 

最強タンクの迷宮攻略
 ~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~

正直決して良い作画とは言えず見せ場の場面でも動きが単調になったり、どうも展開やテンポが引っ掛かるように感じてしまったが、それでもパーティーメンバーを支えて支えられて繋がりを強くしていく展開はまぁ良かったんじゃないのかなって思う。あと最終話の王道展開は普通に好き。

 

真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd

1期ラストでクソメガネが死んで2期は一体どうなる事かと思っていたが、そんな事は杞憂だったようである。
様々な事を経て加護に頼らずそれぞれの道を進みつつある元勇者一行に対して、加護至上主義で創造新を妄信する新たな勇者との対比が描かれた2期であったが、殺す事でしか救えなかった1期のクソメガネのやらかしから、話が進むにつれて自分の中でクソ→ゴミクソ→ゴミカス→う〇こと評価を暴落させていった新勇者を肉体言語も交えつつ説得で抑えられたのは本当良かったと思うし、そうやって事を収められるまでに強くなって導けるようになったのかなって感じる。
パーティーを追われた事からはじまって様々な紆余曲折を経て終盤で真の仲間の意味を回収したのは、見てる方としてもここまで追ってきた甲斐があったと感じるし、これで少しはクソメガネも浮かばれるのかなって思う。

 

ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

結構大胆な事をやってたから自由気ままというのは確かに間違ってはないとは思う。それはそれとして登場人物が揃いも揃って想いや面倒を拗らせて悲観が過ぎる奴等が多かった印象であるが、そんな本来なら破滅願望を肥大化させるしかできなかったそれぞれの人生に出てきたある種のイレギュラーが、そんな拗らせたものを前向きな想いへと少しは変えられていけたのかなとは思う。それは世界にとっては小さな変化だとしても、そんな変化の積み重ねがこれまで越えられなかった先へと進む大きな一歩になっていくのかなと、そう感じる。

 

姫様“拷問”の時間です

拷問とは一体…。とはいえ人の欲を煽り立てたり燻らせるやり方というのは人によっては地味に苛烈だろうし、そういう意味では視聴者にとって深夜の飯テロなんて非道極まりないものなのかなと思わなくもない。
それはそれとして、人類側と魔族側が戦闘状態になってるのは本当一体何なのかと思うくらいに平穏が過ぎたが、直ぐに屈する以上にずっといろんな事を抑圧してきた姫の生き方もちょっとアレなのかなって気がしなくもないが、もしかしたら単に自由な生き方を教え込むという体で拷問やってるだけなのかも分からん、実際のところは知らんが。

 

愚かな天使は悪魔と踊る

愚かというか不器用が過ぎるというか、そんな本来相容れないふたりの主従だけでは収まらない深く太くなっていく関係が描かれていったが、結局肝心な事は直接言えないってのは本当愚かだなって気がしなくもない。それぞれ魂胆を抱えて接近した事からはじまったこんな関係ではあるが、何やら周りがきな臭そうな感じな中でどこまでこの想いは強くなっていくのか、もういくところ早くいってしまって貰いたい。

 

悪役令嬢レベル99
 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~

序盤の話が終わってパトリックが出てきたからいい感じに良い感じのノリと雰囲気と展開になってきた印象である。お前がヒロインでいいよって感じのパトリックはなかなかに想いが報われなかったけれどもその想いで強くなっていって、勿論それはユミエラと出逢いなんてしなければこんな事にはなってないし、同様にユミエラもパトリックと出逢ってなければどうなっていた事か。アリシアとその周りの関係もそうだけれども、いろんなものの積み重ねがユミエラへの評価や向ける目もユミエラ自身も変えていった訳で、勿論それが良くない方向へと進む可能性だってあった訳だから、本当そういうものって大事だなって感じる。

 

魔法少女にあこがれて

正直マゼンタはるか以外にまともな奴がほぼ誰もいない、特にベーゼうてなとアズール小夜の二大クソヤバ変態女は回を追う毎にクソヤバ度を増していって、自分としてはそれを笑っていいのかドン引きすればいいのかちょっと分かんない。最初は嫌々と幹部をやってたのに段々といろんなものに目覚めていったうてなはやはり成るべくして幹部になったんだろし、同様に良い意味で戦闘慣れしていて元から素質は高かったんだろうなって思う。小夜は本当どうしてこうなってしまったのか、終盤少しは挽回したかと思ったら結局いつも通り過ぎてダメだコイツは。
個人的には12話でうてながマッサージと称してアズールの穴をガン見してるところがいろいろとヤバかった、あこがれverで流してるAT-Xで見てたからそのヤバさも余計にヤバかった。同じ回の酷過ぎるミクロとマクロの戦いもアレだったけども。

 

治癒魔法の間違った使い方

大分滅茶苦茶な事をやっていた印象ではあるが、そんな過酷を極める日々の中で縁も無く何も知らない世界を護る事への想いや覚悟をいろんな事に触れる中で強くしていって、単純に負傷疾病を治すだけでには留まらないいろんなものを治癒していけたのかなって感じるし、そういう部分は黒騎士との決戦やその後のやりとりに出ていたのかなって思う。不平不満を溜め込んで訓練にも全然ついていけなかった初期の頃から比べたら、最終盤は団長には未だ遠く及ばないものの大分ついていけるようになって口答えするまでにいろいろイカレて強くなっていって、そういう成長は団長も少なからず治癒していったのかなって思う。
それににしても先輩が回を追う毎に変人キャラになっていったのは本当なんなのか、特にラスト2話なんかは新手の登場で一気に正ヒロインから転がり落ちていったし…。

 

マッシュル -MASHLE-
 神覚者候補選抜試験編

前期同様に相変わらずの筋肉無双だったけども、そんな中で新たな強者や黒幕との戦い、そして様々な事に触れていく中でより強くしていく積み重ねてきた繋がりとこんな理不尽な世界をぶっ壊すという想い。いろんな意味でブレない奴だったけども、ここから更に険しくなるであろう道をどう筋肉で乗り切っていく事になるのやら。
それににしても今更って感じだけどもまともなキャラが殆どいないのはどうなってんだ…。

 

俺だけレベルアップな件

最初の3話がハッキリ言って余りにも展開が微妙過ぎて、4話でギリギリ見るに堪えるレベルに持ち直していなかったら最後まで完走はできていなかった。でも戦闘の作画も澤野氏の楽曲も結構良かったものの、それに展開がついていかなかったなという印象はしてしまう。訓練を強制されてるというのもなんか苦痛に感じてしまい、それだったらまだ先述の治癒魔法とか、過去の作品なら自ら過酷な訓練をしてた聖者無双の方が見ていられる。とはいえ極端なまでに見ていられないアニメでは無いと感じたものの、結局なんか微妙という評から脱せなかったというのが自分の印象である。正直2期も見るかはいまの時点では分からんです…。

 

僕の心のヤバイやつ

所々作者の癖が隠しきれてないところがあったけれども、昨年放送の前編から続いて市川と山田が恋心的な意味でヤバくなっていって、本当どこまでも若く青くもどかしい中でいろいろと変わっていけたのかなって思う。そういう積み重ねがあったからこそ修学旅行編の展開とそのあとの良い最終回だった感はより強くなったと思うし、ずっと見守って来たいち視聴者としてもやっと報われたなって感じる。あと23話の市川と足立の漢漢対決も心理的にも状況的にも泥臭くて良かった。