🎊祝🎊
📷mono📷
アニメ化決定
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— TVアニメ『mono』公式 (@mono_weekend) 2024年3月21日
『mono』
🎊TVアニメ化決定🎊
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えっ!?アニメ化!!
📸https://t.co/Ilt6Ggs93V#mono #あfろ pic.twitter.com/A2xSffItPq
…まぁ今月号が表紙巻頭カラーで最新第4巻の発売も控え且つ重版の実績もある事から何かしらの動きがあるのではと思ってはいたが、まさかキャラット発売日の1週間前に情報を解禁してくるとは思わなんだ。恐らくは解禁翌日から開催したAnimeJapanに合わせてきたのだろうが、なんか誌面上以外での情報解禁はイベントとかを除くと大分レアケースなのかなって思う。何はともあれ更なる展開へと動き出したのは嬉しい事だし、どんな風に仕上げてくるのか期待したいところである。
て事で今回もいろいろ語っていきます。
⇩過去の感想記事⇩
- 今月号情報
- 連載作品感想
- mono 《あfろ》
- キルミーベイベー 《カヅホ》
- ばっどがーる [#42]《肉丸》
- はらぺこ少女と探偵と [#12]《りの》
- escape into the light [#14]《むぐら》
- ごきげんよう、一局いかが? [#19]《卯花つかさ》
- のけもののまち [#15]《はちべもつ》
- 押しかけ女房、コドモ付き! [#4]《とめきち》
- うさパン焼いて悪いかよ! [#23]《山本アヒル》
- たくあかっ! [#11]《深見真・藤真拓哉》
- Vドライブ! [#8]《猫にゃん》
- ひよ&びびっと! [#22]《ゆとりーぬ》
- このままモブじゃ終われない! [#6]《優しい内臓》
- おちこぼれフルーツタルト [#103]《浜弓場 双》
- ゲスト作品感想
- 次号予告
- 新刊情報
- 終わりに
今月号情報
発売:2024年3月28日
第20巻第5号 通巻223号
定価:470円(税込)
◎表紙・巻頭カラー
あfろ「mono」
カヅホ「キルミーベイベー」
肉丸「ばっどがーる」
りの「はらぺこ少女と探偵と」
◎センターカラー
むぐら「escape into the light」
卯花つかさ「ごきげんよう、一局いかが?」
はちべもつ「のけもののまち」
◎センターカラー
とめきち「押しかけ女房、コドモ付き!」
山本アヒル「うさパン焼いて悪いかよ!」※次号休載
ずんずんPJ・卯匡「ずんだもんTV!」
MOJI「あのこのにっき」
◎センターカラー
豪烈・弥太郎「輝!!聖キラーラ女学院」
深見真・藤真拓哉「たくあかっ!」
猫にゃん「Vドライブ!」※次号休載
◎センターカラー
なず「アンドロイドのレシピ」
ゆとりーぬ「ひよ&びびっと!」
優しい内臓「このままモブじゃ終われない!」
ぴらそん「はるか咲きそふ、刻どきの」
わたなべみづ「フォロースルー」
藤森咲「不器用のたぎりさん」
浜弓場 双「おちこぼれフルーツタルト」
◎休載
Quro「恋する
蒼樹うめ「ひだまりスケッチ」
桜Qり「ポンポコタヌキとへっぽこ王子」
伊藤いづも「まちカドまぞく」
連載作品感想
mono
《あfろ》
引き続きパン屋巡りと食レポ動画を撮影する一行。前回同様に、そして前回よりも目に見えてきつくなりながらパンを食べまくる事となったが、それでもなんとか全部撮り終えてひとまずは気が楽になりそうだろうか。まぁ頑張って食べた分どれだけ身体の方に数値として表れるのか気が気では無さそうだけども。そんな強行日程で巡って食べた分が報われるのかどうか、次回動画編集編も相当に過酷を極めそうな予感であるが、本当にどうなる事になるだろうか。とりあえず今回は桜子が身体を張らずに済んでなんか安心した[*1]。
第4巻は4/25発売!
いよいよアニメ3期が放送開始の
ゆるキャン△16巻は発売中!
キルミーベイベー
《カヅホ》
学校の七不思議を調べに校内を回るやすなといつもの如く付き合わされるソーニャだったが、流布する噂を調べようとする方もその噂の元となった方も、なんかどっちもイカレ過ぎてるなって感じがする。まぁやすなはイカレていたりあぎりという訳の分からない存在がいたり幾度となく刺客の襲撃を受けたりしているうえに、更にそこに訳の分からないバケモノがこんなにも跋扈しているとか一体どんな特異点の上に建ってるんだこの学校は。てかそんなものがいるのに噂レベルで留まってるのがなんか不思議でならない。今更だけどもホントもうどいつもこいつもどこもそこも、キルミー世界にまともなんて人も場所も存在し無さそうである。
ばっどがーる [#42]
《肉丸》
亜鳥に呼び出されて休日水族館デートに付き合わされる事になった涼。このふたりの関係はなんかよく分かんねぇなって感じではあるが、ここまで亜鳥が涼に構うのが全然涼が自分の事を好いてくれないからで、そんな想いを向けられるのを心地よく感じてしまうというのは[*2]なかなかに亜鳥は歪んでるなって思う。涼としては進学先的な意味で優の人生を歪めた女だからこれまでもこれからも亜鳥を好くなんて事は無さそうだけども、涼自身も口ではそう言いながらこんな関係にどこか心地よさを感じるんじゃないのかなって気がするし、やっぱり結局このふたりの関係はよく分からないままである。
それはそれとしてデート帰りのふたりを目撃した優はその後一体どうなった事か…。
はらぺこ少女と探偵と [#12]
《りの》
遂に再びシトリンと相まみえる律歌達、とても華麗とは程遠そうな醜い探偵と怪盗の争いとなったが、それでも絵画奪取を阻止したのは律歌にとっては大きな成果となったに違いない。まぁそれ以上に律歌が被害の方を多く出してるとかそれじゃダメでしょ晴野クオリティ、ここは改めて館長からしっかりと絞られた方が身の為になりそうであるが、そんな事で折れる律歌ではないであろう。
今回は9話[*3]で響が律歌にトラウマを植え付けた畜生メカがシトリン捕縛で活躍したり、音都がマッドネス探偵から着想を得た手段で絵画を死守したり、そして律歌も犯行声明の真意に気付いたりと、3人で繋いで阻止したシトリンの犯行だが、同時に3人が生んだ被害はどう責任を取るのだろうか。
第1巻は4/25発売!
escape into the light [#14]
《むぐら》
前回あかねに引き抜きの話を持ち掛けられてから妙に気まずい感じのつむぎとみき。気まずさに耐えられなかったのかつむぎが買い出しに行って不在の間にその事をふねみに相談するみきであったが、普段のふねみはなんか駄目そうな感じなのにこういうとことで〆てくる辺り、慣れない事をして負担は大きかったようだがしっかり大人してたなと感じる。
目標や辿り着くところが同じだとしても復縁して最短で人気を出そうとするか、それともこのまま面倒そうなマネージャーとの関係を続けるのか、みきでなくてもなかなかに悩ましい選択であるが、ここまで悩むって事はあかねもつむぎもどっちも捨て難くどっちも積み重ねてきたものは軽くは無いって事であろし、捨てられながらも復縁を迫るあかねの覚悟も恐らくは軽くはないのであろう。だからこそどっちの女を選ぶのか、みきにとってこの取捨選択の重みは大きいものだが、とことんしつこいくらいに考え抜いて、そのうえで信じる道を進んで欲しいものである。
第1巻は発売中!
ごきげんよう、一局いかが? [#19]
《卯花つかさ》
文化祭が終わって再び麻雀に打ち込む冴であったがとんでもない泥沼に嵌りランク維持も厳しい状況に。いつもの面々で集まり冴に勝ちをと周りが燃えて意気込む冴であったが、誰かに頼り切るのか自力で進退を決めるのかどっちに振り切るか半端だったという気がしなくもないが、結局今回の冴は終始とんだ目に遭い続ける事となった。こればっかりは気を確かにして腕をあげていく他無さそうであるが、このメンタルだと泥沼脱出はなかなかに大変なのではって気がする。
一方文化祭での演劇から冴の人気もあがってきている今回だったが、そんな状況に千星の心境はなんだか複雑そうである。そんな冴の人気と千星の悶々もあとどれくらい続く事となるのか、なかなかこれまで通りという風にはどれもいかなさそうである。
のけもののまち [#15]
《はちべもつ》
12話[*4]でルフナが思い付いた執事喫茶イベントを行う一同であったが、執事喫茶なのにひとりメイドをさせられるジッペイの想いはとても複雑で恥ずかしいものであった。とはいえショタにメイドというのは大体似合ってしまうものだから[*5]、そこは仕方ないのかもしれないけれども。
そんなジッペイが理想とするネルみたいなカッコいい人への道はまだ遠そうではあるが、それでも訪れた客ひとりを満足させる事ができて、少しは理想に近付けたのかなって気はする。そうやって理想に向けて意気込んでるというのに一体ルフナはどこまでジッペイを酷使すれば懲りるのだろうか。そんな他人の想いを図り知るのは難しいって事なのかもしれないが。
押しかけ女房、コドモ付き! [#4]
《とめきち》
華子に任せてばっかで家で何もしてないのはマズいという自覚があるだけまだミライはまとも、というところだろうか。とはいえ未来から来たとか言って押しかけて来る非常識さはあるものの、子守りや家事をしっかりとやっている辺りはちゃんとノゾミの母親をやっていると感じるし、後述の経緯があるとしても生半可な気持ちで母親をやろうってした訳では無さそうである。
ミライにとってこっちの時代の事はいろいろと新鮮なんだろうけれども、いくらそれで興奮気味になっているからといって先に起こる出来事を口走るのは良くないじゃないかなって思う。華子が言うように知らない事が良い方はあるし[*6]、もしそれでバタフライ効果が起きでもしたら一体どうなる事になるのか。
そしてミライから語られる華子の口が塞がらなくなった事実。わざわざ既成事実をつくって逃れようとするくらいにミライは許嫁の事を好いてはいないようだが[*7]、次回以降更に華子の周りは喧しくなっていきそうである。てか問題の火の粉を華子に降りかけようとするんじゃないよミライ…。
うさパン焼いて悪いかよ! [#23]
《山本アヒル》
迎えた文化祭当日、すっかりクラスに打ち解けたハチであるがそれはそれでなんだか大変そうだなって気がするし、関係が広がった分パン部や自分には構ってくれないのかとクマの悶々も増大していく。本来の趣旨とはズレているもハチへと想いを伝えようとするクマであるが、そこはいろんなイベントが起こる文化祭、そう簡単に事は進まなさそうである。
次回、最終回!
…という事で果たしてクマが漢を魅せるのが先になるのか、それともクマの脳が破壊されるのが先になるのか、それ以前にどこの馬の骨とも知らねぇ男から想いを伝えられてハチはそれにどう返すのか。波乱の文化祭編で果たしてふたりの想いはどう着地する事になるだろうか。
たくあかっ! [#11]
《深見真・藤真拓哉》
問題の胡散臭い詐欺組織についている税理士に会うべく直接乗り込む燎子達一同。胡散臭いとはいえ体裁は取り繕っている相手であったが、微かに感じた違和感からとんだ不法行為を暴いて無事に事態は終息、今回ばかりは恵利母も懲りたようでとりあえずは一段落というところだろうか。
にしても恵利が紗音に対して重い女と化したのはどうしたものか。確かに前回親の事でいろいろ語った仲ではあるが、恵利に母性が芽生えでもしたのだろうか。まぁ普段の言動からして紗音に痴女だと思われても仕方は無いのだが。
あと詐欺団体の事をちょっと探るだけだったのにカチコミみたいな事をする辺り燎子って意外と大胆なところがあるなって感じる、まぁ同業者として税理士を自称するする不届き物を看過できなかったのだろうがそれにしてもである。
Vドライブ! [#8]
《猫にゃん》
オリジナル曲の製作に向けて動き出す中作曲家の紹介を受けたものの、紹介をしたのがドクター側だから当然まともな人な訳が無かった。勿論Vルスだからというのもあるけれども、それ以上にとんだド変態というとんでもねぇ奴であった。
そんな奴の能力で幾度となくきらりを攻略しようとアタックを繰り返していたが、知らぬうちにきらりへの想いが大きくなり寝取られる事に危機感を抱いて血迷ったニノによって図らずも正体を看破されて、最期は3人の一斉攻撃を受けて散ったのであった。そんな散り際にきらり達に新曲を託したが[*8]、逆にきらり達に攻略されて心が動きでもしたのであろうか。
今回はニノのきらりへの想いの変化を感じる回であったが、ニノの昔の話に対抗して急に身の上話をはじめるくらいには[*9]、きらりのニノへの想いも大きくなりつつはあるのかなって感じる。まぁどっちも「コイツなんか気に入らねぇ」って内心思っている事には変わりないだろうが、それでも段々といい感じのビジネスパートナーになってきているのではないのかなって感じる。
今回のサブタイ『ふりだしにもどらない』は過去の経験を実質無かった事にするVルスの能力を止める事もあるし、きらりに思い出を上書きされてちょっとは過去から前へと進めたニノの事を表していると、そういう風に思う。あときらりが承認欲求モンスターと化した経緯ってなんか割と重いなって感じる。
第1巻は5/27発売!
ひよ&びびっと! [#22]
《ゆとりーぬ》
なんかいつも以上に咲の変人度が高かったように感じるが、本当一体どうしたんだろうか…。そんな今回は彩から動画撮影を手伝って欲しいと頼まれるひよであったが、本当なかなかにファンの心理というのは難しいものであると感じるし、よく奇行はするもののひよなりにファンと推しとの境界はしっかり線引きしたいのかなって感じる。それでもひよが面倒な変人な事には変わりないとは思うけれども。そんな訳で撮影に出た一同であったが、全然ひよに存在を認識されてなかったプリンは泣いていい。
このままモブじゃ終われない! [#6]
《優しい内臓》
売れない漫画家そよかぜがぶちまける憎悪を肴にして酒を呑むコモナって大分畜生であるが、そよかぜが他人への憎悪を燃料にするタイプだから一応利害は一致してるのかなって思わなくもない。そんなそよかぜを精神的にフルボッコにしようと思っていたコモナであったが、そよかぜが以前描いていた漫画がピコが大ファンの作品という事実はコモナにとっては寝取られも同然、先月号の卒アル乳首スタンプから立て続けにコモナの精神は大打撃を喰らう事に。そしてそよかぜにピコへの想いを知られ弱みを握って、なんか段々とパワーバランスか形づくられてるのかなって感じる。前回今回と余りいいところのないコモナだが、この先巻き返していけるのだろうか。あとこの場に貴理虎がいなくてなんか良かった…。
おちこぼれフルーツタルト [#103]
《浜弓場 双》
イノとはゆの高校の文化祭の招待券20枚を配布しきろうとするロコとニナであったが、交友関係が全然無いうえに変質者のふたりがそんな事を出来る訳などが無かった。とりあえず形からとギャルになってみても根の変態さが変わってなければ全然意味が無いし、本当10年近く連載を続けていて何をやってるのだかこの変態共は。そしてこの先新たな変態が出てきてしまうのか否か、正直言うとこれ以上変態が増えるのはもう勘弁して欲しい…。
ゲスト作品感想
あのこのにっき
《MOJI》
ひなせに影響されもあも日記をつけ始めたものの、なかなか毎日継続するというのはやはり難しいようである。そんな書く事のネタを見つけようと週末デートに出るふたりであったが、それでももあの好きなものというのはブレないなって感じる。店先で出くわした愛子と沙英との4人での交換日記が始まるかどうかは現状微妙そうではあるが、ひなせから始まって繋がったこの輪はこの先どんな事を紡いでいく事になるだろうか。
輝!!聖キラーラ女学院
《豪烈・弥太郎》
優雅で高貴な令嬢に憧れ特待生として令嬢校キラ女に入学したかめめを待ち受けていたのは、キラ女が悪役令嬢が蔓延る治安最悪のヤンキー校という現実だった。勿論庶民の出であるかめめが周りと馴染めるなんて事は無かったが、そんな彼女に手を差し伸べたのは、憧れていた令嬢の姿そのものだった皇運命。西の名門で頂点に立ちキラ女でも頂点に立とうとするまさに正義のような令嬢の運命に一体どんな令嬢が立ちはだかる事となるのか。
クセ強めでちょっとカオス気味だったきらら初登場作の『魔法少女はやめさせない!』、クセの強さを継承しつつも治安が悪めだった前作『天死探偵モグモグ』と続き、今作は更にクセとカオスさと最悪な治安を極めた一作となった印象である。弥太郎先生の事は以前からSNS上でたまに投稿を見かけていたが、商業掲載でここまで好き放題しているのはなかなかに度胸があるなと感じるが、こうも作品を重ねる毎に段々ときららのパブリックイメージ[*10]から離れていくのはまたどうしたものなのか。今回もいろいろと楽しませてくれそうな予感であるが、果たして令嬢共の学園バトルは一体どんな展開をみせてくれるだろうか。
アンドロイドのレシピ
《なず》
明らかに怪しいレベルの超大幅値引きで売られていたアンドロイドをつい注文した結菜と渚、本当に届いてレシピと結菜が名付けたこのアンドロイドとの生活はどんな事になっていくのか。
元値に違わぬ高性能である事は確かなようだが、唐突にアイドリングストップしたりちょいちょい機械的な言動を見せたりするところ以外はほぼ人間と遜色が無いっていうのは人によってはなかなかに複雑な想いにされそうだし、こんなシンギュラリティに到達しているようなものをこんな超大幅値引きで売ってしまって本当に良かったのか。とはいえ今後レシピがどんな性格や人格になっていくかは結菜と渚次第だろうから、そんなある種の子育てがどうなっていくのかも見ていきたいところである。
はるか咲きそふ、刻どきの
《ぴらそん》
人間味のある生活を求めて尾道に来たのにオートマトンとの生活を強いられる事になった悠季。環境を変えたからといって悠季自身が直ぐに変わるという訳では無いが、そんな彼女を少し前向きにさせたオートマトン、さくらが投げかけた言葉はAIが導き出した解なのか、それともさくら自身の心から出たものなのか。こんなにも詩的で感情的な事を言えるさくらに心というものは存在するのか、だとしたら人と機械に境目や違いは存在するのだろうか…。
人間と機械の線引きや心とは何なのかというテーマは昨年放送したアニメ『AIの遺電子』でも取り上げていたが、「それぞれが心があると勝手に思い込んでるだけ、人も機械もそんなものは無いのかも」というのが当時感想記事で書いた自分の考えである。だから悠季がさくらに心があると思っているならそうであるしその逆も然り、という事である。若干先述した『アンドロイドのレシピ』と似通うところはあるが、こうも機械が人間らしく振る舞うのあればその線引きとは何なのか、悠季が窮屈で無機質な東京から離れた意味はあるのか、本当なんだか分からなくなってくる。そんな人間味を求める悠季と人間臭いさくらの生活はそれぞれをどう変わっていくのか、これからの日々をもう少し見守っていきたいと思うところである。
フォロースルー
《わたなべみづ》
結局こんな周りくどいような事をしないと想いも伝えられないっていうのはなんか不器用だなって感じだが、それでも確かに想いは伝わったし無事に作品も完成してそこは良かったなと思うところである。1話のときは酷い言われようだった動きも生き生きとしていて、こんな形だけれども抱える想いを出せたヒメが今度はどう周りの心を動かしていくだろうか。
不器用のたぎりさん
《藤森咲》
みちるとワンナイト(意味深)を過ごしたなんて事は無かったたぎりであったが、まぁ今回も一人相撲が余りにも過ぎるなって感じる。まぁ今回はたぎり姉がやらかした責任も大きくはあるが、それでもたぎりの一人相撲が起こした罪も大きいのではないかなって思う。姉の言う通り恋はここまにもたぎりをバカにしてしまうものであるが、その想いが報われる事はいまのままでは限りなく難しそうである。
次号予告
初表紙&巻頭カラーは、コミックス第1巻が4月25日発売のりの「はらぺこ少女と探偵と」! センターカラーには、カヅホ「キルミーベイベー」、優しい内臓「このままモブじゃ終われない!」、原作:ずんずんPJ 漫画:卯匡「ずんだもんTV!」の人気連載陣に加え、ゲスト好評につき新連載の海星なび「魔法少女は羞恥心で強くなる」が登場! 次号もまんがタイムきららキャラットをよろしくお願いします!!
引用:まんがタイムきららWeb
次号は第1巻の発売を控える『はらぺこ少女と探偵と』が表紙と巻頭カラーで初登場となる。『キルミーベイベー』は23年12月号以来のセンターカラー、2月号~4月号でゲスト連載をした『魔法少女は羞恥心で強くなる』から連載開始となる。
6月号は4/26発売!
新刊情報
発売中
終わりに
キャラットに対する不安説は自分も何度も感想記事の中で書いてきたが、ひとまずは『mono』のアニメ化が決まって雑誌の存続という点ではその不安を少しは払拭できたのではと思う。とはいえなかなか中堅作品から先に進む作品が出てこず既存作品の掲載もやや安定に欠ける状況だから、そういう印象をより払拭していくのはなかなか難しそうだなと感じる。ともかくはこれまで通り今後の動向に注視していきたい。
て事で今回はここまで、次も期待しないでください。
※脚注