渓埜胡保の戯言

語彙力のない主観と偏見に満ちた自己満足なブログなので期待しないでください…

【感想】まんがタイムきららキャラット 2023年5月号

 

過去3度表紙を取っていてそろそろ今度こそという期待感はあったものの、コンテンツとしての『紡ぐ乙女と大正の月』の更なる展開は4巻が発売される頃までに持ち越しとなりそうだろうか。
先にアニメ化が決まった無印連載の「星屑テレパス」に於いて1度目と2度目の表紙は海果とユウ、3度目はこのふたりに加え遥乃、4度目で遥乃と瞬という流れで5度目の表紙で4人揃ってアニメ化報が来たから、この先例通りにつむつきもいくのであれば、次に表紙を取った時の期待はより高くなるのではないだろうか。つむつきの場合1度目と2度目で紡と唯月、3度目が紡と旭、今回4度目が初野と雪佳と来ているが果たして…。まぁここまで語っておいて言うのもなんだけど、あくまでいち読者の勝手な妄想と期待なのであまり参考にしないで欲しい。

それはそれとして本編のつむつきの方が大きく事が動きそうな件も含め今回もいろいろ身勝手に語ります。

 

過去の感想記事↓↓↓↓↓

w811b8y198stx8.hatenablog.com

 

 

 

今月号情報

2023年3月28日発売
価格:420円(税込)

◎表紙・巻頭カラー

ちうね「紡ぐ乙女と大正の月」

肉丸「ばっどがーる」
Quro「恋する小惑星ステロイド※次号休載
浜弓場 双「おちこぼれフルーツタルト」

◎センターカラー

椎野せら異世界アイドル、推参です!」

こだまり「メールブルーの旅人エトランゼ
カヅホキルミーベイベー
こめつぶ「ササエルの中には誰もいない」

◎センターカラー

ねこざとう「ユメガタリの魔女」

はちべもつ「のけもののまち」
険持ちよRPG不動産」

◎センターカラー

結城紅・鳴海翠「学園マスケラータ」

幌田「またぞろ。」
りの「はらぺこ少女と探偵と」
山本アヒル「うさパン焼いて悪いかよ!」
ゆとりーぬ「ひよ&びびっと!」
りんかりんね「コンビ名、考え中。」
伊奈利「ゆびとつち」
滝本翠「ワンダーメイツユートピア
たそがれ「推しが炎上するのでアイドルはじめます!」
結城おと「まほらの幽霊部員」

◎休載

卯花つかさごきげんよう、一局いかが?」
あfろ「mono」
蒼樹うめひだまりスケッチ
桜Qり「ポンポコタヌキとへっぽこ王子」
伊藤いづも「まちカドまぞく」※当面の間

ここ最近「恋する小惑星」が休載がちになっている傾向にあるのは気になるが、私生活で育児をしている影響は少なからずあるのだろうか。そこはどうか家庭の事を優先して貰いたいと思うところではある。

 

連載作品感想

紡ぐ乙女と大正の月
《ちうね》

まず本題に入る前に今回の引きは今後の更なる展開に、4巻以降も話が続くのは確定路線とみてもいいのだろうか。本編の前回が大正11年の4月末、”あの日”まではあと1年と4ヶ月程だが、この先急に展開を巻くという事が無ければ連載継続や更なる展開に期待が高まるが、果たしてどうなるだろうか…。

という事でここから本題。プライベートではすっかり紡にベッタリになった唯月や恋敵という意味では[*1]対等に見てくれるのかんと感じる旭にすっかりデレ期に入った雪佳と、紡が飛んできてから1年いろんな事が起きたり変化があったなと感じる中にやってきた盗撮助平ジジイ少女雑誌の編集長、大分編集長の趣味や癖が暴走する中で撮られていく紡達の日々[*2]
そんなこんなで後日現像された写真の中に入っていた紡が見覚えのある1枚、それが写っていた現代から持ち込んだ写真の変化。元々の写真の通りに今回の撮影で同じものが撮られたという事は、1年と4ヶ月後の”あの日”も史実通りに起きると可能性が極めて高い。あの写真が確実に起こる今後の出来事を示していくものなら、紡が成す事は”あの日”の災禍からの全員生還というところか。紡が飛んできたのも唯月が紡への想いをより強くしたのも”それ”が起きたのが切っ掛けだから、やはり起こる”あの日”に向けてどう動くかが鍵になるだろうか[*3]

そんな中盤までとラストの温度差が激しかった今回だが、この時代での日々を紡が守れるかどうか、そして今後のコンテンツの更なる展開に向けて、いろいろと目が離せない事になりそうである。

 

ばっどがーる
《肉丸》

母と意気投合して優の自宅に上がり込んでいた亜鳥、急に発生した先輩とふたりきりイベントに対して自室の亜鳥グッズを本人に見られまいと右往左往する優。そんな亜鳥グッズの放置場所にされてしまった涼にとって今回の優はとんだワルだったなと思うし、そういう意味では珍しくタイトル通りの事をやってのけたのかなと思う。本当涼にとってはとんだ巻き込まれ事故だしとんだとばっちりである。
ところで亜鳥に浅い関係では無いと言われ「芦ノ湖くらいに深い仲」と返した優に対して、芦ノ湖の深水と国内での順位を知っていた優母[*4]って結構博識なのでは?と感じた。まぁ普段のアホな言動ですっかり忘れてるけれども優自身もデキる娘だから遺伝なのかもしれないが、そういう出来の良さは。

番外編はこちらから↓↓↓↓↓

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恋する小惑星ステロイド
《Quro》

選択美術の課題をどう表現するかで悩む千景、深くどこか歪んだ鉱石への愛に振り回されながらも手頃なもので千景の好きは表現できただし、教科担任にもしっかり鉱石への愛は伝わったと思う。それに地層という点では1年目の文化祭で展示したボーリングコアからの繋がりも感じた。なんか『ひだまりスケッチ』の感じを出しながらも功績に対する知見が更に深まる回であった。

 

おちこぼれフルーツタルト
《浜弓場 双》

学校の女子生徒をナンパPV撮影のエキストラとしてどう声をかけるか、という事で開講した桜塾だったがもう今回もどこからツッコんでいけばいい事か…。ここぞと思い出したように泌尿器ネタを入れてくる時点でイノは普通じゃないし、自分の事を普通だと思ってる豆腐メンタルな異常者の集まりにエキストラを募るなんて到底無理な話だったんだ。結局モノをいったのはコミュニケーションスキルではなくコネの力だったから、本当丸々1話全くの無駄に終わったなという感じだった。

ところでフツウの女の子代表としてイノが言いかけた”なr…”だけども[*5][*6]、アニメ化範囲はともかく彼女も原作後半からは普通じゃなくなっていくのは内緒である。

 

異世界アイドル、推参です!
《椎野せら》

KENZENアイドルであるフルーツタルトのすぐ後の掲載順って、異界からの来訪者リジェルからしたらとんだ嫌がらせでしかない気がする…。
それはそれとしてリジェルよりは人気のあるユニット「カトレア」とのツーマンライブを控え対談を行った今回、本人は一切悪気は無いし単に素直なだけだけどもとことんリアが失礼過ぎて、場が良くない空気になっただけで済んだだけで本当良かったが。そんな相手側もこっちの人間では無かった訳だが、新参登場でどう動く事となるだろうか。

第1巻は発売中!

 

メールブルーの旅人エトランゼ
《こだまり》

単なる傍観者でしかないという面が以前の話で強調されたハカセであるが、今回その傍観すらも許されなかったとはあんまり過ぎると思う。まぁ人によってはとても敏感になる着替えという行為だが、何を着たのかすらも分からないってのはやっぱりあんまり過ぎる。
という事で今回は服飾の世界で出会ったベルのコーデバトル優勝に向けて付き合うことに。「未来のバカンス」というお題に対して「人と友達になれるような服」というクマノミの注文をどうにか両立させてのあと1点差という結果は大分健闘したのではないかと思う。なんかTPOや自分をどう見せたいかに応じてどうコーディネートするかという意味では、前々回で訪れたエンジンの世界とは異なるアプローチなのかなって思う。向こうが場に応じて人格を切り替えるならこっちは服で視覚的に魅せるという感じだろうか。そんなクマノミの注文に応えられたから、きっとベルの悲願もそう遠くないうちに成就すると願いたいところである。

 

キルミーベイベー
《カヅホ》

先月号の記事でも書いたが、やはりここ最近ソーニャの扱いが雑になってる気がする。今回は猫派からの理不尽な妨害を受けたり、よく分からないバケモノに催眠されて何も疑問に感じず犬と思ってそれを飼って(飼わされて)いたが、そんな目に遭っただけで今回もいいところは特になかった。そのバケモノをやすなだけが正しく認識できていたという点で[*7]、やすなは異常なりにまともだったのかそれとも異常過ぎて催眠にかからなかったのか…。どっちにしてもやすなが異常というのは変わりなさそうだが、まぁ今回一番異常だったのはそのバケモノを捕食したあぎりの飼い犬であろう。
ところで今回犬警察(猫派)がバケモノの餌食となったが、モブの場合はあそこから蘇生できるのだろうか。ギャグ漫画なのをいい事に一時期死にオチが多発したキルミーベイベーだが、メイン3人以外のモブもその恩恵は受けられるのかどうか、何となく気になる…。

 

のけもののまち
《はちべもつ》

茶店の集客強化に向けて既存メニューの選別と新メニューの考案を行った今回。それぞれがそれぞれ良く言えば個性的、悪く言えば食えたものでも他人様にお出しできないものばかりだったが、結果としては原点回帰に至ったというところだろうか。これでいろんなヒトとの時間の共有というコンセプトを考えた実家に帰った考案者もきっと報われるに違いない、というかそのコンセプトから離れていったルフナの手腕や選別眼は決して良いとは言えないのだろうなとも思う。にしても前回いろいろ振り回したとはいえ、るい考案のクソマズ青汁を飲まされたサトはとんだ災難に遭ってしまったと思う[*8]

 

RPG不動産
険持ちよ

先月号の記事でいろいろと考察をしてみたが、そもそもこの世界に生れ落ちて存在している事自体がサトナの罪だったという事実、そして荒廃して枯れた命には命を贄にするしか復活させられないという、どう足掻いても詰み一直線とういかそもそも他に選択肢も手段も無いという状況であった。そんな事をサトナ本人に言える訳が無く結果的にラスティーレが騙し続ける事になった事が先の大戦や現代でのアレコレへと繋がっていったのであろう。だとすれば過去改変ができても問題を先延ばしにできるくらいで根本的な解決は限りなく難しそうだが、一体どんな策に出る事となるだろうか。

 

またぞろ。
《幌田》

余り考え無しに人を集めたり特に催し物を企画してなかったりと粗は目立つけれども、それでもクリスマス会に人を集められただけでも殊にしては頑張った方だと思う[*9]、会の幹事としては直す部分は多いけれども。あと周りからの殊の印象が”何もまともに出来ないダメな子”なのは流石に酷過ぎる。まぁ2巻夏休みの堤麻里矢襲来編のときに冷蔵庫の前でフリーズしてた印象が強く残っているのだろうが、それにしても楓ももっと言いようがあったのでは無いだろうか。
そんなこんなで結局殊自身は特に何もしなかったけれども、でも殊だからここまで大所帯の会になったのかも知れない、何せ堤麻里矢と六角巴の人生を狂わせた魔性の女だし人を引き寄せる何かはあるんだろうなとは思う、殊自身が全く自覚してないだけで。
ところで楓はこの期に及んでもという感じで未だ留年するかもしれない危機感に乏しいが、殊が本気で心配するくらいに楓もヤバいからこの先無事進級できるか、そして留年ズ3人も進級できるか気になるところではある[*10]。商業的な面でも今月号の掲載順が微妙な位置なので、1年目が終わって2年目に突入できるかどうか…。一応次号はセンターカラーだがそれ以上に掲載順がどうなっているかが今後の行く末を占いそうだろうか。
それはそれとしてまずは全員進級できるかどうかが最大の問題ではあるが、これで全員揃いも揃って留年して完結するならそれはそれで面白そうではある、そんな事にはなって欲しくないところではあるが。

 

うさパン焼いて悪いかよ!
《山本アヒル

前回クマが強引に言質を取らされたところを立ち聞きしてからすっかり御乱心なハチ、やはりバイトもまともにできる状態ではなく挙句ハチの中でクマが物凄く美化されて[*11]更に悶絶が加速していく。いろいろ限界になって退職にまで追い込まれたハチだがどうにかクマのイメージをオッサン高校生にリセットする事はできるのだろうか。

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ひよ&びびっと!
《ゆとりーぬ》

急病のマネージャーに代わって彩の動画撮影を手伝う事になったひよ、次の動画のネタバレや彩の自宅にいる事の緊張などはじまる前から限界そうなひよだったが、彩との混浴でとうとう限界を超えてしまい新たな”その手”のきららヒロインとなってしまった…。まぁ今回のは拒否の意思を示していたひよを強引に風呂に入れた彩にも責任はあるだろうが、まさかこんな大惨事になるとは思いもしなかったであろう。彩はそこまで気を悪くはしないだろうが、こんな大惨事を起こしてしまったひよはこのあとどんな精神状態になった事だろうか…。

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ゲスト作品感想

ユメガタリの魔女
《ねこざとう》

1年ぶりの登場となるねこざとう先生の新作。夢を無くし普通になろうとする魔女と夢に溢れるへんな普通の子、ふたりの力と夢は世界をどう変えていく事になっていくのか…。
恥ずかしながら自分は先生の作品は前回のゲスト作品『トイブーケなら飴で叶えて』しか読んだ事が無いが、夢と現実や子供と大人の狭間で揺れ動くこの歳ならでわの敏感な心情に迫る展開なのかなと感じた。前作のもっと漠然と人々や街全体の夢という雰囲気に対して、今作はもっと個々にスポットを当ててより現実的に夢とは何かを描いていくのではないだろうか、と個人的には期待している。
夢があってもそれを実行できる手段がなかった結虹にとって、その手段を持つ小白羽との出逢いは夢そのものであり救世主でもあったのかなって感じる。そんなふたりは絵本のような魔女になれるのか、どうこの夢を伸ばし世界を変えていくか、次回以降の展開にも期待したい。

 

学園マスケラータ
《結城紅・鳴海翠》

一切の素性を偽る事すらできる学園の黒い噂を探るべく潜入した公安警官と、そこの生徒と結んだ協力関係。互いが互いにどこまで信じているのか、そもそもどこまでが本当の自分でどこから偽っている自分なのか、謎も嘘も多そうなこの学園の真相とふたりの関係はどう進む事となるか。
とりあえず相手が同意してないのにスカート捲るのは配慮に欠けていると思うが、そんな如何にも嘘が無さそうな立ち振る舞いだが、アレが本当の彼女なのか、互いに本当の自分のみせ合える事はできるのかにも注目したい。

 

はらぺこ少女と探偵と
《りの》

そんなふたりと高飛車ストーカー同業者と大した事のない依頼をこなしていたら偶然突き止めた巨悪の拠点。まさかの一大事に遭遇して憧れている創作の中の探偵のような事はできなかったが、ここから彼女達だからこその行動を起こしていけるだろうか。
ところで猫の捜索くらいしか依頼が回ってこないこんな最底辺クラスの探偵には捜査機関も大分なめたような態度の接し方だったが[*12]、やはり昇格していけば露骨に接し方も変わっていくものなのだろうか。

 

コンビ名、考え中。
《りんかりんね

結局のところ異なる想いで互いが互いを想い合うこの関係だが、他人から相方そして更に先の繋がりへとこの先なっていけるのだろうか。今回はどうにか披露宴の荒れた場を収められたみたいだが、よくサイテー男に鉄拳制裁してる状況から場を立て直せたなとは思う。そういうアドリブができるならもっと売れてもいいのではと思うが、そういうのと賞レースで求められているものや必要スキルは違うって事なんだろか。

 

ゆびとつち
《伊奈利》

部員が感じる陶芸の難しさと及部が感じる教える事の難しさ、及部もだし恐らく部員も本当につくりたいものや知りたいものを自覚していないが、そうやってできないなりにアレコレ模索していくものなのかなって、陶芸に限らず人生もそういうものだと思う。そんな模索を経てそれぞれがどんなものをつくり出すのか気になるところではあるが、どうだろうか…。

 

ワンダーメイツユートピア
《滝本翠》

前回の一件もあって余程の事態にならない限りは当面の間は日常と平穏は維持できそうだろうか。そんな今回はあゆみとアルがサプライズを計画してる一方でユウキの一人相撲という感じであったが、決して相容れぬ立場のふたりが共同作業をしたという事にこの日常への安堵を感じたというろころだろうかユウキは。そんな日常がこの先も平穏のままであって欲しいところである。

 

推しが炎上するのでアイドルはじめます!
《たそがれ》

男バレに対する炎上した時の覚悟も重要だが、そんな事は些細な問題でそれ以上に自分だけでなく他人の夢も背負う覚悟、現を抜かす様な夢や目標ではなくそういう覚悟や意思を持っているか、そんな葵の覚悟と意志の回であった。
それにしてもスキャンダルを起こして炎上した人の方がなんだかんだで売れたり人気が出るというのは現実でもたまにある話ではあるが、活動が存続できるならともかく休止になってこんな事になったら真っ当に活動してきた人にとっては堪ったもんじゃない。そういうファン心理や運営側の戦略は自分にはよく分からないが、なんか歪んでるなとは思う。
そんな星咲の夢も背負うと宣言した葵だったが、そういえば肝心の星咲にはまだ本当の事を言ってないが大丈夫なのだろうか…。

 

まほらの幽霊部員
《結城おと》

部室に紛れ込む人ならざるモノ、こっくりさんを通じて自身の存在と想いを伝える事はできたが本来交わる事の無い存在同士どう関係を築いていく事となるだろうか。にしても最初適当に動かしたとはいえそれで即スペイン人認定するのは安直過ぎやしないだろうか、視認できないなら尚更慎重に判定しないといけないのではって気がしなくもない。それはそれとして、こうしてできた繋がりをどうかこのまま深めて欲しいところである。

 

次号予告

表紙&巻頭カラーは原作:深見真&作画:藤真拓哉による新連載「たくあかっ!」!センターカラーは、コミックス第1巻4月27日発売の卯花つかさごきげんよう、一局いかが?」、幌田「またぞろ。」、ゲスト好評につき新連載のむぐら「escape into the light」、山本アヒル「うさパン焼いて悪いかよ!」!次号もまんがタイムきららキャラットをよろしくお願いします!!

引用:まんがタイムきららWeb

次号は昨年6月号で告知が出てから音沙汰が無かった深見先生と藤真先生の新連載が表紙巻頭カラーで登場。フォワードの場合は新連載表紙は決して珍しくはないが[*13]、きららの4コマ3誌でゲスト読切を経ずに初回から新連載なら無印5月号から連載が開始する『かみねぐしまい』の他令和年間で幾つか例はあるが、初回から新連載且つ表紙という例はここ10年間では無印18年8月号から開始した『けいおん!Shuffle』だけという極めて稀な手法である。
それだけ初回から大々的に展開できる程の勝算があると編集部が踏んでいるのか、それとも漫画だけではなく別の展開も並行で動いているのか、そんな事は無く両先生が単に多忙でこの時期まで連載がずれ込んだのか…、その真相を知る由など無いがどんな話になる事か待つ事としよう。

そんな表紙新作『たくあかっ!』の陰に完全に隠れてしまっている気がしなくもないが、2月号~4月号にゲスト連載をした『escape into the light』も次号から連載開始となる。

5月号は4/28発売!

 

終わりに

『紡ぐ乙女と大正の月』や『またぞろ。』が作品継続なども含め今後どう展開していくのかは気になるところではあるが、グッズなどの商品展開で見るとそれなりの数が展開されている『紡ぐ乙女~』と『ばっどがーる』は他よりも有利な気がする。一方『またぞろ。』はそういう点では難しい状況ではないかと思う。まぁそういう商品展開イコール更なるコンテンツの展開という事では無いかも知れないが、そういう動向も今後注視していった方がいいかも知れない。

 

て事で今回はここまで、次も期待しないでください。

 


脚注

*1:恋敵を抜きにしても

*2:但し編集長によって大分歪められた気がするが

*3:首相遭難事件が起きた21年8月号の巻末コメで『歴史は止まらない』と書いてある辺りどうやっても史実の重大事件は確実に起きそうではある

*4:17頁右2~4コマ

*5:33頁右1コマ目

*6:作者の前作でのヒロイン、共に『きららファンタジア』に登場していた

*7:あぎりはニワトリと認識していた

*8:ところでルフナの泥水コーヒーとどっちが不味いのだろうか…

*9:あの広幡日詠に声をかけられた辺りメンタルが強いのか弱いのかよく分からないが

*10:詩季は大丈夫そうだろうが殊がまた留年したと知ったら巴もまた自ら留年しそうではある

*11:本当にどうでもいいけど個人的に美化クマはcv.諏訪部順一で再生された

*12:129,130頁

*13:22年号で該当すのは『ももいろモンタージュ』『色んな女の子とキスをしていたら、百合キスに目覚めてしまいました…。』『魔法使いロゼの佐渡ライフ』