今年2023年春はスギ・ヒノキ花粉の飛散で苦しんだ人も多かったのではないかと思う。斯く言う自分もスギとヒノキにアレルギー反応を示していて、それ以外にもいろいろと反応が出ていて年中通して鼻事情はとても詰まり易いものとなっている。特に春のスギ・ヒノキのシーズンなどは以ての外である。
という事で今回は未だ時期は早いものの自分の花粉症対策について語っていこうと思う。
※この記事内で書かれている対策や治療の効果は渓埜胡保個人の感想です、対策治療の効果には個人差があります。
自分が最初に花粉症の症状を自覚したのは高校生の頃、いまから10年以上前だったかと思う。それから暫くは鼻の詰まりが酷くなるのは春だけで、少なくとも名古屋に住んでいた頃はそれ以外の時期は困る事は無かった。それが地元に戻ってからは周辺に様々な植物が自生している所為なのか、年中を通して詰まるようになった。
いまのところ症状は鼻の詰まりだけであるが、そんな状況では心身共に疲弊してしまうので、6年前から耳鼻科医院に通院して鼻炎薬の処方を貰って症状を抑えていく事にした。それで大幅に症状が軽減されるのかというと決して劇的な効果が得られるという訳では無いが、それでも何も手を打たないよりは多少楽にはなるだろうという心構えではある。毎日何度も詰まるので常に点鼻薬は欠かせないものとなっている。
参考資料：治療をはじめた頃に行ったアレルギー検査結果
そんな中で2年前に受けたのが鼻腔粘膜のレーザー治療である。粘膜をレーザーで照射して粘膜の腫れを抑制して鼻の詰まりを改善しようというもので、個人差はあるが多くの人でその効果がみられる、らしい。
これまでの処方される錠剤と点鼻薬に加え少しでも症状を改善しようと思い治療をしようと思い立った訳であるが、当時治療を終えた後にメモした内容が此方である。
診療室に入って麻酔噴霧
いろいろ説明を受ける
内容を確認して署名
麻酔の染みたガーゼを鼻にぶち込み
捻るように奥へ無理矢理入れられる感覚
がんばれ♥がんばれ♥（こんな言い方ではない）とか 「力を抜いてリラックスリラックスと」両サイド看護師に言われる
結構ツライ 泣くくらいにツライ 軽く拷問
なんとか入って15分ベッドで安静
待ち時間が長く感じる
鼻ん中にレーザ機器と内視鏡ぶち込み
麻酔効いててもなんか針で刺すような痛み
両鼻追加で麻酔噴霧も器具を中にぶち込む違和感でガーゼ程じゃないがツライ
楽な鼻呼吸の為背に腹は代えられなぬとはいえなんか軽く後悔
なんとか処置終わってなんか分からんけど疲れた
まぁこの通り治療中は結構つらい、いや治療を受ける前からつらい。いくら鼻腔内に麻酔を噴霧しているとはいえ多少の痛みはあるし、それとは関係なく治療器具を鼻腔内に挿入される事による苦痛もある。なんなら麻酔を浸透させたガーゼを鼻腔内に入れるところから結構苦痛である。
そんな苦痛を耐えて受けたレーザー治療の効果であるが、ちょっとは良くなったのかなというくらいの感じである。正直そこまで劇的に症状が改善されるという事は無いが、それでも点鼻薬の使用頻度は減ったような気がするから一応の効果はあったのだと思う。重ねて言うが劇的な効果があった訳ではなかったけれども。
ただ生物の細胞というものは日々古いものから新しいものへと変わっていくものであり、レーザー治療による腫れ抑制の効果も大体2年から3年が目安といわれている。そんな訳で前回の治療から2年が経過した事で通院先の医師と相談したうえで、先日2回目のレーザー治療を受けに行った。その治療後に書いたメモの内容もここにあげておく。
前回と内容は変わらず
右鼻腔の治療をはじめてすぐレーザー照射の刺激が許容を上回り追加で麻酔噴霧
肩、腰、背中がなるべく力まないよう意識しつつ口からの深呼吸を意識したのもあるのか
それとも都度麻酔噴霧をしたからか過剰な刺激は感じず10分程で両鼻腔共に滞り無く治療術終了
左鼻腔の治療中にやや強引気味に照射機器と内視鏡を挿入され押し付けられたような感じがする
基本的には前回2年前と変わった点はほぼ無かったが、前回よりは治療中に体が強張らせず力を抜いて受けられたのではないかと思う。多分2回目の治療でどんな事をさえるか分かっているという前回の経験もあるのが大きいとは思うが、つらい事に変わりは無いが前回程苦にならず受けられたような気がする、と思う…。恐らく今回も劇的に感じる効果というものは無いだろうが、それでも来年のスギ・ヒノキの花粉シーズンもどうにか乗り越えられそうである。
というのが自分の花粉対策である。自分の中ではどう対策をしているかよりも鼻腔レーザー治療の内容とつらさがメインの記事であり、先日治療を受けたからちょっと書こうと思い立った訳である。個人差はあるもののレーザー治療は決して楽なものでは無いので、今後治療を受ける予定だったり検討している人に対して少しでも参考になればと思うところである。
て事で今回はここまで、次も期待しないでください。
