渓埜胡保の戯言

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【感想】まんがタイムきらら 2023年7月号

 

10月からのアニメ放送が徐々に近付いている星屑テレパスであるが、今月号でも新たな情報が解禁となった。本当に恥ずかしながら新たに解禁されたキャストふたりは全く存じ上げないのだが、このメイン4人や他のキャストやスタッフでアニメとしてどんな作品をつくりあげていってくれる事か。今後更に解禁されていくであろう情報やPVにも期待していきたい。


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て事でなんかとても凄かった今月の星テレ本編やその他作品についていろいろと語っていきます。

 

過去の感想記事↓↓↓↓↓

w811b8y198stx8.hatenablog.com

 

 

 

今月号情報

2023年6月9日発売
価格:420円(税込)

◎表紙・巻頭カラー

篤見唯子スロウスタート

大熊らすこ「星屑テレパス
わらびもちきなこ「しあわせ鳥見んぐ」

◎新連載・センターカラー

北斗すい「ちみどろアイスクリーム」

かきふらいけいおん!Shuffle」
三上小又ゆゆ式
西畑けい「きもちわるいから君がすき」

◎センターカラー

檜山ユキ「妄想アカデミズム」

千種みのり「好都合セミフレンド」
ひさまくまこ「一畳間まんきつ暮らし!」
若鶏にこみ「かみねぐしまい」

◎センターカラー

春日沙生「おねロリキャバクラ」

ミナミト「ほぐして、癒衣さん。」
むらさき*「えるくえすと!~勇者エルヴィーラは現実世界に転移しました~」※次回10月号掲載
小森くづゆ「Vドルあーかいぶ!」

◎センターカラー

福きつね「それでは、ステキなセッションを。」

あきらんぬ「キミはあくまでも。」
いいはす「君と最期のミステリー」
るりえ「蜂も刺さずばうたれまい」
坂本マコト「ミコトエクメーネ」
鹿冬カト「オンラインのクレオメ
薗田かんきつ「ぐいもあ~る」

◎休載

異識「あっちこっち」

特に語るような事は無さそうだが、初回連載のアンケート結果が反映されたであろう『かみねぐしまい』が今後どの辺りの連載順で安定していくかは気になるところである。

 

連載作品感想

スロウスタート
篤見唯子

カラー2頁を丸々使ってこれでもかというくらいに四天王+αの水着姿を前面に出してくるとは、いやもう本当に眼福です篤見先生有難う御座いました。そんな水着シーンについてTwitterでちょっとした話題になっていたが、元々大きい栄依子はともかく半年ちょっとで花名もそれなりに大きなものを持つようになったなと感じる。一方未だ未だこれから成長期な冠はともかく一体どうしてなのか百地たまて…。直近では余りなかったのにまたもたまてへの風当たりが強く感じてしまう。
そんな水着回な今回であったが、本番よりもそれまでの計画準備の方に水着絡みの尺を割いているような気がするのだが、本当に気の所為なだけだろうか。いくら綴が人見知りだからといってわざわざ花名と大会さんが他人のふりをするのはなんか非効率な策だなと感じる。あと受験シーズンだからとプールに行くのを断っておいて結局入る気満々で来るのであれば、わざわざ断わる必要なんて無かったのでは無いだろうか創は。

最新第11巻は7/27発売!

 

星屑テレパス
《大熊らすこ》

長くなったので折り畳みます

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今回はなんと大増量16頁!本来2話前後編でやる話を一気に1話で纏めた回となったが、こういう無謀とも思える作業量をこなさせるのは控えて欲しいと思うし、今回大熊先生が大増量の話を仕上げてくれた分後々しっかりと休みをあげて欲しいとも思う[*1]。あとはキャストとPV解禁というアニメ側のプロモーション事情も絡んで大増量になった気もする[*2][*3][*4]

そんな大増量の今回は、カラーページを丸々使って水着というを前面に出したスロウスタートとは対照的に、これでもかというくらいに扉絵での画を前面に出してきた印象だった。そんな闇の中から光を見つけようとひとり海果が手掛かりを探すところから段々と画の雰囲気がからへと変わっていくのは[*5]、遥乃と瞬が来た事での海果の安心感や、ユウを助けられるかもしれない光明が差してより前を向けた事の表現なのかな、と感じる。
ユウの出自等については一時期イマジナリーフレンド説がにわかに盛り上がったり自分はアバター説を提唱したりしたが、いまここにユウがいるのは明一の計画通りという事なのだろうか、ともかく幻想の産物などではなく確かにこの宇宙にしっかりと存在している人、という事でいいのだろうか。連載期間でこの1年くらい苦悩していた悪い宇宙人ももっといろんな事を知ろうとする過程での変化であって、宇宙人としてではなくひとりの人として同好会の仲間として、その手段を読心から対話へと変化していく途上にいろんな事がついていかなかったから、だろうか。ともかく明内ユウがより明内ユウとしての存在をつくっていくうえでの変化であり、それは自分の道は自分で拓くというユウの決意なのかなと思う。
ユウの事もそうだが相変わらず同胞の事についても未だ未だ謎は多いし、「それくらい自分等で探ってみろ」というスタンスだからそこは引き続き瞬のなんやかんやに期待だろうか。にしても隕石の欠片を媒体にして宇宙の同胞と通信、即ち星屑でテレパスするというタイトル回収のような話でもあったが、最初からこういう話を描こうと思ってこういうタイトルをつけたりしたのかどうか、ちょっと気になる。ユウがこれまでおでこぱしーができていたのも大なり小なり隕石にまつわる物が体内にあったりとかなのだろうか…。

そんな訳で想いをそのまま書き殴ったので読みずらいかもしらないが、本当今回は大増量するに相応しい内容と展開と密度だったなと思う。回を追う事に強くなっていく海果はもとより、ひとまず目指す方向が見えたユウもやっと苦悩から解放されたような、何かひと回り大きくなったような気もする。今回が大分綺麗に纏まったからアニメ尺を半年取ってここまで進められれば綺麗に終われるのではと思うが、余程の事が無いとそんな尺は取れないから、やはり3巻の瞬との決着までやってアニメ作品として区切りをつける終わりになるだろうか。
ともかくやっとユウが前進できた今回であったが、未だ未だユウ自身の事や同胞に明一の事、主軸のひとつでもあるモデルロケットとやっていく事はいろいろとあるが、ここから先同好会として進む道、4人がそれぞれ目指す道の先にあるのがどんな景色になっている事が、10月からのアニメ放送を楽しみにしつつ引き続き漫画の展開も楽しみにしていきたい。

ところで今月号での前回のあらすじで[*6]「ユウの中の悪い宇宙人が抑えきれなくなり」と書かれていたが、悪い宇宙人って闇の魔力とかダークパワーと同じ類のヤツだっけとふと思った…。
あと先生が何か重要な事を知っているんじゃと先月号の記事で書いたが、どうやら[*7]そんな事は無かったようである。

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しあわせ鳥見んぐ
《わらびもちきなこ》

翼曰く暫く巣立った後も巣を行ったり来たりの生活との事なので[*8]真に独り立ちするのはもう暫く先になりそうではあるが、それでも5羽全ての巣立ちを見届けたひなの思いは一入なものになっただろうか。そんな巣立った後も巣を行き来する様子を自分の大学生活と重ねていたすずとひなであったが[*9]、自分も学生時代からの数年間独り暮らししていたときはちょいちょい実家に帰っていたから、その気持ちは分からなくもない。そんな巣立ちに盛り上がる一同の一方で岬はどれだけバイトをかけ持っているのだろうか。なんとなくではあるが4人の中では岬が一番独り立ちをしていそうなイメージではある。

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【新連載】ちみどろアイスクリーム
《北斗すい》

4月号と5月号でのゲスト掲載を経て今月号から連載開始。装置の故障で心臓が止まると人間で無くなる転校生の偲音と、図らずとも彼女の生殺与奪を握る事になった委員長の日向、人間としての日常を守るべく日向は偲音を「ドキドキさせる」手伝いをする事になる。簡潔に言うならきららではじまった新たな心臓コンテンツである。

ひとまず日向の説得で偲音が日本に留まる事を決めた前回から、偲音の少女漫画趣味を参考にドキドキを会得しようとする日向であったが、元々の真面目な性格もあってか空回りする事に。結果的には意図しない行動でドキドキさせられた辺り、形から入ろうとするやり方は日向には合っていないような気がする。この先この日々を守り抜く為にも余り難しい事は考えず、どれだけ空回りしようが兎に角数を打っていった方が日向には合っているのでは、と自分は思う。
そんな訳で新たにはじまったどこか危うさを感じさせる系のきらら作品であるが、この日常の行方とふたりの仲の進展を引き続き見守っていきたい。

 

ゆゆ式
三上小又

熱いお湯に入ったら人間の肌は赤くなるがそれをどうやって美という風に認識させるのは50年経っても難しいのでは、と思う。ましてやシラスが白くなる水温なんかに触れたら肌が赤くなる程度では済まなそうだが。そんな風呂の水温でシラスが茹で上がるのであればわざわざ超能力なんて必要無いし、ましてや文明が発達した現代でそんなものは宝の持ち腐れではないだろうか。
それはそれとして唯によって人間が全員へたくそ説が提唱される事になるとは[*10]、いや上手い下手の範囲外であるけれどもゆずこの下手は。

 

きもちわるいから君がすき
西畑けい

遂に対峙した依子と霧乃、司との関係を変化させようとした霧乃をCHIMATSURIにあげようとも考えるも数日間霧乃を観察した依子が要求してきたのは、霧乃との同盟締結

ひとまずは互いに想い人へ干渉しないという事で表面上は対等な関係になった依子と霧乃であるが、少なくともこれが完全に平等な関係とは到底思えない。初手から秘めた想いを依子に言い当てられその後も終始依子のペースで事が進む、透への想いを吐き出させようとする依子の煽りに乗っかってしまう、この戦いに於いて霧乃は一度たりとも依子から主導権を取れないどころか間合いにすら入れなかった印象である。
そして今月号の扉絵[*11]、台車に乗っている依子を霧乃が運ぶ画は表面上は対等と言いつつも実際は依子優位の関係であり、依子が霧乃をも手懐けた事を示しているのでは無いだろうか、と自分は感じた。一見丸く収まったかのようにも思えるが、司や透だけでなく霧乃をも自分の思うように手懐けた依子の恐ろしさを見せつける回であった。
霧乃はこんな奴に喧嘩を売ってしまった時点で勝ち目など無かった、そもそも依子に対する認識も対策も何もかもが間違っていた。先月号の記事で霧乃に勝ち目は無さそうと書いたが、まさかここまで一方的に蹂躙される事になってしまうとは…。

ところで、きもすきという作品は要所で雪を強調するような演出が多いように思う。6話で依子、司、透がいずれ溶ける雪だるまと自分の価値観を重ねたり、9話のラブレター事件が起きた回で依子は雪の積もる屋上で喚いていた。そして今回は依子と霧乃の雪合戦、互いに雪を投げ合いながら想い人への想いをぶちまけ合った[*12]。真っ白で穢れ無い雪がこのきもちわるい女共に投げられ当てられたら、果たしてどんな色へと染まるのか。若しくは仮にやっている事がどんなにきもちわるいものであっても、ぶちまけ合う想い人への想いは決して穢れの無い真っ白なものという事だろうか。

という事でひとまずラブレター事件が収束してこれから4人の関係に変化が起こる事となるかどうか気になるところだが、想い人への想いが重くきもちわる同士だからぶちまけ合えたとはいえ、そうやって口に出せるのなら依子も霧乃もさっさと司と透に想いを伝えればいいのでは、と思わなくもない。まぁ依子は関係の維持に固執してるからまずはその認識を改めていくところからなのだが…。

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妄想アカデミズム
《檜山ユキ》

受験に向けて努力しようとする姿勢自体は間違っては無いのだが、その方向性がなんかおかしな事になっている未春である。まぁ未春の自業自得なところはあるとはいえ受験欲を掻き立てたという点では莉子にも責はあるだろうか、でもアルキメデス本人からしたらとんだ当てられ事故でしかない[*13]。次回は湯島家訪問回となりそうだが、未春の努力する方向性やそんな未春に対する莉子の想いなども何か動きがあるのでは、と勝手に期待している。
ところで一葉の部屋に西洋甲冑が鎮座していたのは本当に一体何なんだ…[*14]

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好都合セミフレンド
《千種みのり》

すうなにペースを乱されまくりいろいろ発散できず欲求不満なルカ、先輩からの誘いも断りその先輩がすうなと重なったりと、精神的に瀕死で一体この感情が何なのか整理がつかない状況でのすうなとのエンカウント。この関係を抜きにしても寮の同室としてこの先ずっと気まずくなるのは良くないし、そこら辺の気持ちとかを整理できる事となるかどうか。
にしても先輩の誘いを断ったりずっと頭からすうなの事が離れられない辺り『それってもしや恋じゃない?』[*15]と思わなくも無いのだが、そこまでいかなくても良くも悪くも意識してしまう相手なのは確かだろうがその気持ちを許容せずともルカは認識できるのだろうか。

きららベースでも連載はじまりました

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かみねぐしまい
《若鶏にこみ》

自分の願いを叶えて貰うべく、そして嫌いなアイツの願いを叶わせないべく、開戦した榊姉妹の神の子争奪戦。学校内では抜け駆けしないという取り決めに双方同意するも、帰りが早い自分に有利なように提案をしたまえな、一方ツギノは書き置きでゲームの知識を与え懐柔しようと目論む。なんかしょうもなさそうな気もする姉妹の駆け引きだなって思うが、今回はふたりで遊び合ったまえなの方が優位だっただろうか。時間的都合もあるとはいえソロプレイさせるだけのツギノはやや遅れを取ったように思う。まぁ昔の事をほじくり返すまえなもそれに逆上するツギノも本当どっちも狭量過ぎるなと思うし[*16]、なんだか結果どっちも差し引きゼロな印象である今回の争いであった。

そういえば前作『ぎんしお少々』同様に毎話柱部分のキャラ紹介を変えていくスタイルのようなので、今後どんな紹介をされるのかにも注目したい。

 

おねロリキャバクラ
春日沙生

楓と美波が同じ職場の人だと知り、なんとかふたりを店内で鉢合わせないようにしようとするキャスト一同。今回はみゆりが美波を引き留めて事なきを得たが、遅かれ早かれ店内で鉢合わせるのは避けられないだろうし、仮にそんな事が無くても何かの切っ掛けで互いに通っているのがバレそうな気がする。とはいえそんな事で楓も美波も通うのをやめるような奴では無さそうではあるが、むしろバレた事で謎に結託しそうな気がするのが怖い…。

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Vドルあーかいぶ!
《小森くづゆ》

ネットでの思い出しか無くリアルでも夏休みの思い出をつくりたいというリコの嘆きから海に来たフラグメイト一同。とはいえ陰キャ陽キャでハッキリとやりたい事が分かれていて、仕事してる真冬はまだしもともかく単にゲームしてる紬はもう少しエンジョイしなさいよと思う。あと絵美は本当こんな面倒な事をどこまで続ける気なのだろうか。とはいえ何だかんだで雑談ネタにするには勿体無いくらいのひと夏の思い出はつくれたからそれはそれでヨシだろうか、結局後々必死になって雑談ネタを探す羽目にはなりそうであるが。

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キミはあくまでも。
《あきらんぬ》

ヴェネルの家庭教師として屋敷に来たサラロット、とそのオマケでついて来た幼馴染でエクソシスト志望のマーシャ。いろいろと考えが短絡的なマーシャはともかくとして、サラロットの方は勘が鋭そうな予感だから今後どうヴェネルとエクールカの関係に絡んでくるのか気になるところである。
今回は1年ぶりのヴェネルとの再会となったマーシャが本人に直接伝えられない想いを滲ませたり、そんなふたりを見て不満そうというか寂しそうな表情をするエクールカと、なんかそれぞれ対照的な顔をしていたような気がした。ヴェネルも大分エクールカの存在が大きくなっているようであるが、これまでのふたりの日々が新参参入でどう変化していく事となるだろうか。

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ゲスト作品感想

君と最期のミステリー
《いいはす》

今回の話を読みながら「ひなって意外と勘は鋭いのか…?」と思ったが意外は失礼だろうか、ともかくホームズ越えを目指し自称するだけの推理力と考察力はありそうである。そんな彼女に嘘を看破されたれいは何だかそういうのを隠すのが下手そうな気がするが、ひなの実力と人間性を見て少しは頼れる相手だと口では言わずともそう思っていそうである。そんな多少は仲の進展をみせたふたりはこれからどんな謎に挑んでいく事になるのだろうか。

 

ミコトエクメーネ
《坂本マコト》

一変した世界でひとりだけ変わらずこれまでの普通が異常と化したミコトと、共に原因究明を手伝う事になったひと言ふた事余計な京子。そんなふたりの仲の進展や世界が一変した謎など、いろいろ気になる事が多く今回だけで終わるのは勿体無く感じるので是非2話目以降も掲載して欲しいところである。ミコトも京子もいろいろ苦労しそうであるがどうか共に強く生きて貰いたい。

因みにであるが、エクメーネ(Ökumene)はドイツ語で人間が居住する地域、対義語の非居住地域アネクメーネ(Anökumene)という。ひとり異常な存在となったミコトが一変した世界に適応して過ごしていく、ミコトにとってアネクメーネであるこの世界をエクメーネへと変えていくという意図からつけられたタイトルでは無いだろうか、と思う。

 

オンラインのクレオメ
《鹿冬カト》

つくし視点で話が進んだ前回に対して、そんなつくし(HN.髙橋)の妄想対象にされているとは思いもしない夕莉(HN.りり)視点で話が進んだ今回。そんな素のふたりの唯一の接点、いや夕莉が一方的につくしを認知しているだけだから接点といえる程では無いだろうが、その空間である図書室で偶然つくし=髙橋なのではと気付いた夕莉。これまでずっとネット上だけの繋がりで前回のオフ会でもそこでのキャラで接していたが、素のリアルでもふたりが繋がった時、果たして何が起きるのだろうか。まぁそれ以前に推しに認知されていた事実に既につくしが耐えられていないのだが、こんな調子で次回を迎えられるのだろうか…。

 

ぐいもあ~る
《薗田かんきつ》

代々悪魔を仕えさせている家系だが契約に必要な強い魔力は無いクロエ、そこで目を付けたのが稀少な長寿家系であるほのを贄とする手段。今回の話を読んで、可愛い絵柄からのゆるふわ系というイメージに反して、契約やその対価など割とシビアな世界観だなと感じた。特に得意な事も無く何か役に立てるならと引き受けたほのであるが、長寿とはいえどれだけ対価に持ってかれる事になるか、そもそもクロエが無事悪魔と契約できるかどうか、次回も気が抜けない展開となりそうである。

 

次号予告

次号は、コミックス第2巻絶賛発売中の「しあわせ鳥見んぐ」(わらびもちきなこ)が表紙&巻頭カラーを飾ります♪ センターカラーは、コミックス第11巻が7月27日発売のスロウスタート(篤見唯子)、「かみねぐしまい」(若鶏にこみ)、「ほぐして、癒衣さん。」(ミナミト)、「Vドルあーかいぶ!」(小森くづゆ)です! 皆さま、来月の「まんがタイムきらら」もお楽しみに♪

引用:まんがタイムきららWeb

次号は『しあわせ鳥見んぐ』が1月号以来4度目の表紙登場。連載順も上位で安定していて今後への期待も持てそうであるが、早くも次号で何かしらの動きはあるのだろうか。3巻の発売は未だ先であるが引き続き今後の動向に注視していきたい。

8月号は7/07発売!

 

新刊情報

発売中

 

終わりに

星屑テレパスのアニメ放送が段々と近付きいろんな情報が解禁されていく度に、本当に放送するんだなという実感が強くなっていく。連載途中から入った比較的新参な読者ではあるが、それでもアニメ化が決まる前から追い続けて作品や展開により惹かれていったから、果たしてアニメでもそんな作品となるかどうかとは思うところである。それは原作の時点で力強く眩しい存在故の期待ではあるが、流石にそう思ったり願うのは高望み過ぎるだろうか。
前回スロウスタートから大分間が空いた無印のアニメ化案件だが、星屑テレパスに続く新たな案件がいまの中堅候補から出てくる事になるかどうか。個人の好みの問題ではあるが結構良さげな連載作品は多いと思うので、引き続きそれらの動向にも注目していきたい。

 

て事で今回はここまで、次も期待しないでください。

 


脚注

*1:今月号の作業分込みでの4月号の休載だった可能性もありそうだが

*2:そういぇばRPG不動産のキャストPV解禁のときは何を思ったのが連載の方でサトナが本性を現す回というある種の事故を起こしたからその教訓もあったのかも知れない

*3:結果アニメ放送期間も含めて凡そ1年間アニメ範囲からは想像できない様子でサトナがノリノリになる事態に

*4:そういう意味ではひとまず今回で悪い宇宙人編が一区切りついてよかったのかなと思う

*5:15頁~17頁

*6:17頁柱

*7:少なくとも今回の一件に関しては

*8:33頁

*9:33頁右4コマ目

*10:58頁左1コマ目

*11:61頁

*12:67頁~71頁

*13:80頁左3コマ目

*14:77頁左4コマ目

*15:『ギフト』(歌:オーイシマサヨシ)一節

*16:106頁