渓埜胡保の戯言

語彙力のない主観と偏見に満ちた自己満足なブログなので期待しないでください…

【感想】まんがタイムきららMAX 2023年10月号

 

別にMAXに限らず他3誌でも同様の事であるが、単行本新刊の発売を前に連載誌の表紙を飾るのは宣伝手法として当然のやり方であると思う。ただ飾るのが人気や期待が高いと思われるものであればある程に、新たな先へと向けた展開が何も出ないときの落ち込みも大きく感じてしまう。なんか今月号表紙の『ぼっち・ざ・ろっく!』が来年公開の総集編以降の展開で何か出すのではと僅かに期待していたから、今回は書き出しでこんな話をした次第である。まぁ自分が身勝手に期待して身勝手に落ち込んでるだけなのだが。

それはそれとして今月号もいろいろと語ります。

 

過去の感想記事↓↓↓↓↓

w811b8y198stx8.hatenablog.com

 

 

 

今月号情報

2023年6月19日発売
価格:620円(税込)

◎特別付録

『ぼっち・ざ・ろっく!』「山田が修復をミスったぼっちちゃん」特製ギターピック

◎巻頭カラー

Koi ご注文はうさぎですか?

◎表紙

はまじあき 『ぼっち・ざ・ろっく!』

はんざわかおり 『アイドルビーバック!』
しぴー 『ラスボスは逃げ出した▽』
はも 『マグロちゃんは食べられたい!』
笠間裕之・宮月もそこ 『さうのあっ!』
バニライタチ 白魔導士はゾンビの夢を見るか?』

◎センターカラー

こかむも 『ぬるめた』

有馬 『エイティエイトを2でわって』
カコベン 『ギャルとネクラの吸血関係』
つみきつき 『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』

◎センターカラー

相馬一メイドさんハジメテの友達』

大倉きお『この教室には×××がいる!』
O仮名だモ『へるしーへありーすけありー』
スーパーまさら・よしだひでゆき 『私、異世界で奴隷にされちゃいました(泣)しかもご主人様は性格の悪いエルフの女王様!(でも超美人←ここ大事)無能すぎて罵られまくるけど同僚のオークが癒やし系だし里のエルフは可愛いし結構楽しんでる私です。』

◎センターカラー

双葉陽 『ばーがー・ふぉー・ゆー!』

*sow* 『わからせろ!ナマイキツネ様
杉原ぽてと『ドキドキ☆かみちゃま1年生』
相崎うたう 『瑠東さんには敵いません!』

◎センターカラー

さいにゃん『てくてくっ!秘密リサーチ』

行町咄 『ハコイリクリエイト』
ムクロメSAN値直葬!闇バイト』

◎休載

なじみ 『コンビニ夜勤のあくまちゃん』
メイス 『リリカお嬢様に振り回される!』
宇崎うそ 『ななどなどなど』

先月号で巻頭カラーと予告されていた『ぼっち・ざ・ろっく!』ははまじ先生と担当編集の日程調整の齟齬によって今月号は回避される事に[*1]、担当と編集部のマネジメントとスケジュール管理能力に疑問符がつく事態であると思うのでそこは再発防止に向けて対策して貰いたいところである。
代わって今月号は『ぬるめた』がセンターカラーで登場している。

 

今月号情報

ご注文はうさぎですか?
《Koi》

文化祭編2回目、今回のチノとフユのクラスは普通に作品世界観に則ったコンセプトだったが、普通というか前回千夜のクラスのコンセプトが異様なだけだっただけかもしれない。
進学してからは一緒になる機会がどうしても減ったチマメ3人、それこそ進学先が分かれて学校という場で一緒になる機会などほぼほぼ無い状況である。そんな3人同じ学校というIFの世界に想いを巡らせたり[*2]、その様子を見てリゼとシャロが去年の自分達の姿と重ねたり[*3]、それぞれ違うところに居ても繋がり合う事や、そんな繋がりや日々を積み重ねというごちうさらしさが出た回なのではないかな感じた。
改めてだけど、同じ街に住んでる以外は歳も学校もバイト先も共通の接点が余り少ないっていうのも、きらら作品としてはなんか珍しい気がする。そこは以前街に来た頃のエルも指摘していたけれども[*4]
そんな文化祭編であるがやはり何も起きないなんて事は無く、チマメ3人にとっては特に慌ただしい展開となっているように思う。

それにしても主要キャラが揃いも揃って接客業でバイトしてるから、スイッチが入るとすぐに場がカオス状態になるような気がする。あと4人それぞれのまじないは今回の話の見所ではあったが、まるで成長を感じないしどうしてこうなったフユ…[*5]

CompleteBlend4巻は10/27発売!

 

ぼっち・ざ・ろっく!
《はまじあき》

年が明けていよいよ結束バンド勝負の年、その初日に初詣と初日の出を拝みに江の島へ向かった一行であるが、車の運転の為に完全シラフとなった廣井きくりは全く別人な状況でそれはそれで怖さを感じる。そんなシラフだと物凄いネガティブな廣井きくりであるが、「心配性なところが可愛かった」という星歌さんが[*6]酒乱化して廣井きくりを可愛がれ無くなった感情を同じくネガティブな後藤ひとりに向けている疑惑が発生して、なんか星歌さんの弱々しい陰キャを可愛いと感じる歪さも浮き彫りになり、本当なんて面倒な女なんだと感じるところである。甘酒で酔った後藤ひとりは廣井きくり以上にヤバそうで同じく酔った山田も酷いものだったし[*7]、自身の将来の為にも星歌さんの為にもネガティブなままでいてと思うのはそれこそ歪んだ感情な気がする…。
それはそれとして勝負の年を迎えてそれぞれ願いを掛ける一同であったが、後藤ひとりと山田が余りにも超短期的な願いをしていたのはいくらなんでも身勝手過ぎるというか酷いと感じる。まぁその後改めて願いを掛け直したけれども、まずふたりは願い事よりもまともに行動できる体力をつける方が最重要課題ではないだろうか。そして賽銭の5円すら出せない山田の懐事情って一体、また息をするように後藤ひとりへの借金が増えてるし山田はそこも変えていかないといけない本当に。
なんか新年早々からこんな状態で大丈夫かと不安に思わなくも無いが、結束バンドとしても個々の目指す目標もどうなる事となるだろうか。

第6巻とアンソロ2巻は8/25発売!

comic-fuz.com

 

アイドルビーバック!
はんざわかおり

後藤ひとり同様に承認欲求モンスターであるブラックカメリアPもとい椿であるが、周りからちやほやされたいからという動機の後藤ひとりとに対して、彼女の場合は普通になれない自分を誰かに肯定して欲しいという脅迫概念から来るもので、同じ承認欲求モンスターであるが根底は全く異なるものである。
そんな卒業と進学を機に持ち直していたメンタルが再び落ち込んだ中で偶然見かけたあんじゅのいたグループのライブ映像が気になり直接本人に突撃するも、ずっと籠っていた弊害はとても大きかったなと感じる。何より自分と同じ陰な黒い色で染める事を恐れていたが、そんな彼女を二度も明るさと眩しさで立て直した辺り、一応はあんじゅもアイドルとしての才はあるのではと感じさせる。
推しているPにプロデュースを持ちかけられたあんじゅと、こんな自分を肯定してくれたあんじゅ、前途多難そうではあるが走り出した新たな夢は、真っ黒に染まった輝きが生み出す光景は、引き続き今後に期待したい。

ところで同じはんざわ先生が生み出したキャラだからか、かおす先生同様にあんじゅからもなんだかおっさん臭が漂う気がする…。というかかおす先生から夢への真っ直ぐさとおっさん臭をあんじゅが、陰キャな部分を椿が継承したのがこの漫画なのかなと感じる。
あとカメリア(Camellia)ってツバキの意だから、自身の感情と合わせて結構ストレートなネーミングなんだなと思ったり無かったしてる。

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ラスボスは逃げ出した▽
《しぴー》

転生魔法少女が滅茶苦茶ヤバかった話(2話連続2回目)。何事に対しても倫理観や抵抗感というリミッターが存在してないから平然と破壊的な行為ができてしまうのではと感じる、更にいろんな制約や条件を掻い潜る悪知恵も働くようだから尚たちが悪い。仮に人間側が平和になったとしてもその先に待っているのは平和に導いた魔法少女による破滅の道になるのでは、こんなものを野放しにしたらとんだ厄災になりかねない。
そんな彼女の悪知恵で受けた木材の伐採依頼だったが、伐採ついでにあわよくば魔族を屠れれば儲けものくらいで受けたのか、それとも伐採地点に魔族がいると分かってて受けたのか、どっちにしろ環境破壊では済まされないとんだ遺恨と火種を起こしやがってくれた。まぁ安否確認を確実にするまでは未だ確定はしていないが、安否がどうであれ今後の火種となったのは間違いない。
こんなひとりで破滅に導きかねない戦力を投じさせてまで戦乱を起こし魔族ジェノサイドをしようとする世界の理とは一体何なのか、増々気の抜けない展開となっていきそうである。

それにしてもこれまで散々雑な扱いを受けてる魔王が今回とうとう出番がラスト1コマだけという雑な扱いもいいところな事になってて[*8]、本当こんな目に遭っていいのだろうか魔王は。まぁ裏で起きている物騒な事態とは無縁という感じもしなくないが、そんな空気感も今後どうなっていく事か。

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マグロちゃんは食べられたい!
《はも》

まぐろ、カジキ、クロの3人(匹)が集まった今回、カジキとクロがヒトとしての生き方を語り合う中でまぐろだけが食べられる事に対して全くブレていなくて、本当悪い意味で安定しているなと思う。
そんなまぐろの狂気言動の根幹である『一本釣りされた運命の相手に身を捧げ血肉になる』という掟だが、「仲間が食べられても悲しくならないと思えるように考えたもの」というクロの想像が事実であれば[*9]、一体本当にまぐろの本心とは何なのか、掟に忠実で掟に縛られたまぐろが本心でみさきに食べられたいと思っているのか疑問が生じる。なんだか自分の本心をみせないという点では『スローループ』の小春同様にまぐろもピエロなのかもしれない。その『スローループ』が先月号からこのタイミングで沖縄マグロ釣り編に突入したのは一体どんな因果なのか…。
それはそれとして釣られた相手に食べらるのが幸福という掟なキハダマグロの一方で殺意に満ちた掟のカジキマグロと、種類によって掟というか生存の為のルールが違うのはちょっと気になる。目が合ったら殺る事で群れの生存率をあげる方針ながらその掟から外れたカジキ兄は、所謂異常者だったのだろうかと思うところである。
一方でなぎさと更に歩み寄ろうとするカジキであるが、本当このふたりはつかず離れず終始クソ面倒な関係を続けているなという印象である。それだけ人間社会の関係は魚類世界程うまくいかないものなのかもしれないが、出逢ってからずっと続くふたりのこの面倒さに終止符がつくのかどうか、それを受けてまぐろはなにを思う事か。

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さうのあっ!
《笠間裕之・宮月もそこ》

一体どこまで不健康な生活をしてるんだと思うこかげであるが、ちょっと外で風呂に入ったら入ったで家庭内で質問攻めにされるのはどうなんだろうとは思うが、結局はこかげの日々の行いの所為だし自業自得なだけな気がする。
今回はフィンランドのコーヒー事情の話であったが、自分の感覚としては飲み過ぎな印象がするがどうなんだろうか、こかげを納得させる質だから日本のそれとは違うのかもしれない。
花の湯でのリューディアは結構常連から可愛がられてる印象であるが、孫を愛でているような感覚なのだろうか。それは芹香と槇も同じようであるが常連でもサウナーでもないこかげはまぁそういう扱いになるんだろうなと勝手に納得してる[*10]
あと今になってリューディアと芹香といるとサウナの話になる事に気付いたこかげであるが[*11]、この先のふたりとの関係を続けていくならもういい加減諦めた方がいいと思う。

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白魔導士はゾンビの夢を見るか?
《バニライタチ》

目的地の研究所で製薬社員のトモリと出逢ったリルー一行、トモリの話を聞く限りだとやはり製薬会社の自業自得でパンデミックが起きたとしか思えないが、それと尾つきの制御不能が直接関係あると断言するのは尚早な気もする。でも大なり小なり製薬会社がやらかした可能性は大いにありそうである。
ひとまず感染したクマをレサナしたものの、過去の記事内で変異体や変異種と呼称してきた尾つきも襲撃してきてどうなる事か。まだレサナは2回撃てるものの羊ヶ丘の個体を越える巨躯を仕留められるかは作戦次第になりそうだろうか。

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エイティエイトを2でわって
《有馬》

奏との実力の開きがやべぇと感じて自主練に取り組みはじめた美弦であるが、ふらっと自主練に行ってふらっと帰ってきた美弦に対して奏の叱責が過ぎるというか、いくらなんでも美弦の事を低く見過ぎでな無いだろうか奏は[*12]
今回はいろんなキャラが出て来たけれども、美弦とは違う意味で力が入り過ぎな九十田はとんだ破壊神だなって感じがする。鍵も扉もぶっ壊すってどう考えたって尋常では無いし[*13]、今後も破壊活動をしていくのかなんとなく気になる。そんな彼女のドラム演奏を見て何か掴みかけたような美弦であるが、音楽祭までの残りひと月でふたりのズンドコ力はどこまで抑えられるだろうか。普段の練習環境では見つかりにくい事が見つかったという点では、美弦にとっても九十田にとっても自主練は意義のあるものになっているのではないだろうか。
あと今月号は扉絵でみせてたけれども[*14]、たまに奏がする間の抜けたような表情がなんか好きだなって感じる。

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ギャルとネクラの吸血関係
《カコベン》

休日だというのにどこにも出掛けず夏という時期でプールに行けてなく遂には駄々をこねはじめるいよねだったが[*15]、なんかずっと思うところを溜め込んでいた反動なのかなって感じる。元からインドアで陰キャなまくるはともかく、前回からまだ居着いてる姉もインドアなうえに提案するだけして自分はいかなって態度で、いよねも普段以上に耐えられなかったのだろうか。
そんなこんなでいよねの意地でどうにかプールには来たものの結局イメージとは全然違うものになって、ひとまずこれで多少はいよねの意地も落ち着いただろうか。自分としてはここまでしてプールに来た意味って何なんだろうって感じる、だったらまくる提案の漫喫で涼んだ方が良かったような気がする、涼みに来たのにこれでは本末転倒だし。
あとまくるは普段の陰キャとオタク気質で損してるけどもやっぱり素材は良いんだよな、って水着姿をみて感じた[*16]

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性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。
《つみきつき》

後輩の倫がヘルプのバイトを連れて来たばかりに素性と癖を自滅状態で暴露されたメイメイ先輩もといサツキは本当とんだ災難に遭ってしまったなって思う。いやそれ以上に裏のプロであるサツキ相手に全く気配を悟られず接近した倫の技能の方がなんだか謎過ぎる[*17]、どうにかこの技能を活かせないだろうかとは思うが、性格に難ありだから指導するのに骨が折れそうな気がする。なんか冗談抜きで倫だけは敵に回してはいけないのでは無いだろうか、そもそもお前本当に一般人なのか?
まぁそれはそれとして、つくしなりにユーリとの生活を続けていく覚悟をみせたり、ユーリもつくしとの生活を守っていく決意をしたりと、サツキのキャラの振れ幅の印象が強いが地味にふたりの関係性で重要になる回だったのではと思う。そんなつくしの家はより喧しくなっていきそうだが、まだ求職中だというのに本当これからどうなる事か…。

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ばーがー・ふぉー・ゆー!
《双葉陽》

確かに零は零なりに努力はしているが、それがなかなかというか全然結果を伴わないのが本当問題だと思う。兄透も手づくり弁当という形で零の努力と結果の伴わなさは十二分に承知しているが[*18]、そんな問題も上書きされるくらいに透も結構シスコンなのでは、と感じされる。零がブラコンであるようにそこは血を争えないのだろうか、まぁ零のは度が過ぎてはいるけれども。
こむぎは透と同じ休憩時間になってクソ気まずい状況であったが、それでも小浦家の問題に対してやれることはしっかり果たしたのではないだろうか。陰キャという設定ではあるが、他の現行きららキャラと比べたら結構コミュ力は高い部類であると感じる。他が酷過ぎるだけかも知れないけれども…。

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わからせろ!ナマイキツネ様
《*sow*》

8月号の回で京都に呼び出した時は壱与にとんだ辱めを受けた阿古町だったが、今回は自ら壱与の神社へ赴き今回こそ壱与を我が物としようと画策したが、昔から全く歯が立たない壱与に阿古町が対抗できる訳など無かった。やはり壱与の手綱を引けるのは花ヶ前母娘しかいなさそうである、てか神々でも制御不能だった壱与を一応は制御できている人間とは一体…。
まぁこんなやべー人間だから桜子なら壱与を託せると阿古町も思ったのだろうが、果たして桜子の愛情という名の鉄拳制裁が壱与に届くのはいつになる事か…。
あと御利益と氏子増加に寄与していたのか連載1話で出てたハゲ会社員は[*19]、まぁ壱与の事だからどこから話を盛ってるかは分からないが。

第1巻は9/27発売!

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瑠東さんには敵いません!
《相崎うたう》

本当の自分を知って欲しいと思いながらもなかなか一歩目が踏み出せない瑠東であったが、文化祭を機に本当の自分を正直に出そうと決意する。そんな甘えられ続ける事を悪くも無いと感じている和村の想いをよそに意気込む瑠東であるが、瑠東も和村もふと思う、瑠東が本当の自分を出せるようになったら隠し続けてきたふたりの関係はどうなるのか。今月号無印の『きもちわるいから君がすき』で人間関係が広がった事で想い人である依子の特別ではなくなっていく司と同じように、完璧超人ではない自分という素を瑠東が出せるようになったら瑠東と和村の関係も特別ではなくなっていく。それでふたりの繋がりが無くなるまでいかなくても、これまで通りの関係でいられる事はできるのだろうか。
そんな事を思いながらも遂に前へと踏み出した瑠東であったが、その踏み出した数歩目でとんだ地雷原を踏んでしまったかのような状況に。文化祭を翌日に控え本当一体どうなる事となるのか…。

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てくてくっ!秘密リサーチ
《さいにゃん》

久々に会った同級生がとんでもなく大出世していた件。という事でブロガー活動で親の年収などクソくらいな程に儲けてるひぐれの同級生たからであったが、ひぐれもたからも根底は昔から今に至るまで自分の好きな事に真っ直ぐ突き進んでいて、その自分の好きを発信しているという事だろうか。たからには収益もPV数も到底及ばないがひぐれも一応動画をあげているし、本当にふたりは似ているなと感じる。銀座やたからと同じように、ひぐれも今後好きをやりとりしていく関係が広がって重なっていく事になるのか、今後の活動に期待したいところである。
それにしてもいくら儲かっているとはいえ高校生でその金銭感覚は、なんか恐ろしいよたからは…。

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ハコイリクリエイト
《行町咄》

結局は終始会長の掌の上という感じがしなくも無いが、それでも過保護にしているだけあってハイルの事もその周りの事もしっかりと見ているのかなと改めて感じるところである、やはり会長もしっかり父親してるのかなとは思う。まぁだったら海外行きたいっていうハイルの頼みにあんな形で応えるのは流石にどうかしてると思うが…[*20]
あとそれと袴を着させられるのは不服だったのか真論[*21]、そんな彼女の本音も少し見えたりハイルとの距離が少し縮まったのも結果的には今回の一件があったからこそなのだろうか。

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ゲスト作品感想

この教室には×××がいる!
《大倉きお》

人ならざるものが視え続けている気苦労ですっかり参っている結だが、今回の鳥を保護した一件で完全に認知されたうえにやむを得なかったとはいえ結もガッツリとコミュケーションをとって、こんな状況でこの先結の精神がもつのだろうか。まぁまずは目の前の試験採点を進めなければいけないが、こんな慌ただしい事が起きたあとでそれは拷問に等しい作業となりそう。ともかくどうか結には気を確かにして強く生きて欲しいものである。

 

へるしーへありーすけありー
《O仮名だモ》

一体何故に芸大生とはこんなのばかりなのだろうか、誰かまともな芸大生はいないのだろうかこの世界には。自身の試験と血の補給の為に七草健康化計画に取り掛かるヨモギであったが、血と健康だけでなく部屋までもが目も当てられない惨状で共同生活すらはじめられていないのは世も末過ぎる。それにしても作画が落書きと化して野宿を決めるレベルでヨモギが唖然とした汚部屋の中で七草は一体どう生活しているのだろうか[*22]、なんか健康化計画を始動させるまでのハードルが余りにも高過ぎる。

 

ドキドキ☆かみちゃま1年生
《杉原ぽてと》

8月号以来5話目の掲載、ここまでの話数が載るなら連載化してもと思わなくは無いが実際の評価はそれに値するところに達しているのだろうか、単に他に載せられる人がいなくて引っ張り出されただけな可能性もありそうな気はする。

今回はサプライズプレゼントを贈るべくリエートとフラークが引っ越しバイトをする話であったが、そんな破壊行為ができるのであれば七草の汚部屋もそれで綺麗に一掃しても貰いたいところである。バイトの方はこんなふたりだから上手くいく訳も無く、だからといって闇バイトをしようと考えるとか、そこはもう少し他の職に考えを巡らせてからでも遅くは無かったのではないだろうか、同じ雑誌に闇バイトの漫画が連載しているとはいえ。あと今回も息をするようにぴあとなるがやべーところを出してくるのはもう今更ツッコむのも面倒だなって正直思ってしまう。

 

次号予告

次号のきららMAXの表紙&巻頭カラーは、大人気連載の*sow*『わからせろ!ナマイキツネ様!!センターカラーは大人気連載の Koiご注文はうさぎですか?とはまじあき『ぼっち・ざ・ろっく!』となじみ『コンビニ夜勤のあくまちゃん』としぴー『ラスボスは逃げ出した▽』です!きららMAX11月号は9月19日発売!

引用:まんがタイムきららWeb

次号は9/27に第1巻が発売する『わからせろ!ナマイキツネ様』が表紙に初登場、表紙を取れても2巻以降続く確率が低い傾向にあるように感じるきららMAXだが、果たしてナマイキツネ様は表紙効果でどこまで伸ばせる事ができるだろうか。
今月号巻頭カラーを回避した『ぼっち・ざ・ろっく!』は次号センターカラーの予定、重ねて言うが日程調整が合わないという事態は起こさないで貰いたいものである。

 

終わりに

自分は作品を追ってはいないが、今月の『SAN値直葬!闇バイト』ラストの編集部コメントがその後に挟まれた夏休み恒例ヤングテレホンコーナーに繋げる文言だった事から、やはり編集部はヤングテレホンコーナーをどの作品の後に挟むかを意図してやっているとしか思えない。今月号の、そして1年前の無印で『おねロリキャバクラ』がそうだったからやはり確信犯なようである。

ここ数号新規連載作が相次いで掲載枠が圧迫しかねない件について、予告時点で次号は休載作品が無いのでゲスト枠の数がどうなるのか、今後どのように誌面展開をしてくかにも関わりそうなので気になるところではある。

 

て事で今回はここまで、次も期待しないでください。

 


※脚注

*1:はまじ先生の投稿(Twitter [X])

*2:10頁

*3:11頁

*4:単行本10巻

*5:9頁

*6:14頁

*7:喜多曰く「普段のひとりの理性ってかなり頑張ってた」「相対的に廣井さんの酔い方が健全に見える」(18頁)

*8:46頁

*9:52頁

*10:60・61頁

*11:59頁

*12:80頁

*13:82頁

*14:79頁

*15:89頁

*16:93頁

*17:100頁

*18:143頁

*19:151頁

*20:6月号の回

*21:187頁

*22:130頁