渓埜胡保の戯言

語彙力のない主観と偏見に満ちた自己満足なブログなので期待しないでください…

まんがタイムきららフォワード 2023年1月号

 

今月号では特に新たな告知は無かったけれども今後に向けては期待が持てるのではないのかという1年振り表紙の『アネモネは熱を帯びる』であろうか。まぁ自分は追ってないのでそれ以上の事は全く何も語れないのが本当に申し訳無いですが…。
それはそれとしてまたいろいろと語っていきます。

 

過去の感想記事↓↓↓↓↓

w811b8y198stx8.hatenablog.com

 

 

 

今月号情報

◎表紙
木蓮アネモネは熱を帯びる』

◎新連載・巻頭カラー
くずもちまつり・誰がし薪窯のパンドラ』

◎休載
津留崎優 『SA07』
牛木義隆『追風のジン』
はづき異世界サウナへようこそ!~ルナちゃんはととのいたい~』

 

今月号はこれと言って特筆する事は無いですかね。いやなんとなくひと言くらいここで何か語っておいた方がいいんじゃとは思ってますが、今月は特に無いですね本当に。それはそれでいい事だとは思いますが、休載が多過ぎるとか追ってたのが終わってつらいとか嘆くよりは…。

 

連載作品感想

【新連載】薪窯のパンドラ 《くずもちまつり・誰がし》

パン屋が出てくるのきらら作品といえばいまだとキャラットで連載している『うさパン焼いて悪いかよ!』やココアの実家がパン屋の 『ご注文はうさぎですか?』があるけれども、よりパンづくりをメインに据えた話になりそうかなと感じた。パンづくりは好きだけども納得のいくパンが焼けない自分が嫌いな現店長の恵理だが、来店してきた麦との出逢いで何か切っ掛けを掴めたりするのかどうか。とりあえず初回は全体通して麦が可愛かったなっていうのともっと恵理のいろんな表情を見てみたいなというところだろうか、次回以降の展開にも期待したい。

スローループ 《うちのまいこ》

知りたくなかった藍子のこんな事実…、ていうか一応フォローしてるつもりなんだろうけどナチュラルに失礼過ぎるぞ親お前ら。まぁ何はともあれ来年も二葉の傍にいられそうだから結果ヨシなのだろうか、ただそれが藍子自身が抱える問題でっていうのはなんか納得いかないようにも思えるが。今回も結構藍子のいろんな表情がみれた回だったけども、前回今回と二葉と共に読者のイケナイ心をくすぐってきてやしないかなって感じるし、読んでるこっちも死因・二葉(藍子も)になりそうだった。それと男子組は男子組でそれぞれ強い関係性なのかなって感じたけれども、二葉の藍子への想いが今後より強くなる事はあるのかどうか、願わくばそうなって欲しいな…。

最新7巻は発売中!

花唄メモワール 《一ノ瀬けい》

前回初回もなかなかに衝撃展開だったけれども、今回もまたラストで衝撃展開が起きたなと思う。なんか良い意味で読んでる自分の予想に反する事が起きてるからこの先更に何が起きるかも期待したくなる。
時代格差に戸惑いつつもバイトしてきた経験は無駄じゃなかった梅、そんな中泊まりに来た今回の問題客枠*1アイリス。そんな彼女に振り回されながらも想いに寄り添いたい気持ちは確かにいろんなものを動かしたし、帰還以外に梅がこの時代で働く意義も見出したのだろうかと思っていらたラストのあの展開。前回自分からダイブしたときは何も起こらなかったから誰かに突き落とされないと行き来できないパターンなのか、それとも何か事象が起きたり解決する度になパターンなのか。感想ツイートを眺めていたら「きらら版某古代ローマ人現代日本と行き来するやつ」って言ってる人がいたけれども、温泉か銭湯かの違い以外は大体そんな感じなのかなとも思わなくは無いかも知れない。*2
時が来るまで、何か大きな出来事を乗り越えるまでここに留まり続けてると思っていたからこの展開には驚かされたけれども、次回以降も予想通りにいかない展開となるのかどうか気になるところ。あとまだ出会ってそんなに時間が経ってないのに藤野から梅への想いが大分太くなってるなと思ったのと、今後も巴枝の出番はありそうでなんか一安心しました。

色んな女の子とキスをしていたら、百合キスに目覚めてしまいました…。 《betock》

前回百合キスに目覚めつつあるように感じたけれどもあれは本当に呪い補正が掛かっていたからなのかそれとも…。何はともあれ無事に華恋編完結、その一方で浮上する黒幕の存在、最悪死に至る呪いを利用して不幸を断ち切ろうとする目的とは…。恐らくここまでが1巻範囲になりそうだけれども、それぞれの陣営の正義と思惑が絡み合う2巻以降の展開となりそうだろうか。それと1話で小さな事件と楓音は言っていたけれども、いや全然小さくないぞ滅茶苦茶に大惨事なんですけど!しかしいま呪いが蔓延っているのも1話で楓音が落ちるリリエルに気付けたのも、この件が発端と見て間違い無さそうだろうか。
あとここからは余談というか覚え書きですが、楓音のペンダントのデザインもラストで壁に書かれていた図も、どこからどう見ても生命の樹*3だったけれども、一応今回までで出てきたセフィラをここに書いておきます。自分にはそれ以上の知識は何も無いのでただ書くだけでそれ以上何か語るとかではないのでそこは悪しからず…。*4

◎4話で光ったペンダントのセフィロ
コクマー(知恵) 第2セフィラ
色:灰  宝石:トルコ石  惑星:天王星
至高の父、男性原理を象徴
神名:ヨッド  守護天使:ラツィエル*5

◎7話で光ったペンダントのセフィロ
マルクト(王国) 第10セフィラ
色:レモン・オリーブ・小豆色・黒  宝石:水晶  惑星:地球
物質的世界、王座に座った若い女性を象徴
神名:アドナイ・メレク  守護天使サンダルフォン*6

◎同話で壁に書かれ穴を空けられていたセフィロ(ひとつ目)
ケテル(王冠) 第1セフィラ
色:白  宝石:ダイヤモンド  惑星:海王星
思考、創造を司る
神名:エルヘイエー  守護天使メタトロン
最後の剣として称されるマルクトと通じ合う

◎同(ふたつ目)
ホド(栄光) 第8セフィラ
色:橙  金属:水銀  惑星:水星
象徴は無し
神名:エロヒム・ツァバオト  守護天使:ラファエル

comic-fuz.com

高瀬さんはドル活に夢中です 《師走ほりお》

つまりは共通の趣味を持つ同志として出逢う前から一目惚れであった。そんな高瀬さんの不意打ち告白に悶絶の江田、沸騰してるヤカンの蒸気はなんかもうそういう暗喩にしか見えなかった…。*7まだ3話目だけれども既に結構距離が縮まってきてないのかなって感じる、というか明らかに距離が近い!本当この先どこまで近くなるんだこの距離は。そういう描写に目移りする今回だったけれども、活動黎明期から見てくれている人がいたと知って今後江田の活動にどんな変化がでてくるのかは気になるところではある。

ほうかご再テンセイ! 《そめちめ》

先月号といい今月号といい、ここにきてそめちめ先生が自身の特撮癖を抑えなくなってきてる。前回の変形型移動メカといい今回は合体式巨人兵器、果たして次回以降もこんな調子でやってくつもりなのだろうか先生よ。いや本当ほさテンそのものの話は普通に面白いと思っているけど先生の普段の言動が胡乱な所為で余計な雑音がかかって素直に話が入ってこないのがほさテン最大の難点かもしれない。
まぁそれはそれとして、いろいろ噛み合わなかったりそれぞれ何かを隠してたりで大丈夫かなと思ったけれども一応パーティーらしくはなってきているのだろうか、そこら辺は合体巨人との戦闘で試されそうではあるが。そろそろ2巻範囲も終盤の話数だから合体巨人との戦いを制して何かしらの事実解禁に期待したいところだがどうだろうか、世界の事各キャラの事も依然謎が多いからせめてひとつくらいは明かされてもいいんじゃないかな、と勝手に思ってる。それと所長は「両世界が繋がる前の日常に戻す」という目的以外にも何か抱えてそうな気がするが、そこの背景もいずれ語られるのだろうか…。

魔法使いロゼの佐渡ライフ 《おみなえし》

姉の借金を押し付けられて返済しないといけないとはいえ、いくらなんでも食環境が悲惨手前過ぎでは無いだろうか。一体高瀬さんとロゼ紗菜の食生活、どっちが悲惨な事になっているのか…。そんな今回は人生ではじめてまともに祭りに参加したロゼ、不届き物を成敗して当面の食料も確保して、しっかり誰かの為になる事は果たせているのかなと思う。そういうロゼみたいな特殊技能は無いけれども紗菜も想いや意思という点では強い人なんだろうなと感じるし、段々とふたりの関係も噛み合い出してきてるのかなって、どうか今後もよりそういう関係になって欲しいなと思う。あとこれまでの回は余り意識して見てなかったけれども、紗菜って結構いいものを持ってる…?*8

 

ゲスト作品感想

君の笑った顔がみたい 《梅原うめ》

個人的には2話3話と続けてもっと内面まで深く掘り起こしてそれを越えてよりふたりが深い関係になるのを見てみたいなって思った。そこまでいけるかは分からないけれども、それでも今回だけでいい感じの仲にはなれたのかなと思う。人や状況によってぐいぐい攻めてくかひっそり様子見か、はじめて会う人との接し方は様々だけども攻めの力と積み重ねで今回は上手くいけたのかなっていうところだろうか。タイトルを回収した終わり方ではあるけれども、冒頭で述べた通りに是非また機会があれば掲載して貰いたい。

散歩名人 《柴山四子》

なんか癖の強そうな作品が出てきた…。街中全ての道を知り尽くすくらいに名人が散歩好きってのは分かったけれども、明らかに住居侵入を犯してるようなルートを通ってたりとそれはそれで問題ないのだろうかとは思うがそこをツッコむのは野暮だろうか。まぁそれはともかく名人はただ道を知り尽くしていて好きってだけじゃなく、全力で命をかけて散歩というものを楽しんでいるのかもしれない。癖の強い作品かなとは思うけれどもそういう全力で何かを楽しむという姿勢をもう少し眺めてみたいなとも思う。

 

次号予告

次号のきららフォワードは、 新連載第2話!異世界サウナへようこそ!~ルナちゃんはととのいたい~』(はづき)が表紙を飾ります! さらに!巻頭カラーは新連載『魔法使いロゼの佐渡ライフ』(おみなえし)が飾ります! その他、単行本第4巻が12月12日発売のアネモネは熱を帯びる』(桜木蓮)や大好評連載の『高瀬さんはドル活に夢中です』(師走ほりお)をはじめ、話題作品が目白押し!! フォワード2月号は12/22発売予定!年末年始はフォワードとともに! よろしくお願い致します!

 

引用:まんがタイムきららweb

ここ数号に渡って新連載と最終回の入替えが続いていたけれども暫くは落ち着きそうだろうだろうか。今月号は休載だったが『異世界サウナへようこそ!』が次号表紙、この流れで直近で連載がはじまった『薪窯のパンドラ』『花唄メモワール』『高瀬さんはドル活に夢中です』も是非表紙をとって欲しいがどうだろうか。『魔法使いロゼの佐渡ライフ』ははじめての巻頭カラーで登場する。*9

 

終わりに

連載入替えの流れが落ち着いて当面は連載中作品の展開に集中して読む事ができるだろうか、新連載の作品群にもこの先に期待したいが既存の中堅候補作品の動向にも注視していきたい。今月号では特に動きはなかったけれども『アネモネは熱を帯びる』は今後に期待が持てそうなどうこうではあると思うし、メディア化希望の声をよく聞く『ちょっといっぱい!』も今後どう動くかも気になるところ。*10まぁ自分はどっちも例に漏れずに追ってないのでそれ以上は何も語れないのですが…。

 

て事で今回はここまで、次も期待しないでください。

 


脚注

*1:そんな枠があるかは知らないけど…

*2:尚自分はその作品を何れの媒体でも触れた事はないのでそれ以上は何も語れないです…

*3:セフィロトの樹とも言う

*4:参考元:Wikipedia

*5:ラジエルとも呼ばれる

*6:シェキナであるとする意見も

*7:ナニとは言いませんが

*8:ナニがとは言いませんが…

*9:連載初回は表紙だったものの第1巻発売を控えた『ほうかご再テンセイ!』に巻頭カラーをとられた…

*10:追ってる人曰く話を畳みそうな展開な模様…