このブログを立ち上げて1年半弱、語彙力やプレゼン力は全然だけどもせめて見やすさくらいはちゃんとしないとと思いながらもそれを形にするのはとても難しい。本当に凝ってくなら専門的な知識を入れ込まないといけないし、でもそこまで本格的にやるつもりは無いし。暫くの間は過去の記事も弄ったりしながら試行錯誤していくとは思いますが、とりあえず自分が納得する形になるようできる範囲でやってきます。
…スミマセン冒頭から思いっきり話が逸れましたが今回もきららキャラットを好き勝手いろいろ語ります。表紙の殊はなんか本編とは違う雰囲気を出しているけれども、今月号の話のメインは殊じゃ無いんだよなという罠、それどころかほぼ出番無いし…。
過去の感想記事↓↓↓↓↓
今月号情報
◎表紙・センターカラー
幌田「またぞろ。」
◎巻頭カラー
肉丸「ばっどがーる」
◎センターカラー
浜弓場 双「おちこぼれフルーツタルト」
山本アヒル「うさパン焼いて悪いかよ!」
はちべもつ「のけもののまち」
◎休載
桜Qり「ポンポコタヌキとへっぽこ王子」
椎野せら「異世界アイドル、推参です!」
こめつぶ「ササエルの中には誰もいない」
ちうね「紡ぐ乙女と大正の月」
蒼樹うめ「ひだまりスケッチ」
伊藤いづも「まちカドまぞく」
◎次号休載
Quro「恋する
今月ちょっと休載本数が過ぎる、それぞれに事情や体調の状態とかあるとはいえ6本も休載なのはちょっとどうなのだろうか…。告知済み、長期休載中、不定期連載状態を抜いて3本休載が正常値かどうかにもよりそうではあるが。
連載作品感想
【連載合流】ばっどがーる
《肉丸》
次マンにノミネートしたときに買った1巻と先日発売された2巻、そして今月号までの連載分全て読みました。優は言うまでも無いけれども揃いも揃ってバカとポンコツだらけ*1な面々、全然不良になれてないから結構平穏だけれども賑やかというか喧しい日常かな、と感じた。物騒な作品が多い最近のきららの中ではちゃんと日常系やってるなって思った次第です。
そんな訳で今月号はアトリスト活動ばっかりしてて洒落にならない成績だと発覚した水花に勉強を教える事になった一同。兎にも角にも一見ぶっ飛び過ぎなるー先輩式暗記法、なんか物凄いレベルで歴史が改竄されてるような気もするけれども、とりあえずその教科書を読みたい。それも込みで全体に渡っていろんな方向でるー先輩無双な感じだったし、普段の残念さもここで多少は挽回できたのだろうかと思う。
一方である意味一番やべーなつで死角が無さそうだった清木先輩がここに来て思わぬ弱点が浮上しそうな展開に。連載追いは全くの新参ですが次回以降も引き続いて楽しめそうですし今後もどれだけバカとポンコツさに磨きがかかるのか期待したいです。
ところで先日きららベースで更新されたスピンオフ最新回、これまでは本編でみせないポンコツさが目立ってた涼の話でしたが今回はなんという優への想いの重さ…。編集部は「甘酸っぱいエピソード」だと自称してましたが一体どんな味覚をしていたらこんな事をかけるのだろうか、どう考えても甘酸っぱいとは真逆な話なんですけれども。そんな本編で見せない涼の想いを見られる回なので是非ご一読下さい。
【本日更新】「#ばっどがーる」スピンオフ
— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) 2022年11月29日
「涼風さんはとなりに居たい」公開中✨
これはまだ涼風涼が中学生だったころの、甘酸っぱいエピソード。
↓こちらから読めますhttps://t.co/tX0SpsdQmb pic.twitter.com/CR1SNbqzMF
mono
《あfろ》
富士山周遊編の2回目、結局どう足掻いても麓から富士山は拝めず想定外続きなこの取材旅行。こんな天候でやってもコンセプトを全然生かせそうにないしどうにか頼み込んで納期延長再取材した方がいいのでは?とも思わなくはない。そんなこんなで次回完結編は一体どうなる事やら、せめて多少なりとも眺望がまともになっていればなとは思いますが。
またぞろ。
《幌田》
今月号で初表紙を飾った殊ですが、今回は殊が描かれていたのが3コマ、セリフだけが1コマというある意味表紙詐欺みたいな扱い。て事で今回は巴と楓の話、巴のアレコレにグイグイ攻めはしたけどガードは固く崩せなかった楓、それよりも前担任の二條とは大分打ち解けてるし前担任なだけあって六角家の事情についても不覚まで知っていそうな感じだったし、なんとなく今回で巴のガードの崩し方が見えてきたかもしれない。そうなるとそこそこ距離感があってグイグイ攻めてこない殊はどうだろうか、この間合いを保ち続ければ巴から語り出してくれるのだろうか。まだまだ巴の謎は多いし家族関係は決して良さそうではない雰囲気だし、この3巻範囲でどこまで巴のガードを崩せる事か…。*2
ごきげんよう、一局いかが?
《卯花つかさ》
どうでもいいけど秋刀魚って武器にできそうなビジュアルをしてますよね。結局自分から勝負吹っ掛けておいてものの見事に大惨敗をした冴であった、まぁ何だかんだで3人の関係が少し進展したから結果ヨシ!なのかも知れないが。そういえばだけど冴がわざわざ外部から女学院に入った経緯ってまだ語られてなかっただろうか、そこら辺の事は語られるのだろうかと乃々花との会話を見ててふと思った。
それと毎回言ってるけれどそろそろ4人目投入しないだろうか、ワイド4コマのペースからしてそろそろ1巻範囲も大詰めな気がするのでこのタイミングでどうだろうか…。
余談ですが先日「はじおつ。」買いました、それ以前に積み上げてる本が大量にあるので読むのはまだ先になりそうですが片付き次第読みます…。
恋する小惑星
《Quro》
言ってしまえば地学部はマイナーな部活動だけれども、江崎のようなそういうのに振り向かせられるだけのプレゼン力は持ち合わせて無く、宇佐美のような魅力も無く、仮にここで自棄を起こしてバニー服を着てもモンローのようなプロポーションを持ち合わせているものも無く。
まぁ部員数が全てでは無いけれどもそんなこんなであおとみらの地学部3年目が始動した訳だが、正直取り逃した責任の幾らかはあおとナナの押しの強さな気がする。あおとみらも進路をどうするか決めないといけなくなるし、これから小惑星発見に向けてどう進んでいくかも3年目の焦点になりそうだろうか。
ところで男子を中心に*3入部希望者が殺到した新聞部は最終的にどれだけ入ったのか気になるがどうなのだろうか。あとイノ先輩はその行動力を大学でも維持して欲しいと願う。
最新5巻は来年1/16発売!
おちこぼれフルーツタルト
《浜弓場 双》
もうこいつら一生ステージ上に立たせ続けてれば紛いなりにも多少は健全な漫画になるんじゃないかと思うドル園最終ライブ編である。*4本当今回のタルトもこれまでのティラミスもあんみつもステージ上では如何にも健全にアイドルやってるって雰囲気なのに、裏では親も込みで何なんだこのKENZEN空間は!それはそれとしてこのライブでそれぞれアイドルとして大事なものを見出して全力を出し切っている最終ライブ編、この大一番を制するのは何処になる事か。
ところで今月号の連載順が恋アスの後って普通に事故だと思うんですけれども…、勿論加害者はおちフルの方。
キルミーベイベー
《カヅホ》
冒頭柱のコメント、それはアカンぞオイ!都内じゃなくても超巨大な芋虫を放したら駄目だしそもそもそんなものをつくるのも絶対に駄目だぞ!
て事で刺客登場回だったけれども、コイツの中での昆虫の定義が滅茶苦茶過ぎてそれを指摘されたら弱体化するって何なんだよ本当に、でもソーニャに指摘されてなかったらどうなってたか分からんかもしれないが。結局昆虫とか関係なく望む自分にはなれたものの翌日やすなに捕獲されてるようじゃ本当にそれが望む自分だったのか?とは思うところだが。いつもこんな感じだけれども今回は普段よりも滅茶苦茶度が盛られていたような気がする。
メールブルーの旅人
《こだまり》
訪れた学校の世界で留学生としてロボット研究会に入ったクマノミの話であったが、今回は特にハカセの傍観者、或いは観測者としての面が強調されていたような気がする。最後のページでクマノミの青春を見ているハカセの構図は、生身の人間としてもハカセ自身の性格としてもそういう枠、
そして痛みを通じて理屈や論理では分かっていても感覚として人間の事や言動の一挙手一投足を理解できているのかと思うクマノミ。睦希の「他人からの気持ちを分かったと思い込んでるだけ」っていうのはいまのハカセとクマノミそのものだと思う。過去一番くらいで笑顔だったクマノミを見て、そして先月号のスミレの件も思い返して自分が居なくなった後のクマノミの事を考えているハカセだったが、少なくともハカセを残してひとり
連載11話目、1巻範囲も大詰めなところで先の展開に向けて鍵になってきそうな回だったなって思う。遅かれ早かれいずれ必ず来る終わりの時に向けてふたりがどれだけ互いを分かり合って、そしてどんな道を選ぶのか。毎回そうではあるけれども今回は特にいろいろと考察や妄想のし甲斐のある回だったなって思う。
うさパン焼いて悪いかよ!
《山本アヒル》
悪人面の所為で経営の危機になりかねないと言われ大分気にしたハチだったけれども、結果的にはそれが悪質客の撃退に繋がって結果ヨシ!なのだろうか。手は出してないから事は穏便に片付いた、と思う、一応。それでも幼女の笑顔を守るのは困難を極めるのであったが。
ところでその事態解決に一役買ったネムだが、お前一体どうやってそんなとこに入っていたんだ。そっちの方が余程怖過ぎるぞ本当に。
RPG不動産
《険持ちよ》
遂に終局を迎える巨悪との戦い、そして如何にして巨悪は生まれたのか…。
という事で酒で釣って地上脱出と鉱石バフでなんとかこの危機を脱した訳だが、やはりしっかりコネはつくっておくものという事だろうか。一応どうにかなったものの間違いなく島は大惨事なんてものでは済まないだろうから、次回からの巨悪誕生編でどこまで情状酌量ポイントを稼げることができるのか。とういかそもそもこれで奴がくたばってくれていたらいいのだが…。
あと実は兎月と狐白が実は上司への忠誠がそこまで無くて互いの百合の為だったっていうのは、なんというか巨悪の人望云々って感じたところである。
最新5巻は来年2/27発売!
ひよ&びびっと!
《ゆとりーぬ》
その歓迎のやり口はこないだ後藤ひとりもやってたぞ!まぁ部屋の方は陽キャパリピに曲解を重ねた後藤ひとりよりはマシだった気がするけども、外の方がひよの方がひとりにヤバさで勝ったと思う。そんな訳で今回も安定したひよの奇行だったけれども、段々と変な事じゃ済まないレベルになっているのは間違いない。今回一番の被害者はずっと監禁プレイをされた咲だよな、とはいえある種の自業自得な気もしなくは無いけれども。
きららベースでの配信がはじまりましたのでこの機会に是非ひよの奇行と彩の変顔の数々をご覧ください。
ゲスト作品感想
女装男子校の X X
《さのださだ》
3話目、結局山斗のあらぬ噂は更に悪化するのであった…。そんな訳で舎弟希望の新キャラが出てきた今回、いつもの如くいろいろと何か無くす一方で一応得たものもあったから、そこは前向きに捉えていった方がいいのだろうか。単に余りにきらららしからぬこの作品を只々見ていたいってのもあるけれども、まだ見ぬ女装男子と山斗との関わりも見ていたいし、翼木や今回出てきた叶亮とのこれからの進展も見届けたいので、是非これから先に向けて期待したいところである。
魔法少女はやめさせない!
《豪烈・弥太郎》
ゲスト連載もこれで5話目だからしれっと正規連載に昇格してもいいと思うのだが、一体何が足りないというのだろうか。ゲストで5話も載るなんてそうない事だと思うからどうか今後に向けて編集部には強く前向きな検討をして欲しいところである。
そんな今回はなんというか女帝とはいえ子供相手、それも自分が受け持つ生徒相手にクズな言動とマウントをとりまくる怜が醜過ぎてもう…。こんな人間にはなりたくないものである、本当に。それはそれとして改めて怜も瑠奈も陽への想いが重い、この先も続けばふたりの取り合い合戦が更に加熱していく事に期待したいところであるがどうなるか。あと今回直接の出番は台詞ひと言だけだったけれども*6、怜とは別方向で陽もクズ人間だなとは思ったところである。*7
のけもののまち
《はちべもつ》
2号連続ゲストの1,2話目、なんか周りに流されるがままにいいようにされた気はしなくもないが、ひとまず衣食住はどうにかなりそうだからそこは問題無いだろうか。ただまその周りがどっちも何かしら重大な問題を抱えているから気苦労は多くなりそうだが。にしてもあのモカと肩を並べるというルナフの泥水珈琲とは一体…。
しんこうのすゝめ!
《空くれない》
22年10月号以来2話目の掲載、なんか信仰云々以前の問題がいろいろ山積しているように思えるが、そこら辺宮司息女の権限でどうにかならないものだろうか。*8とりあえずいまの信奉者2人からどう増やしていく事か、祠周りに誰も寄り付かずひとりだけというこの状況はどうにかしたいところではあるが。
わんるーむ☆さんせっと
《ほつ》
22年7月号以来2話目、早くもはじまる幼馴染心菜とまたぞろ先輩さらの千花を巡る争い。とりあえずは丸く収まったからヨシなんだろうが今後もこの争いは続いていくのだろうか。
正直言って個性やインパクトには欠けるかなと思うところではあるが*9、女子高生の平穏な日常というのはここ最近余り出てきていないし何より連載作品が物騒だったりクセが暴走してるのが多いから、それらの清涼剤としての役割に期待したいところではある。
次号予告
表紙&巻頭カラーは蒼樹うめ「ひだまりスケッチ」! センターカラーは椎野せら「異世界アイドル、推参です!」、ゆとりーぬ「ひよ&びびっと!」、最終回の優しい内臓「死神ドットコム」、3号連続スペシャルゲスト第1話のむぐら「escape into the light」! 次号もまんがタイムきららキャラットをよろしくお願いします!!
引用:まんがタイムきららweb
「ひだまりスケッチ」の連載は22年11月号以来、表紙は21年9月号以来。確かに目の前に見えているゴールに向かって進んではいるが、そのゴールがなかなか近づかないけれども、前回の話で年が明けてゆのと宮子の受験の話も一気に進む事になるのだろうか。
「死神ドットコム」は次回最終回、自分は追ってないので結構ブラックで物騒な話という事と一時期作者が軽く暴走気味になった事しか知りませんが、年明け以降入替え新連載に何が入る事か。以前の記事でも「女装男子校のXX」「魔法少女はやめさせない!」辺りに期待したいとは言ったが編集部はどう判断する事か。完結作品ばかりが出て新作が全然入らないいまのMAXみたいな事にはなって欲しくないところではあるが…。*10
23年2月号は12/26発売!
終わりに
今月号のアンケートを書いてて評価欄に○をつけた作品が17/19で*11、紙でも追い始めて9ヶ月が経って大分自分もいろんなものを読むようになってきたなと感じた。勿論今月号休載だった作品もあるからいま連載している作品全体で見ると未だ未だではあるだろうが、それでも着々とより激しくきららに傾倒しているなと日々思うところである。
次号2月号の記事は年末も年末の時期ですが、早急に記事を書いて間に合えばなんとか年内にはあげようと思ってます、間に合わなかったらゴメンナサイですが…。
て事で今回はここまで、次も期待しないでください。
脚注
*1:且つ道を踏み外したらアウトになりそうなことをしている
*2:それに加えて広幡日詠問題も抱えてるんだよなという…
*3:というか描写された限り男子しかいなかったが
*4:まぁそのステージ上で過去にイノとニナはやらかしやがったけど…
*5:仮にそれを選んでも最悪残してきた思い出だけが残り続ける可能性も有り得るだろうし、そんな事になったらそれに永劫苦しみ続ける事になりかねない。
*6:それも独白で
*8:そんな権限があるかは知らないが
*9:コミュ障とはいいつつ穂波殊よりはコミュニケーションできてるし
*10:次号やっと新連載入るけれどもMAXは
*11:○をつけなかったのは連載を追ってない「ニチアサ以外はやってます!」と「死神ドットコム」