渓埜胡保の戯言

語彙力のない主観と偏見に満ちた自己満足なブログなので期待しないでください…

【感想】まんがタイムきららキャラット 2023年10月号

 

何度もこの感想記事で述べてはいるが、ここ最近いろんなところから新規読者を開拓しようとしているキャラットが今後どんな展開をしていくのか、そしてそれがどんな結果になる事になるのか、直ぐ目に見えるようなものでは無いだろうがこれからどのように誌面展開をしてくいのか引き続き注視したい。同時に編集部には作家に対して安定して執筆できる環境の整備や双方の信頼関係の構築、そして誌面と編集部の公正な運営や管理監督を厳にして貰いたい。

て事で今回もいろいろと語ります。

 

過去の感想記事↓↓↓↓↓

w811b8y198stx8.hatenablog.com

 

 

 

今月号情報

2023年8月28日発売
価格:470円(税込)

◎表紙・巻頭カラー

肉丸「ばっどがーる」

カヅホキルミーベイベー
浜弓場 双「おちこぼれフルーツタルト」
こだまり「メールブルーの旅人エトランゼ

◎センターカラー・新連載

ずんずんPJ・卯匡「ずんだもんTV!」

山本アヒル「うさパン焼いて悪いかよ!」
むぐら「escape into the light」
険持ちよRPG不動産」

◎センターカラー・新連載・2話掲載

猫にゃん「Vドライブ!」

りの「はらぺこ少女と探偵と」

◎センターカラー

深見真藤真拓哉「たくあかっ!」

卯花つかさごきげんよう、一局いかが?」※次号休載
はちべもつ「のけもののまち」

◎センターカラー

椎野せら異世界アイドル、推参です!」

まげねこ「竜の古城のメイドメイド暮らし」
ちぇの「お片付けはティータイムの後に」
ゆとりーぬ「ひよ&びびっと!」
蒼樹うめひだまりスケッチ
春春春「野路井の呪いに詛われる」

◎休載

Quro「恋する小惑星ステロイド
こめつぶ「ササエルの中には誰もいない」
あfろ「mono」
ちうね「紡ぐ乙女と大正の月」
桜Qり「ポンポコタヌキとへっぽこ王子」
伊藤いづも「まちカドまぞく」

各作家それぞれに事情があるとはいえ今月休載が6本というのは流石に多過ぎやしないだろうか。たまたま各作家のタイミングが被っただけだと思いたいが、作家の執筆環境や日程管理などの調整を上手くやって欲しいとは思うところである。

 

連載作品感想

ばっどがーる
《肉丸》

亜鳥を引き留めるべく直接説得に出る優。その結果は、というよりそもそも流布した噂自体が「まぁそんなもんだよね」というオチであったが、それにしてもこの漫画のちょいちょい豆知識を挟んでくるスタイルって一体何なんだろうか。
いろいろ空回って説得の第一声で自分の臓器を売り込む優は[*1]まぁいつも通りといえばそうだけども、もっと他に亜鳥に差し出せるものは思いつかなかったのだろうか。優にはもっと自分の身体を大事にして欲しいと思うし、冗談抜きで亜鳥の為なら文字通り命を捧げそうだから怖い。
今回は水鳥家の家庭事情も描かれて、以前姉妹離れて過ごしてた結果亜鳥が思っている以上に水花がシスコンを拗らせた事になったが、逆に亜鳥が水花へのシスコンを激しく拗らせるルートもあったのではと思うと、それはそれで怖く感じる。まぁこっそり水花に着いて行こうとキャリーケースに忍び込んだ辺り[*2]その断片を感じてしまう。
そんなこんなで回を追う毎に『おちこぼれフルーツタルト』や『キルミーベイベー』と並ぶキャラットのカオス地帯と化してるわ、何事も無く平然と念話を使ってくるわ、本当このアホ共は一体何処へ向かうつもりなんだろうか…。

第3巻は発売中!

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本当にどうでもいいけど四ヶ郷頭首工へは車も鉄道もに東京都心から大体2時間くらいで行けます

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キルミーベイベー
《カヅホ》

プール監視員のバイトを持ちかけられたソーニャだったが、あぎりが関わっているところが当然今回も普通ではないというのは考えるまでもなかった。本当前衛的では済まない発想力と壊滅的過ぎる経営力の無さはどうにかならないものなのだろうか、連載期間で15年いろんな事に手を出してるのにまるで成長してない、どころか退化している気すらする。
やすなはコスプレ衣装のセンスが酷い、というかそもそも何のコスプレかも分からない[*3]。元々この日やすなが参加予定だったヒョウタンを粉にして地面に撒く用事とは[*4]一体何だったのか、果たしてこの行為に意味と目的があったのか、ちょっと気になる。ソーニャも酷い目には遭っていたが職務怠慢してたし、まぁ残当というところだろうか。

 

おちこぼれフルーツタルト
《浜弓場 双》

『ばっどがーる』で唐突且つ当然の如く念話をしはじめたと思ったら、こっちはイメージを映像化したり複数人のイメージを統合したり他人のイメージに介入したりと、どっちも違う漫画から出て来たりカオスな事になっていて、そんな話が同じ号で被るなんてどんな事故なんだろうかこれは…。
今回は運動会本番を前にタルト一同でイメトレしようという回だったが、ネズミ荘の中でやってるからいいものの傍から見たらロコの言う通りヤバい団体にしか見えない。ニナはやたらムレに拘るし、はゆはなんかいろいろと拗らせてるし、その他諸々と平常運転でおかしくてどこからツッコめばいいのか本当にわからない。あと本当に大丈夫なんだろうかイノのレーティングは…。

 

メールブルーの旅人エトランゼ
《こだまり》

今回来たのは外の世界によく似てどこか異なる人類の箱舟ともいえる世界、そこで出会ったハカセガチ勢のミズナから語られた人類という種の顛末とシレーヌシステムの事実。
要するに生物種として人類が存続できなくなったから存在だけでも存続させようとメールブルーに移ってきたという感じであるが[*5]、権力者が選定した人以外は人間に非ずと定義し、肉体を捨てたこの世界の人間は本当に人間といえるのだろうか。そうやって周りが自分の意志に反して身勝手に評価したり定義づけてくるのは如何にもハカセが嫌いそうな事だし、そんな権力者に定義された人間になるならそんな人間はやめる、あくまで生物種としての人間として生きるのはハカセらしい生き方なのかなと感じる。
それでもミズナはジェンツーの孫で才に秀でてたハカセに権力者が定義した人間であって欲しかったようだが、だったらストーカー同然のようにメールを送り付けるのは[*6]、嫌いと言いながらハカセへの重い想いを拗らせているような気がする。そういう感情は肉体を捨ててもいまは変わりないようだが、やはり人と人が繋がり合うのはとても難しいと感じる。そうやって繋がりが希薄になった結果生物種として存続できなくなった訳なのだが…。
今回の話からしてえとうがシレーヌになる前の、ジェンツーと研究をしていた頃には既に生物種として人類は行き詰っていたようだが、メールブルーの開発は箱舟の実現に向けた結構な長期計画だったようである。そんなものをジェンツーがどんな想いで開発していたのかいまは知る由など無いが、後に触れる機会はあるのだろうか。ペルルが外で使えるのが残された人類へのせめてもの贖罪だとしても、本当どこまでも身勝手としか思えない。箱舟世界の人類は本当にいまでも人類のままなのだろうか…。それでもハカセクマノミは自分達の世界で今日も今日とて生きていく。

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うさパン焼いて悪いかよ!
《山本アヒル

夏の限定新作メニューの採用をかけてハチとネムがコンペに挑んだ今回だったが、あくまで味勝負と釘を刺すクマに反して終始ふたり揃ってなんか違うものと戦い合ってるような気がしなくもない。ネムの発想力と行動力は余りに規格外であるが、こんなところで収まっていい器では無いような気がする。もっとその才を違う場で活かして欲しいところであるが、そこは本人のやる気次第だろうか。変人で狂人ではあるが物凄い可能性を秘めている、それが楽道ネムという女である。

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escape into the light
《むぐら》

新曲のMV絵の作成をめあの紹介で美術部員に頼む事になったが、つむぎとみきの関係性とかいろいろめあに筒抜けになっていたのはある種のストーカーなのでは、という気がしてならない。今回もMV絵の依頼をどうするかふたりが悩んでいたところに湧いて出て来たから[*7]、学級委員長という職務の範疇を越えてふたりをストーキングをしていたのではと思いたくもなる。
みきは今回隙あらば常に弄られていたような印象だが、弄られるくらいには多少柔らかくなってきているのだろうか。何はともあれ無事MVも完成してmirai活動再開へと徐々に近付きつつあるが、ふたりの関係はなんか相変わらずだなって思う。

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RPG不動産
険持ちよ

ひとまずラスティーレとサトナの一件はどうにかなりそうであるが、あちらを立てればこちらが立たずと言う奴で、過去の出来事を丸く収めても元いた現代も丸く収まるとは限らない、やはり大戦が起きる過去を改変した事によるタイムパラドックスは避けられなかったという事だろうか。
ただ15年前の大戦や現代での出来事へと繋がる事態を過去改変で回避するという目的自体は達成しそうであるが、これも実際現代に戻ってみない事には分からない。「失敗したら存在ごと消えるかも」と言っていたミモであるが[*8]、これがそれに該当するのかどうかも戻らない事には、だろうか。
過去も現代もその先も全て丸く収めて平和な世界にする、少なくともその為に動いてきた琴音にとっては到底許容し難い事であるが、過去を改変した事でこれまで積み重ねてきた繋がりもどうなる事か。決して何もかも無かった事になるとは思いたくは無いが、誰かの為に居場所を探し続けてきた行く末は一体どうなる事か…。

 

【新連載】Vドライブ!
《猫にゃん》

4月号まで『ニチアサ以外はやってます!』を連載していた猫にゃん先生が新作を引っ提げて早くもきららキャラットに帰還。チヤホヤされたくてバーチャル活動をはじめるも鳴かず飛ばずで金欠な愛梨、怪しい事務所からスカウトを受けたのを切っ掛けに仮想世界から現実世界へと侵略する”Vルス”から世界を守るべく、よりも自分がチヤホヤされる為に対抗手段”Vドライブ”でアバターに変身して戦う事になる。

何だか設定や展開は如何にも先生の好きな特撮趣味が出ているなと感じるが[*9]、歌って踊っての戦闘や愛梨の口上はほぼほぼ『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』の雰囲気だなって思う。トップスタァの座をかけて演者同士が戦い合うのがレヴュースタァライトで異形の敵とは戦わないが、歌唱しながら異形の敵と戦うという点では『戦姫絶唱シンフォギア』の方が近いのかなって気がする。
配信の視聴数が、コメント数が、投げ銭が多ければ多い程、チヤホヤされればされる程に戦闘力が上がるというのは承認欲求モンスターな愛梨にとっては相性が良過ぎる仕様だが、あくまでチヤホヤされる事が第一で悪党退治や世界平和は二の次三の次な感じなのが今後の戦いでどう変化していく事か。助っ人マスコットポジションのナーコや未だ見ぬ第二第三のライバーとの関わりなど、一変した愛梨の日々がどう動いていく事になるのか、次回以降も引き続き注目していきたい。

ちょっと余談(以下折り畳み)
▼▼CLICK▼▼

ところでチヤホヤされるべく金欠になってまで宛ても無い先行投資をするくらいに承認欲求モンスターな愛梨だが、金欠はしてないがチヤホヤされたいという点では元祖承認欲求モンスター『ぼっち・ざ・ろっく!』の後藤ひとりと本質は似てるのかなと感じる。というかMAX連載 『アイドルビーバック!』のブラックカメリアPやフォワードで連載がはじまった『ネコかぶりアンコール!』の広瀬音子など、方向性の違いはあれど[*10]ここ最近いろんな承認欲求モンスターがきららで生まれているなと感じる。あとアイドルとバーチャルの要素を持つ作品も増えてきて、いまのきららはバーチャル・アイドル・承認欲求モンスターが群雄割拠する時代なのではと感じる。

 

はらぺこ少女と探偵と
《りの》

律歌の昇格祝い、もとい音都の歓迎会を行った今回だが、買い出し中に律歌と響がつくっか如何にも不味そうなケーキを美味しいと評した音都は味覚に異常があるのではという気がしなくもない。とはいえ「ちょっと苦い」と前置きしているから完全に狂ってるというよりはやや鈍感と言った方が正しいのだろうか。
一方で買い出しに行ってた音都は爆弾事件の時に関わった警官の雪村と鉢合わせたが、ちょっと過ぎるくらい真面目な性格だろうかと思う。結果的に警察側とコネができたとのはノワールローズを追う律歌としては大きな前進なのだろうか。とはいえ第一印象はクソみたいなものだし相変わらず音都からも酷い言われようであるが、まぁ律歌の行いからして残念ながら当然と断言するしかない。まずはそこかを正さない事には更なる昇格は難しいのではと思う。
ところで今回出てきた響の新作メカは[*11]今後活躍の場はあるのだろうか…。

 

たくあかっ!
深見真藤真拓哉

前回に続きバーチャル配信者の茶々からの相談を受ける紗音と燎子。なんか台詞回しや展開が空回っているように感じた前回よりはマシかなと感じたが、燎子と恵利がやや難ありでコミュニケーション全般を紗音が担当しているのがどこか空回ってるように感じる要因なのだろうかって気がする。そこは燎子のコミュニケーション力を鍛えていくしか無さそうではあるが、恵利は今回のような事でなければそれなりにできそうだとは思うが。それでも人と人を繋げ合う力があるという点では紗音もヒロインの素質はあるのだろうが、ただいろいろと空回りしているのが少し痛いかなって感じる。
あと余り言いたくは無いが、ここ最近はじまった初回新連載の作品と比較すると、これの1話2話は余りに掴みが弱いなと感じてしまう。やはり初回新連載表紙という好待遇を受けるに相応しく無かったと余計に思ってしまうが、ここからどう話を転がして評判を巻き返していけるだろか。

 

ごきげんよう、一局いかが?
卯花つかさ

夏休みが最終盤になりながらも未だ宿題に手付かずな冴、乃々花と共にファミレスで宿題を片付けようとするも結局麻雀の魔の手と誘惑からは逃れられなかった。こんな事になるならわざわざ暑い中ファミレスまで行った意味とは何だったのだろうか、ここまで来ると大分重症なのではという気がする、特に冴は言うまでもない。結局ファミレスにmi-fiがなくても理由をつけて宿題をやるのを先延ばしにしていたと思うし、麻雀に毒されてなくても同じオチになっている気しかしない。本当麻雀だけでなく冴はもっと現実にも目を向けないといけない、まぁ自分も終盤まで手をつけなかった口なので人の事は言えないのだが…。

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のけもののまち
《はちべもつ》

どうにかしてネルとマキの関係を取り持とうと段々とるいとルフナのやり方が強引になってきているように感じるが、それくらいふたりの関係性が喫茶店運営に支障が出ているくらいに良く無さ過ぎるから、祭りの屋台出店に向けてもこの関係構築は火急の問題なのは確かである。
何だかんだ言いつつ放っておけないくらいマキは大分喫茶店に馴染んできているのかなと感じるが、いくら過去にいろいろあったとはいえそのまでネルに対して拒絶反応を示すのは[*12]流石に異常では無いだろうか。とはいえ本人にとってはそれだけ根深い問題なのだろうけれども。一方ネルはネルで自身の種族問題を気にしているようだが、るいを拾ってから何も変わってないという事は決して無いだろうし、なんかいろいろと吹っ切れて欲しいなと思う。
屋台出店の話がひとまずの山場の展開となっていきそうであるが、いろいろ抱える諸問題を丸く収める事は出来るだろうか。

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異世界アイドル、推参です!
《椎野せら》

リアの思い付きで温泉に行く事になった一同、我が道を往く性格なリアではあるけれども、それにして思い立って即翌日に行くというのはなかなかの行動力だと感じる。とはいえ温泉とは何かをよく分からないまま行く辺り未だ未だ常識が欠如していそうではあるが…。
何となくルミナとジェシカの距離が近くなってそれがSNSでも評判になったのをいい事にふたりの百合営業を画策する咲良だが、そこまで上手くいくものだろうか。まぁそこはリアが魔法でどうにかしそうな気もするが、その百合営業からあぶれたリアは本当どう扱えばいいものか。そんな事よりも常識をつける事が最重要課題なのだが、本当に。

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ひよ&びびっと!
《ゆとりーぬ》

前回の中間試験で彩がどんな結果になったのかが気になるところであるが、今回はショート集の回となった。たまたま彩の視界に入って動画撮影で踊る事になった先生であるが、不本意ながらネットに晒されながらも何だかんだ満更ではなかった感じで、この先変な癖に先生が目覚めないか少し不安に感じる。今日も今日とてひよは推しの布教活動に熱心な一方で、一体咲のこの感情は何なんだろうか、何だかんだ言いながら実は彩に熱を帯びてやしないだろうかこれは。

第1巻は9/27発売!

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ひだまりスケッチ
蒼樹うめ

ひとまずゆのと宮子が少しは安心したという意味では来た意味はあったのだろうけれども、でもやはり本当に何しに来たんだろうか沙英は…。そんなふたりの亜麻美受験はなんか微妙そうという感じであるが、どう結果が出る事になるか。そしてゆのと宮子が大事な時期というときに沙英は仕事を落としかけてて、いや本当に何しに来たんだという感が余計に拭えない。まぁふたりの受験が気になるのは分かるが別に見栄を張らなくてもいいのにと感じる。

 

ゲスト作品感想

竜の古城のメイドメイド暮らし
《まげねこ》

コミュ力だけでなく体力も結構貧弱な彩であるが、文明の利器の無い自然の中でこの先どう変化していく事になるだろうか。戻る手段も他に宛も無い以上ここで世話になる他無いが、城でのメイドとしての生活は小さくても確実に彩を成長させていくと願いたいところである。あとまともな人間関係が無いのは彩本人が言ったけれども、もう少しやんわりとした指摘の仕方は無かったのだろうかクエレブレ、と感じる…[*13]

 

お片付けはティータイムの後に
《ちぇの》

3月号掲載『現実逃避さりげなく』以来の登場。冒頭早々から住んでたアパートが全壊する鬱き目に遭った紅と、そんな彼女を召使として部屋を提供しようとする富豪令嬢のさつき、そんなさつきの決定に承服しかねる用心棒のカヤの、紅に部屋を提供するかで揉める話であるが、一体謎に高い紅の紅茶淹れ技術は一体何なんだろうか。何だかんだ紅茶1杯で事が丸く収まったが、じゃあ結局何しに割って入ってきたんだろカヤはって感じはしなくもない。とりあえず紅の住む場所はどうにかなった細かい事は良いってものなのだろうか。

 

野路井の呪いに詛われる
《春春春》

此方も3月号掲載『勇者は仕事中です!』以来の登場。誰かの為になりたいという動機自体は良いものの、その強過ぎる願いと想いが魔法を通り越して呪いと化してるのは皮肉と言うものなのだろうか。それでも誰かの為という動機は尚変わってないし本人は善意でしか動いてないから、なんか余計にタチが悪い気がする。兎に角その強過ぎる願いと想いで後々自滅しない事を願いたいところである。

 

次号予告

初表紙&巻頭カラーはコミックス第1巻が9月27日発売のゆとりーぬ「ひよ&びびっと」! センターカラーには、絶賛連載中のはちべもつ「のけもののまち」、ちうね「紡ぐ乙女と大正の月」、こだまり「メールブルーの旅人」に加え、3号連続ゲストの科戸コウ鶴舞カンパニー」が登場!次号もまんがタイムきららキャラットをよろしくお願いします!!

引用:まんがタイムきららWeb

次号は第1巻が発売する『ひよ&びびっと』が表紙で初登場、昨年辺りから1巻2巻が出るタイミングで表紙を取る例がキャラットでも増えつつあるが、表紙を取れてもどこまで巻数を重ねられる事となるかは不透明である。これまでに表紙を取った作品と共に今後の動向に注目していきたい。

11月号は9/28発売!

 

新刊情報

発売中

 

終わりに

新たな読者層を取り込もうと試行錯誤をしていたり、なかなか次のアニメ化作品が出て来なかったりと、気になる動きはいろいろとあるが、冒頭でも述べた通り作家の安定した執筆環境の整備や編集部との信頼関係の構築、誌面と編集部の公正な運営管理監督をしっかりとして貰いたいところである。特に作家と編集部の関係を損ねて連載に影響が出る事態は決して起きてはいけない事である、そんな事にならない為にも編集部の運営や普段の態度等いま一度厳にして欲しいと願いたい。どうか読者にも作家にも愛され続けるまんがタイムきららをつくりあげてこれからも永く続いて欲しいものである。

 

て事で今回はここまで、次も期待しないでください。

 


※脚注

*1:5頁

*2:9頁

*3:16頁

*4:17頁

*5:33・34頁

*6:37頁

*7:56頁

*8:3月号掲載回

*9:尚自分は特撮については部分的にネットで見かける程度の知識しか無いです

*10:この中で明確に方向性が違うのはブラックカメリアPだが

*11:98頁

*12:138頁

*13:160頁