渓埜胡保の戯言

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【感想】まんがタイムきららフォワード 2023年12月号

 

「きららってこんな不健全雑誌だったっけか…」と思わずにはいられない今月表紙のこの肌と胸である、と感じる。まぁ今月表紙の『ももいろモンタージュ』に限らずいまのきららはとてもきらららしからぬ作品で溢れているから、そういう意味ではそんなこれまでのきららという固定概念を打破しようとする表紙、なのかもしれない。そんな事まで考えてやっているかなど知りはしないけれども。

て事で今月号もいろいろと語っていきます。

 

過去の感想記事↓↓↓↓↓

w811b8y198stx8.hatenablog.com

 

 

 

今月号情報

2023年10月24日発売
価格:750円(税込)

◎巻頭カラー

はづき『異世界サウナへようこそ!~ルナちゃんはととのいたい~』

◎表紙

まめ猫『ももいろモンタージュ』

うちのまいこ『スローループ』
マウンテンプクイチ『球詠』
Magica Quartet・富士フジノ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』
おみなえし『魔法使いロゼの佐渡ライフ』
桜木蓮『アネモネは熱を帯びる』
くずもちまつり・誰がし『薪窯のパンドラ』
一ノ瀬けい『花唄メモワール』
おくりごま『ネコかぶりアンコール!』
河瀬季(モノリス法律事務所)・さくたつ。『仮想世界のテミス』
白野アキヒロ『しゅがー・みーつ・がーる!』
あらたまい『え? 結婚って3次元でもできるんですか?』※次回2024年2月号掲載
betock『色んな女の子とキスをしていたら、百合キスに目覚めてしまいました…。』
橘まなり『サキュバスイッチ』
師走ほりお『高瀬さんはドル活に夢中です』
はるしおん『桐歌様は騎士になりたい』
桃井桃子『お茶漬けびより』
青田めい『オールドヨコハマラジオアワー』

◎休載

津留崎優『SA07』※暫くの間

『SA07』の休載がそろそろ4年目に突入しそうな状況なのだが再開の見込みは本当にあるのだろうか。他社の別作品が何事も無く連載更新が継続しているだけに読者にとってはもどかしいところであるだろうが、果たして連載再開が先になるか目次頁から存在を抹消されるのが先になるのか…。

 

連載作品感想

異世界サウナへようこそ!~ルナちゃんはととのいたい~
《はづき》

向こうで愛飲していたポロポのこっちでの再現と食堂の新メニュー開発、そして何よりも何倍何十倍にも辛さが増された話となった今回。ここには存在しない食材も多く実際どのようなものなのかイメージしにくいところもあるが、それでも劇中で出てきたメニューは本当に辛いんだなというのは伝わる。何せ比喩でも何でもなく火を噴く辛さである[*1]、その事からして全く別次元の、でも美味しさを感じる辛さなのは確かであろう。
それにしてもあくまで個人的なイメージなのだが、容姿に反してスラーがここまでの激辛派だったのは何だか意外な印象である。

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スローループ
《うちのまいこ》

今回はひよりと二葉の夏祭りデート回であったが、こんなのを見たら小春と藍はどう思うのだろうか、とふと感じる。

なんだか読者やオタクの妄想をうちの先生が察知して形にしてくれたような気もする今回の話であるが、二葉の為にいいところをみせようとするひよりは、家の中では妹のひよりが姉らしいところをみせようと張り切っていたように感じる。その張り切りに見合うものを二葉にみせてあげられたひよりであるが、そういう事ができるのに何故に前回小春に対してあんな失態を犯したのか…。
それにしてももっと同じ時間や場を増やしたいとひよりに4留を迫る二葉は流石に重いが重過ぎではないだろうか。55話[*2]でも言っていたが、そんな事を思ったり迫ったりする二葉は本当にずるい女だし、二葉をそんな気にさせるひよりもまた本当にずるい人であると思う。というよりずるいを通り越して魔性ではないだろうかこれは。
まぁそれでもいま以上の時間や場が増やせずとも、ふたりのこの関係はそんなものなど関係なくとても濃く強いものであると感じる。

 

魔法使いロゼの佐渡ライフ
《おみなえし》

佐渡とエトワールの繋がりを探るべく近くの博物館を訪れたロゼと紗菜。展示されていた花瓶の模様が母から譲り受けたロゼの魔導書の模様と一致していた事以外は特にこれという手掛かりはなかったものの、出自が不明な地域の伝統や物品というのは佐渡に限らず割とありふれたものである気がするから、だとすればさらに探ればエトワールに関わる物証が出てきてもおかしくは無さそうである。
とはいえ仮に交流があったとしてエトワールで佐渡に関わる記録伝承が残っていないのは単にロゼが知らないだけなのか、時代の流れで記録伝承が散逸したのか、それとも意図的に記録伝承を残さなかったか抹消したのか。依然分からない事は多いがそんな疑問を大元の原因を封じるという力業みたいな解決法を考えるロゼは[*3]、余程エトワールに戻りたくないというかエトワールに関わりたくないのかなと感じさせる。
まぁそれはそれとして新たに広げた佐渡の見聞知見を今後活かす機会があるかは気になるところである。あと月渚は今後はどんな映えを狙っていたのだろうか。

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薪窯のパンドラ
《くずもちまつり・誰がし》

今回は恵理と日菜乃の話。いまもちょいちょい日菜乃に弄られている恵利であるが、それは昔から変わらず続いているようである。ただ弄りが過ぎて恵利に望んでいたものとは全然違う表情をさせた事は、いまになってふと夢に見るくらいに気にしているのかなと感じさせる。それにしても日菜乃の恵利への可愛いという感情はなんかどこか歪んでいるような、なんだかどこか重さを感じなくもないように思う。

第1巻は発売中!

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花唄メモワール
《一ノ瀬けい》

前回本編9話が掲載した8月号で「誰だこの女」と思った読者が多かったのかどうかは分からないが[*4]、単行本2巻で描写や台詞に修正が入ったのは「ハッキリ書かなくても誰か分かるだろ」という意図が伝わらなかったからなのかどうなのか。そんな事などいち読者にわかる訳なの無いのだが…。

まぁそれはそれとして、ロベール氏から話を聞いて今回花瀧屋に来たのはアイリスの家庭教師をしていた竹子。彼女とは初対面である梅が巴枝だと思ったくらいに似通っている容姿であるが、巴枝の血縁と何かしら関係はあるのだろうか。一応は暫く花瀧屋に滞在するようであるから、今後巴枝と竹子の関連を探る機会はありそうである。
そんな竹子は雑誌投稿の掲載経験はあるものの絶賛苦悩中の小説家志望。アイリスに張り続けた見栄にツケが回ってきた格好でもあり、それがより苦悩を加速させる事になっていたが、それでも梅のいつもの節介もあって僅かながらも張り続けた見栄に見合う小説家には近付けただろうか。本当に行き詰っているときは目の前の事以外は何も見えなくなるものであるが、周りにも目を向けらえるか、そういう出逢いに巡り合えるか、そういうのはなかなかに合縁奇縁というものなのだろうか。
それにしても和奏との一件から精神的に余裕ができたのか、それに加えて梅との距離が近くなったからなのか、今回の桐喜はいつも以上にテンションが舞い上がっていたように感じる。あと藤野は梅の頑張りを見て自分も頑張らねばと思っているが[*5]、それが知らぬうちに今後藤野を苦悩させる事になるのではないだろうか、と感じるところが気がかりである。勿論杞憂に終わればそれに越した事は無いが。

単行本購入キャンペーンの応募締切は
今月末の消印まで!

 

ネコかぶりアンコール!
《おくりごま》

前回外堀を埋められ結局入部する事になり、それから殆ど時間がとれない中で迎えた演劇部の初演と音子の初舞台。稽古不十分なうえに目的が目的なだけに開演前は物凄く圧を感じていた音子であったが、それでも無事に初演は乗り切れたし、舞台で素を晒し普段猫を被っているストレスを発散させるという牧奈の計画もひとまずは上手くいっただろうか。ただ今回の上演を見て事情を知らない入部希望者が出てきたら計画の変更修正は避けられなさそうであるが、そういう意味でも今後の演劇部の活動を左右する初演だったのではないだろうか。
素を晒すというのが牧奈が音子に演劇をやらせる目的ではあるが、実際堪忍袋の緒が切れる場面は[*6]本当にほぼ素を晒していたのでは無いだろうかと感じる。あと音子のストレス発散が目的とはいえ、兄にとっては巻き添えを喰らったうえにとんだ羞恥プレイをさせられる羽目になった格好では無いだろうか。

 

仮想世界のテミス
《河瀬季(モノリス法律事務所)・さくたつ。》

法曹とITには強い一方で常識力の低さを感じさせる場面も目立つ印象の初であるが、それに加え洗濯物を溜め込むくらいに生活力も低くてなんだかこの先が思いやられる。仮に今後独り立ちして何事も無くやっていけるのかが只々不安である。溜め込んたものや着ているものをいつどこまで洗うのか、どっちのコンビニスイーツを買うかどうか、人生はそんな洗い選びの連続なのかもしれない。

 

しゅがー・みーつ・がーる!
《白野アキヒロ》

前回のホテルビュッフェから続き、今回は美都の外出の口実が危うく破綻しかねない状況となったが、何だかんだで無事にこの場は乗り切れたし、迎えに来たメイドの星宮が学友としての関係に理解があった事もあって、ひとまずこの関係はなんとか維持できたのではと思う。とはいえ学友として以上のカンナと美都の関係を深く探られたらまた怪しくなりそうだし、今後出てくるかもしれない第二第三の望月家の関係者が星宮同様に理解があるとは限らない。そんな中で互いに互いの事をもっと知ろうとするカンナと美都であるが、この関係をより特別なものへと深めていくのはとても前途多難そうである。

 

色んな女の子とキスをしていたら、百合キスに目覚めてしまいました…。
《betock》

前回ルシフェルに唆されて楓音達に一服盛った杏莉、そんな増長した杏莉の呪いで形成したであろう異空間の街並みはこれでもかという程に楓音への重過ぎる杏莉の想いに溢れていた。そんな中でルシフェルが仕掛けてきたのは異空間からの脱出を懸けた鬼ごっこ、それも拘束された人全員とのキスに加え杏莉にまつわる問題に答えるというもの。杏莉への想いに加えていまの楓音の人間関係も試されそうなこの戯れであるが、どうにかこの重さを払いのけて想いに報いる事ができるだろうか。

ちょっとした考察(以下折り畳み)
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ところで今回の異空間の中で出てきた看板の二段目であるが

出典:まんがタイムきららフォワード 300頁
©betoc/芳文社

パッと見ヘブライ語で書かれているのはなんとなく分かったものの何が書かれているかまではまるでさっぱり分からない。そこで全く馴染みの無いヘブライ文字に悪戦苦闘しながら[*7]翻訳にかけてみた結果が

多分これであっていると思う、違った場合の責任は取りません。
そのヘブライ語の文章のうえに描かれている一つ目の意匠はキリスト教で神の全能の目を表す『プロビデンスの目』[*8]。楓音に自分だけをずっと見て欲しいと願い、同様に楓音の事を片時も離ししたくない杏莉の重過ぎる想いが溢れた看板である。

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サキュバスイッチ
《橘まなり》

いろいろとやべーので折り畳みます
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前回鉄製の下着を装着させられてレギュラー化しつつあった松茸の今後がどうなるかと思っていたが、冒頭早々から下着の中で元気に暴走していて[*9]なんか分からないけれども一安心した。勿論というのか、こんな下着を装着されられたくらいでは自己主張が大人しくならなかった松茸であるが、なんと今回は…

 

メル子の松茸で
隕石を迎撃

メル子の松茸が
危機を救った

 

 

 

!?!?!?!?!?

 

連載初回で口腔を使ったプレイをしようとしたり(尚未遂)、4話のオットセイ回だったり、松茸が鎌に完全勝利した7話だったり、これまで幾度となくアホみたくぶっ飛んだ展開が繰り広げられたこのサキュバスイッチという漫画であるが、これまで10回掲載された中で過去一にアホみたくぶっ飛んでいる狂った展開であった。何よりも日本の危機を救ったのがメル子の松茸というのが余りにも最悪に感じる
確かに先月号の記事で「鎌に勝った松茸だから鉄製の下着も無事じゃ済まないかも」とは書いたけれども、それを破壊するどころかそこから大放出したモノが宇宙彼方まで爆裂に射出されるとは、一体本当にどうなってるんだよメル子の松茸は。しかし偶々上空へと射出されたから良かったものの、メル子の睡眠中に射出された事から恐らく制御は困難、これが水平方向へと射出されていたら一体どれだけの被害が発生した事か。最早メル子の松茸は本人にすら制御困難な大量破壊兵器と化してしまったも同然である。これだけの超長大の射程と威力ならば、少なくとも街ひとつを地図上から無かった事にするなど容易い芸当なのは間違いなさそうである。

まぁそんな松茸で隕石を迎撃したインパクトが余りに強過ぎて他の展開がどうしても霞んでしまうが、メル子とあんずが全く催淫を制御できない、若しくは催淫を発して無くても周りを催淫状態にさせたり、あんずがサキュバスの状態を隠せなくなったりと、いろいろと気になる事が起った。それが入れ替わりの長期化によるものなのか、それともふたりが交わった事によるものなのかは分からないところである。
ただまともな日常生活すらもままならない状況なのは、魔界に行ってる間の空いた半年間を埋めようとするあんずにとっては余りにも痛い事態である。そんな状況の中で、更にはメル子の松茸という爆弾を抱えながらこの先どう日常を過ごしていく事になるのだろうか。

そんな中であんずが身籠った事もあるからか、これまでよりもメル子とあんずのやりとりに夫婦感が出てきたように感じる。とはいえ告白も交際も諸々すっ飛ばしてのこの状況というのはあんず本人もどうかしていると思っているが[*10]、しっかりとメル子と向き合って想いを伝えようとするあんずの決意をよそに上述したような日常生活もままならないこの状況である。ふたりが安寧の日常を過ごすのには余りにハードルが高く感じるが、果たしてそれぞれどうこの日常をつくっていく事になるだろうか。

兎に角本当にとち狂ったような展開が続いているが、ふたりのやりとりを見ているとやはり根は純愛ものであると感じさせる。だというのに本当どうしてこうなってしまったのか、こんなとち狂った話を生み出せる橘先生が恐ろし過ぎる…。

橘先生の投稿(Twitter [X] )(折り畳み)
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高瀬さんはドル活に夢中です
《師走ほりお》

前回のみくとのやりとりで自身の想いを自覚して告白同然な事をぶつけた高瀬であったが、想いをぶつけられて結局POPだと打ち明ける機会を逃した江田はなんかこんな事になって本当に良いのかなとは思うところである。そんな高瀬から告白をされて江田に芽生え自覚したこの想い

 

それってもしや

恋じゃない?

アァオ!!! A gift for you!!!

www.youtube.com

 

まぁそんな訳で後は江田が諸々清算して想いをぶつけるだけなような気もするが、そこまでにどれだけの紆余曲折を経る事になるのか、どうにか高瀬の想いに少しでも報い寄り添って欲しいと願うところである。

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オールドヨコハマラジオアワー
《青田めい》

何度タイムリープを繰り返しても回避できないオルヨコ最終回、そしてその度に発覚するルールーのスキャンダル。とりあえず気分を変えようと聴いていた過去回のアーカイブのコメントから番組内容が自由過ぎる故にスポンサー離れが起きたのではという疑惑が浮上。個人の趣味では無く商業として番組をつくっている以上その制作資金源となるスポンサーが離れれば番組継続は望めない、とはいえそれを回避するにはなぎさひとりだけでは余りにも手に負えない大きな問題である。そこで思い切って番組関係者に接触を図る事にしたなぎさであるが、果たしてこの行動がどう事態を動かす事になるだろうか。
番組をつくるうえで如何に面白くより多くの人に見聞きしてもらえるかというのは重要であるが、それを追求し過ぎてスポンサーからの印象を損ねたり、逆にスポンサーに配慮し過ぎてつまらない内容になったりと、なかなか番組づくりというものは難しいものである。それでも終了決定から半年の猶予がとれただけオルヨコは恵まれている方であると感じるが、果たしてどう上手い事やりくりして番組存続へと繋げられるだろうか。
あとタイムリープを重ね過ぎた影響か、やり直せばどうにでもなるという考えになっていて[*11]、大分なぎさの感覚が狂ってきているように思う。

 

ゲスト作品感想

桐歌様は騎士になりたい
《はるしおん》

想い人の先輩である美鶴がふと口にした「騎士みたいな人」という好きなタイプを真に受けて、令嬢の桐歌があれやこれやと空回りしながら騎士みたいな人を目指していく。結局なんか騎士というよりはチンピラみないな格好で美鶴を危機から守った桐歌であったが、でもいいところは見せられたし少しはカッコいいと思えて貰たから、そういう意味では前進したのかなとは思う。まぁ当の桐歌本人は美鶴がそれを言う前に走り込みに突っ走っていったのだが。
普段は完璧超人なのに恋が絡むとここまでのポンコツぶり、この恋路を実らせるのはなかなかに前途多難そうである。

 

お茶漬けびより
《桃井桃子》

隣近所の小学生に茶漬け狂いだと認識されるくらいに茶漬け一筋という感じの瀬名。他の事がどれだけ面倒でも茶漬けであれば簡潔に用意できるし、その分他の人とより繋がれる時間がつくれる、というものなんだろうか。でも全然手が込まないからこそこうやって基との繋がりをより強くつくれたのでは無いのかなと思う。瀬名は茶漬けを「時短かつコスパ最強」と評していたが[*12]、時短した分でより長く人と人とが繋がり合えるなら更にコスパに強いものであると感じる。

 

次号予告

次号のきららフォワードは、 単行本第6巻が12月12日に発売! 『アネモネは熱を帯びる』(桜木蓮)が表紙を飾ります! さらに! 巻頭カラーには単行本第3巻が11月10日に発売! 『ももいろモンタージュ』(まめ猫)が登場! その他、大好評連載の『高瀬さんはドル活に夢中です』(師走ほりお)や『サキュバスイッチ』(橘まなり)をはじめ、話題作品が目白押し!! フォワード1月号は11/24発売予定! もうすっかり秋模様! 秋と言えば、食欲、芸術、そして…フォワードですね! 次回もまんがタイムきららフォワードをよろしくお願い致します!

引用:まんがタイムきららWeb

次号は『アネモネは熱を帯びる』が8月号以来に表紙で登場。12月に発売の6巻を控え更に先に向けての展開も期待したいところであるが、だたそろそろこの辺りで動きが無いと更に先に向けた展開は厳しくなりそうである。そういう点に於いて次号フォワードは今後に向けて割と重要になるのではないかという気がする。

 

新刊情報

発売中

 

11/10発売

 

終わりに

今月号は余りにも『サキュバスイッチ』のインパクトが強過ぎて、他の掲載作品がどんな内容だったのかメル子の松茸同様に危うく射出されかけるところだった。別にきらららしからぬきらら作品というのはいまにはじまった訳では無いし、その時代時代で当時のきららのイメージから逸脱した作品は度々産み落とされているのであろうが、それにしても『サキュバスイッチ』のとち狂いさは余りにもぶっ飛び過ぎている。本当に内容や展開があんなのだから一体どこまで連載を続けられるかのチキンレースになっている気もするが、どこまで派手に弾けられるかも見ものである。

 

て事で今回はここまで、次も期待しないでください。

 


※脚注

*1:7・8頁

*2:4月号掲載・単行本8巻収録

*3:145頁

*4:自分は「誰だこの女」と思ってしまったクチであるが…

*5:207頁

*6:243・244頁

*7:似通ったような文字が多くてあれでも合いそうな翻訳になるまで試行錯誤を繰り返しながらやってた

*8:プロビデンスの目 - Wikipedia

*9:316頁

*10:323頁

*11:443頁

*12:418頁