まんがタイムきらら展FINALの会期が終了した。自分も会期中に参戦しに行ったが、こういう様々なきらら作品に触れられる場がひとまずこれで区切りというのは寂しくも感じるところであるが、是非また新たな作品に触れられる場をつくって欲しいなとも思うところである。そんな不肖いちきらら読者の自分がきらら展に参戦した記事を稚拙ながら書いたのでお時間があれば是非読んでくれると幸いである。
という事で今回の感想記事も身勝手に書き殴っていきます。
⇩過去の感想記事⇩
- 今月号情報
- 連載作品感想
- キルミーベイベー [#200]《カヅホ》
- たくあかっ! [#16]《深見真・藤真拓哉》
- おちこぼれフルーツタルト [#108]《浜弓場 双》
- 魔法少女は羞恥心で強くなる [#9]《海星なび》
- Vドライブ! [#13]《猫にゃん》
- mono [#70]《あfろ》
- ごきげんよう、一局いかが? [#24]《卯花つかさ》
- このままモブじゃ終われない! [#12]《優しい内臓》
- はらぺこ少女と探偵と [#18]《りの》
- escape into the light [#20]《むぐら》
- のけもののまち [#20]《はちべもつ》
- 押しかけ女房、コドモ付き! [#10]《とめきち》
- 【新連載】フルボイス! [#1]《科戸コウ》
- ゲスト作品感想
- 次号予告
- 終わりに
今月号情報
発売:2024年9月28日
第20巻第11号 通巻229号
定価:470円(税込)
◎表紙・巻頭カラー
カヅホ「キルミーベイベー」
深見真・藤真拓哉「たくあかっ!」
浜弓場 双「おちこぼれフルーツタルト」※次号休載
海星なび「魔法少女は羞恥心で強くなる」
◎センターカラー
猫にゃん「Vドライブ!」
あfろ「mono」
卯花つかさ「ごきげんよう、一局いかが?」※次号休載
◎センターカラー
ずんずんPJ・卯匡「ずんだもんTV!」
優しい内臓「このままモブじゃ終われない!」
りの「はらぺこ少女と探偵と」
むぐら「escape into the light」
◎センターカラー
織日ちひろ・虫原「十字トンボは空を飛ばない」
はちべもつ「のけもののまち」
とめきち「押しかけ女房、コドモ付き!」
上崎よつば「ココロ幼女」
◎新連載・センターカラー
科戸コウ「フルボイス!」
藤森咲「兄のカノジョが生意気だ」
やっか「あのっと」
はりなたく「すむーじーまん」※2話掲載
◎休載
肉丸「ばっどがーる」
ぴらそん「はるか咲きそふ、刻どきの」
蒼樹うめ「ひだまりスケッチ」
桜Qり「ポンポコタヌキとへっぽこ王子」
伊藤いづも「まちカドまぞく」
★読者プレゼント★
A:表紙イラスト図書カード(10名)
B:「キルミーベイベー」デカOSMOハンコ(3名)
C:「Vドライブ!」クリアカード3種セット(3名)
D:「魔法少女は羞恥心で強くなる」着せ替えアクリルキーホルダー(3名)
E:「キルミーベイベー」第15巻サイン本(3名)
連載作品感想
キルミーベイベー [#200]
《カヅホ》
2008年1月号でのゲスト掲載から約17年、遂に連載200話の大台へと踏み入れたキルミーベイベー。そんな今回は200にまつわるあれやこれの話であったが、記念の回であってもコイツラはいつも通り異常な程に平常運転であった。それにしてもやすなの自作小説ってどんな内容なんだろうか、それを読んだ人が異常を起こすかもわからないけれども、それ抜きにしてもよく200巻も書き続けられてるな[*1]。
それにしても一体何なんだよSAN値がゴリゴリ減りそうな200話記念絵は…[*2]、そういう本編でのあぎり含めてのバケモノさというのもいつも通りではあったが。
第15巻は発売中!
たくあかっ! [#16]
《深見真・藤真拓哉》
前回に続き神保サンド税務調査編。まぁこういうのは相手に舐められたら終わりだし、これまで人の金に対する醜さや修羅場を見てきてはいるだろうから、加悦がああやって強気の姿勢でいるのも割らない訳ではないが、それにしても公務員が反社みたいな横柄な態度をとるっていうのもどうなんだうかと思わなくもない。
そんな税務署側に追及を受けながらも事前に策を立てるなどしてどうにか初日の調査を乗り切った燎子であったが、果たして翌日も同じように乗り切れるかどうか。勿論初日の調査を踏まえて税務署側も策を立てるだろうし、未だ未だ厳しい局面は続きそうである。
おちこぼれフルーツタルト [#108]
《浜弓場 双》
迎えた文化祭当日でもまぁいつも通りという感じのコイツラだったが、いや何なんだよそのオチは、イノそれは流石にドン引きするぞ…[*3]。普通にヤバいってのもあるし性癖的にも衛生的にも汚過ぎるし、そりゃ警察沙汰にされかけても反論の余地なんて無いであろう。まぁそういう行動をさせる風に振ったロコも悪くはあるけれども。
それにしてもこのクラスの出し物いろいろ大丈夫なんかな、まぁ出てくると予告されてる方がより強く感じる怖さというのもあるけれども、とりあえずはこれ以上イノが変な事しないならいいよ、あと利音も。
魔法少女は羞恥心で強くなる [#9]
《海星なび》
確かに人見知りな自分から変わりたいという零の願いは果たされたものの、その対価として羞恥心を差し出す事になったのは本当に良かったのかどうなのか。とはいえそんな願いと恥じらいの中で自分にしかできないこの戦いに身を投じる決意をした零でもあるが、いまは未だ未だ恥じらいが強い真侑も何か決心するときがくるのだろうか、その対価に羞恥心を溝に捨てる決意をするのは未だ未だ時間がかかりそうではあるが。
それにしても羞恥心を溝に捨ててしまっていろいろと感覚が普通では無くなってる零だけども、もしかして羞恥心云々とか関係なくファッションセンスが壊滅的って事はあるのだろうか…[*4]。
Vドライブ! [#13]
《猫にゃん》
長くなったので折り畳みます
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前回12話の振り返り記事で書いた通り何だかんだで最後はどうにかなった今回の13話であるが、なんとかなったもののどこか胡乱さを感じてしまうのは何故だろうか。ニノが一握の望みに賭けて飛び出したのもそれに賭ける覚悟も理解はできる、だが高いタクシー代を払って遠くの美味しいラーメン店まで行ったり、その行った先でオオカミに強襲をされるのはちょっと自分は胡乱だなって感じてしまう。余談ではあるが調べた限りではあのタクシー代金だと[*5]大体東京から沼津辺りまで行ける距離らしいが、一体何処まで行ったんだろうかニノは、そして分割払いにしたとはいえその代金を払えるんだろうか。
そんな胡乱な話は置いといて、きらりとラーメンといえば1話で初陣の後に食べていたのがコンビニのカップラーメンであり、そしてニノが言っていた7話のラーメン対決できらりはニノから配信者として重要な事を教えられた。そこから今回の13話ではきらりがラーメンで布川を唸らせたのと同じように今度はニノがきらりを引き戻した。勿論単純に美味しいというのもあっただろうが、この一杯一口の為に奔走したニノの強い想いも入っているから、そんな人の想いがあったからこそ前回から続く山を越える事ができたのであろう。
…いやそれよりもである。ニノがラーメンを求めて奔走して戦っている裏で布川に接触を図ったガオだが、確かに以前にもやる時は躊躇が無いと言われていたが、私刑上等で生身の人間である布川をガチで撲殺する気満々とか[*6]、流石にここまで来ると狂気じゃないだろうかガオは、そんな手に出るくらいに前回の一件は怒髪衝天というものだったのは間違いないだろうが。一連の事件に関与している布川の動機が単なる興味や好奇心というのはまぁ研究者として間違った姿勢という訳でも無いだろうが、ガオからしたらそんなふざけた理由でこんな目に遭わされるなどそりゃいまここで死ねと言いたくなるであろう、まぁ言うより前に先に手が出てたけども。
そして何より布川サイドで厄介なのはヘビの模倣能力である。行使には何かしらの制約があるとはいえこれまで出てきたVルスやライバーの能力を使われるのは、単純に強いドラゴンとは違う意味で対処が面倒そうだし、そのうえで雪を素体にされていてユニコーンの未視感能力を使われたら余りにも胸糞が悪過ぎる。今後ヘビとの決戦、白と雪の退治は避けて通れないだろうが、この模倣能力の隙を突けなければ勝機をつくるのは難しそうである。
という事でどうにかひと山越えたライバー側に対して引き続き王の起動を目論む布川サイド、来たるリアルライブを控えてそれぞれの戦いもより激しくなっていきそうである。
mono [#70]
《あfろ》
引き続き座椅子の自作に挑む春乃と華子、とりあえずつくってみたはいいものの一筋縄にいくものではなく、やはり春乃が理想とする座椅子をつくるのは前途多難な事になりそうである。まぁ背もたれにかかる荷重を支えきるだけの強度や構造でなければ理想には近付けないのだろうが、その理想に近付く為にどけだけの試行錯誤を繰り返す事か、今回もなかなかに沼な事となる予感がする。
ごきげんよう、一局いかが? [#24]
《卯花つかさ》
毎年なかなかに白熱するようである千星の誕生日祝いであるが、そんな日でもいつもの面々はいつも通りという感じであった。とはっても千星への接待プレイという感じであっていつも通りという訳でも無かったが[*7]、接待とはいえこんなエグイ事をされるのは他の人からしたらちょっと堪ったもんじゃなかっただろうか。それでも千星にとってこれまでとは違う一日になった事には間違いないだろうが。
それにしても前回の密着取材の一件もあってより距離感が近くなったと感じる冴と千星であるが、果たして冴の祝いの場で千星はどんなお返しをしてくる事かどうか、なんだかいまから楽しみでありちょっと怖くも思うところである。
第3巻は11月27日発売!
このままモブじゃ終われない! [#12]
《優しい内臓》
ピコに会いに押し掛けてきた厄介ファンのさんご。優秀なサキュバスとして活躍させるべくさんごが引き戻そうとする一方で、ピコの漫画への熱も弱くはあってもそう簡単に消えるものでもない。そしてようやくピコを手元に置いてそう簡単に手放す訳にはいかないコモナ、そんな彼女が押し切ってひとまず3ヶ月の猶予を飲ませはしたが、コモナとさんごの歪んだ重い想いの狭間でピコはどう自身の想いや描きたいものと向き合う事になるだろうか。
まぁ結果的に当のピコ本人を焚き付ける事になったからそれは良いのだけども、当人の意志は一切介さずコモナとさんごでピコの退路を塞いだような恰好にしたのはなんかちょっと悪い事してないかなって気がしなくもない。あと何故にそんなピコのプライベートを知ってやがるんだよこのふたりは[*8]、人間の法でも魔界の法でもいいから誰かコイツラを裁いてくれよ…。
はらぺこ少女と探偵と [#18]
《りの》
新たな解読の手掛かりを掴んだ律歌達はその黒曜石が保管される銀行へと向かうが、そこにJewel幹部だけでなく首領のオニキスまでもが出現、更には第三勢力の存在も示唆され手記解読の鍵を巡る争いは増々混迷を極めていきそうである。
手掛かりの行方に関わる大事な局面でも律歌達はこれまでと変わらずいつも通りという感じであったが、そうやって変に身構えてないからこそ一時は有利な状況にも持ち込めたのではないのかなと感じる。そんな双方を出し抜く形となった第三勢力はノワールローズなのだろうか、だとしたらノワールローズとJewelな無関係若しくは敵対関係となりそうだが、わざわざ律歌にヒントを与えるようなこの行動の真意は何なのだろうか。
それとこれは個人的な文句じみた想いだけども、厳重に管理されてるのに突破されてしまったら全然意味ないじゃん!まぁそういう穴があったからこそ移設計画が持ち上がったのだろうが。
escape into the light [#20]
《むぐら》
アイドル育成ゲームを巡ってまぁホントいつも通りだなという感じのつむぎとみきだったが、そんな事で揉めたりする中で割り込んできたあかねは次の一曲で再生数勝負に決着をつけるよう提案。次に全てを出し切って賭ける事になったふたりはどんな曲を出す事になるのか、そして相変わらずなこの関係にも何か変化はあるだろうか。
あかねは相変わらずみきを寝取り返したいというところではあるのだろうが、同時につむぎがどうみきを歌わせるのかも気になるし見てみたいという思いもあるのかなという気がする。とは言っても結局は数字という結果で自分が歌わせるのが上手いと証明したいってだけなのかもしれないが。あとその借りはいま返さなくてもよかっただろみき…[*9]。
のけもののまち [#20]
《はちべもつ》
明らかになったネルとるいの祖父との繋がり、失踪直前に祖父と会っていたというネルの記憶を頼りに探って見つけた、るいが元いたところとここを繋ぐ扉。いろんな事が一気に分かったり起きたりして全然整理がつかないし落ち着かないるいであるが、偶然にもこの事実を聞いたマキはもっと落ち着けない事であろう。ネルが言うように本来いるところへとるいを戻すのが正しい在り方なのではあろうが、とはいえこっちにも既に想い入れはあるしそう簡単にるいも戻る決断はできなさそうである。そもそも祖父が多種族共生の道半ばで戻った意図や事情は何なのだろうか。
完結まで残り2回!
…という事で短期連載の作品としては珍しく残り2回で完結告知が出たが、一気に事が動き出したこの最終盤で果たしてそれぞれどのような想いを巡らせながら決断を下す事となるだろうか。
押しかけ女房、コドモ付き! [#10]
《とめきち》
数年後や数十年後の自分がどんな風になっているかを想像妄想するのはいつの時代も変わらないようで、今回はミライが取り寄せた自分の未来の姿を予想するアイテムを試してみる事になったが、華子が試そうとしてエラーを吐いたのは何かの予兆なのかどうか[*10]、ミライもラストでフラグじみた事を言いやがったし[*11]次回以降どんな事が起こるのか気になるところである。
ところでミライ曰くいまいる時代以外の自分に干渉しようとする行為は重罪との事だが[*12]、そもそも異なる時代に干渉しようとする試み自体が結果的に大きく歴史を歪める事になりそうな気がするのだが、そこら辺はどうなっているのだろうか、という個人的な思いである。でも自分が存在している時代以外に行けるという事は自分自身に干渉しなければ大きな捻れは起こりにくいという事でもありそうではあるが、どうなってるんだろうかミライのいる時代のそういう理論って。
【新連載】フルボイス! [#1]
《科戸コウ》
養成所オーディションに全敗するもふとした縁で志していた声優を裏から支える事務所社員に就いたきなり、養成所の特待生に合格したものの学費免除が目当てで声優になる気はなかった和奏、そんなこれから表舞台へと立っていく声優の卵とそれを支える事務所社員、未だ駆けだしたばかりのふたりが歩むのはどんな道となるだろうか。
…という事で23年11月号から3号連続でゲスト連載した『鶴舞カンパニー』から養成所の特待生とそれを支える社員という土台の設定を維持しつつ新たに『フルボイス!』として練り直された今作であるが[*13]、これから同じ場所で同じところへと違う道を辿る事になるふたりの出逢いとこれからの夢の先への期待感をつくれた連載初回だったかなと感じるし、通常の8頁から気合を入れて5頁増量して載せただけの事はあったかなと感じる。そうでなければここまで描き切る事はできなかっただろし。
そんな訳でふたりのこれからや他の社員に特待生がどんな人かも気になるところではあるが、どうしても事務所を辞めたい和奏を押し切った辺りきなりは案外マネージャーの才はある、かもしれない。そんなきなりにちょっと絆された和奏はちょろそうな予感がするが。
【きららキャラット11月号】新連載&センターカラー!
— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) 2024年9月27日
科戸コウ先生「フルボイス!」
声優を夢見て養成所オーディションを受けるも全敗した18歳のきなり。
それならばと声優事務所の社員として就職したが、“初めてのパートナー”はちょっと難ありかも…? フレッシュなお仕事青春4コマ、第1話! pic.twitter.com/9NDrLhAXpU
ゲスト作品感想
十字トンボは空を飛ばない
《織日ちひろ・虫原》
人間性に難ありそうな同人小説家の凪波と絵描きとして燻っている様子な馨、そんなふたりが同窓会での再会を切っ掛けにタイトスケジュールで同人誌制作を進める事になる。
凪波は過去にいろいろやらかして求めてくれる人は余りいない様子で、同様に馨も自身の絵を求める人はいないようであるが、全然求められないふたりが互いに求め求められたのは仮に嘘であっても酒の勢いがあっても嬉しかった事には間違いないであろう。ただ凪波が書いているのはアダルトな純文学であるがそういう方向に馨の理解が及ぶのか、そして何より締切まで全然余裕がないタイトスケジュールだが、果たしてこのふたりにクリエイターとしての明日はあるのだろうか。
ココロ幼女
《上崎よつば》
自分の好きな事云々以前に自己管理が全然できていないところに不安を感じなくもないが、それくらいに自分の身にすらも注意がいかない程にみのりは好きな事に熱中してしまうという事なのだろうか。
今回はそんな恥ずかしいところを可愛いもの趣味のりなに見られたみのりだったが、りなとしては同志に巡り会えたからつい追っかけたというものであろう、その結果みのりはとんだ一人相撲をする羽目になったが。一方で既に弱り目に祟り目なみのりの新たな恥に気付きながらもあえて言わなかったくるみだが[*14]、そういう配慮ができる辺りこの中では精神的に一番しっかりしていそうである。まぁ遅かれ早かれみのりが更に赤面する事には変わりないだろうが。
兄のカノジョが生意気だ
《藤森咲》
だりあもるなも傍から見たらしょうもない事でマウント取り合ってるなという感じではあるが、ホントどっちもそんなスタンスだから全然歩み寄れやしないのではって気がする。一応は兄を好きになった真面目な理由はあるようなるなであるが、茶化さないとそんな事も言えないようでは先が思いやられる。まぁブラコン過ぎて周りに目が向かないだりあも問題ではあるが。ひとまずはある種の嫁姑関係みたいなところに落ち着いたふたりであるが、一体どうなる事かそれぞれの想いは。
あのっと
《やっか》
ここまでなかなか折り合えない状況が続きながらも今回ようやく互いにより深く繋がれそうなところまで近付いたうるみとマロン。ただうるみがつい口にした家族になりたいという誘いに嬉し恥ずかしながらもそれは叶わないと諦めているマロン、そしてうるみがどんな経緯で手にしたのか覚えていない笛に触れて何かを確信した様子なマロン。ふたりを繋ぐものが微かに見えてきてこれからどのように関係が変化していくのかが気になるところだし、もっと互いに正直になってもいいと思うところであるが、残念ながら今月号の掲載を以って作品としては完結するとの事である[*15][*16]。この先が気になる引きで終わるのはとても勿体無くも感じるが、どこかで機会があれば続きを読んでみたいなと思うところである。
すむーじーまん
《はりなたく》
過去のトラウマからすっかり野菜を忌避するようになったあやの、そんな彼女にどうにか野菜を食べさせようと腐心する友人のこころ。そんなふたりを突如襲うバケモノと姉によってあやのの元に届く謎機械、そしてクソダサアーマーを装着させられ強いられるバケモノとの戦闘と野菜ジュースを飲まされるという苦行。何はともあれバケモノを退けはしたものの、あやののこれからは前途多難な事になりそうである。
野菜への忌避とか不健康さとかという点ではここよりもきららMAXの連載作品にこれを使わせた方が良さそうなキャラが複数いるようにも思うが、ともかくここまで意地でも食いたくなくそれで不健康になっているならこんな強硬策でもとらないとどうにもならなさそうではある。まぁバケモノの脅威を退けて自身の健康状態が改善するならいろいろ上手く回っていきそうであるが、野菜への忌避にクソダサアーマーと嫌々塗れなあやのにとってはいっそ死にたいとでも思っているかもしれないが、まぁ強く生きろあやの。
にしても小松菜を校庭の隅に生えてそうな雑草とか言うとか、余りにも失礼過ぎるから全国の小松菜農家に土下座しようかあやの、てかこんなデカくはないだろ校庭の雑草なんて。
次号予告
表紙&巻頭カラーは、TVアニメ化企画進行中のあfろ「mono」!センターカラーには、新連載の蕗屋文字「保健室の鍵閉めてっ」、むぐら「escape into the light」、3話連続ゲストの豪烈・弥太郎「アイドルノブナ⭐︎ガール」、月島マコト「ラナナさんは厄介エルフ!」が登場! 次号もまんがタイムきららキャラットをよろしくお願いします!!
引用:まんがタイムきららWeb
次号は『mono』がアニメ化が発表された5月号以来に表紙で登場。本編では春乃と華子の座椅子自作の真っ只中であるがこのふたりが表紙のメインを飾るのか、それともこれまで通りシネフォト部の面々がメインになるのか、ちょっと気になるところである。
ゲスト連載には豪烈先生がまたも登場。最悪な治安の中で学園バトルをしていた前作『輝!!聖キラーラ女学院』には是非昇格して欲しかったところであったが、前作で全て出し切ったようにも感じた豪烈先生が今度は一体どんな作品を送り出してくるかに期待である。
8月号から3号連続でゲスト掲載をした『保健室の鍵閉めてっ』は次号から連載開始となる。
12月号は10月28日発売!
終わりに
今月号は肉丸先生の都合で当初の予定をずらして休載となった『ばっどがーる』であるが[*17]、ここまで焦らしに焦らしてきた水着回を結果として更に焦らしてくるとは、ここまでくるとなかなかの放置プレイを受けてる気がしなくもない。ひとまず次号は掲載するとの事なので水着回に期待したいところではある。
て事で今回はここまで、次も期待しないでください。
※脚注