渓埜胡保の戯言

語彙力のない主観と偏見に満ちた自己満足なブログなので期待しないでください…

読んだ漫画本の感想 -24~25年末年始編-

 

本当は昨年末中に更新したかったですが諸々立て込んでなかなか読み進められなかったので年跨ぎになりました、例によって旧刊の積み本には全然手を付けられて無いです。

 

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w811b8y198stx8.hatenablog.com

 

 

 

 

新刊

魔女は満月に咲く【3巻】
《原悠衣》

頑なに航一は否定してるけどもこれをラブコメと言わずなんと言うんだろうか、まぁ多分紫麻も航一もそれなりに意識はしてはいるんだろうが。
今回は押し掛けてきたアンジェがまりもと契約したり、いまこの時を楽しみながらも期限付きのこの関係に寂しさを感じて、そんな中でこの先どう関係が進展変化していくかが気になるところである。どのみちまりもが弄ってくるから嫌でも航一と紫麻の関係は変化していく事にはなるだろうが。

 

【完結】宝石の国【13巻】
《市川 春子》

毎度最新刊を読み終える度に「頼むからもうこれ以上地獄が続くのはやめてくれ」「無知で無能な最初期のフォスフォフィライトに戻してくれ」と何度も思ってきた宝石の国も遂に完結。
まぁなんというか、これでよかったのかなというか、ここまでやって来た事がようやく報われたのかなというか、フォスフォフィライトの要素が殆ど無くなりながらここまで来てようやく本当の意味でフォスフォフィライトになれて宝石の国に辿り着けたのかなって、率直に感じたのはそんなところである。少なくとも地獄から解放されてフォスフォフィライトになれたのだろうが、結局のところどこまで突き詰めても人間はゴミカスだったって事でいいのだろうか、という気もする。
正直この作品の事を完全に理解してるとは思ってないし、完全に理解するには最初からまた何周か読み返さないといけないが、まぁこんな有様の地獄だからなかなか気は向きそうにない。あと数時間数日の感覚で数千年数万年が経過するのホント何なんだよ一体…。

 

オールドヨコハマラジオアワー【2巻】
《青田めい》

どいつもこいつも揃いも揃って自分の好きなものや推しへの強く重い想いを持ってるから、故に同じものを推していてもその方向性や思想の相違で全然交われやしないんだろうなって感じる。そんな面倒な女共の戦いは未だ未だカオスと化していきそうな予感だけども、12話のメイド潜入回もいろいろとカオスだったなって感じる、あれって新興宗教かなにかじゃないのか?あと単純計算で同じ半年を繰り返して20年以上は経ってるなぎさだけども、それでも番組存続に向けて全然折れないなぎさはいろいろとヤバい。

 

ごきげんよう、一局いかが?【3巻】
《卯花つかさ》

麻雀の腕の方は相変わらずな感じだけども、文化祭の演劇とそれそ切っ掛けにした新聞部の取材を経てより冴と千星の関係が進展した今回の第3巻だったかなという印象である。これまで漏らすまいとし続けてきた趣味とそれによる繋がりを思い切ってぶちまけた事でここからまたどう関係が変化していくか気になるところであるが、少なくともふたりの繋がりはより強いものになっているのは間違い無さそうである。一方で乃々花と純礼の関係はこれまで通りそうな感じであるが、なかなか純礼の乃々花離れは難しそうな気がする、そこは乃々花にとっても悩みの種であろうが。

 

異世界魔王ごっこ ~魔王は姫を倒したくない!~【1巻】
《むつをむつ・蒼井ゆん》

止められない推しへの想いと押し付けられた役割との間でいろいろと苦悩する魔王ロールプレイ劇。方向性は違えど推し活も役割もどっちも安易に投げ出せるものでは無いから余計その間で苦悩する事になってるんだろうし、その所為で望んでいる理想へと近付き掴むのはより困難を極めているが、そんな中でどう自分の信念を通していくのかってのが両立させる鍵となりそうだろうか。まぁどうなるにせよ兎に角強く生きて欲しいものである。にしてもポンコツ揃いで出席率も悪い軍幹部共は一体どうなってんだよ…。

 

邪神ちゃんドロップキック【24巻】
《ユキヲ》

またも強キャラが出てきて反逆同盟の芽衣と遊佐にとってはなかなかの死活問題ではあるけれども、そんな新キャラに媚びて擦り寄っていくとかコイツラ恥も外聞も溝に捨て過ぎじゃねぇだろうか、いや最初に擦り寄ってきたのは相手の方だけども。でもそんな光景なんか見てられないとはいえ毒舌が過ぎてやないだうか浩二は。そんな感じで今回も全体的に結構クズ味が強かったなってところだった。

 

放課後ていぼう日誌【13巻】
《小坂泰之》

地元でのカワハギ釣り編な今回であったが、未だ未だいろいろと拙いところはありながらも鶴木なりに彼是試してみたり試行してみたりするようになって、夏海じゃないけども不肖読者としても親目線になるなとは思う。その一方で体力の方は相変わらずだったけれどこれでも入った頃より一応は鍛えられてはいる、のだろうか…。にしても悪気も下心も一切無いだろうけども鶴木にエグイ事しやがるな湯浦は、下心に満ちた部長だってここまではしねぇやろ多分。

 

スポチャン!【1巻】
《市川ヒロ・土管》

4コマという枠をどう要所で破って読者を惹き付けるのか、それともどう4コマという縛りを活かして惹き付けるか。こういう演出が増えてる気がする最近のきらら作品だが、コマの枠を使って遠近感を演出したり迫ってくる攻撃を表現してるという点では、この作品は後者に分類するタイプである。そんな表現や演出で癖の強いキャラが偶に羽目を外しながらもそれぞれ目指すものに向けて進んでいって、特にこの1巻ではもものその様子を中心に描かれていったが、続く2巻でも他のキャラも含めそういうところにも期待したい。まぁ残念姫はどこまでも相変わらずが過ぎるけれども。

 

おちこぼれフルーツタルト【8巻】
《浜弓場 双》

ドル園の一件が落ち着いても尚どいつもこいつも揃いも揃って過ぎるくらいに平常運転で、正直言ってもう「もうやだよこんなゴミクズ共…(賛辞)」と思わずにはいられない。それでも終盤の文化祭編は珍しくちゃんとアイドルらしい展開もやってたけども、でもやっぱりそういう綺麗な部分よりも汚い部分の方が印象が強いしそっちが普段だから、なんかもう何を目指してるのかもちょっと分からなくなってきてるなって。それでもコイツラが立ち止まる事なんて無いんだろうけれども、主にいろんな欲的な意味で。

 

ななどなどなど【4巻】
《宇崎うそ》

高校生活も2年目に入って様々なイベントを経てそれぞれいろいろと変化しつつはあるものの、まぁどこまでも相変わらず過ぎる小町はともかく萌は本当どうするつもりなんだろうかるるへの想いと関係は。当のるるは進級を気に前へと進みつつあるし、何だかんだありながらこのみも一応小町との関係を進展させたというのに萌お前は…(呆れ)。結局単行本でるるのあられもない姿を本当に規制しやがる余裕があるんならしっかりとるると自身の想いに向き合って貰いたいところであるが、雑誌連載の方は最新回でいよいよ踏み込みそうかなという展開だったから、本当しっかりとして欲しいものである。