渓埜胡保の戯言

語彙力のない主観と偏見に満ちた自己満足なブログなので期待しないでください…

【感想】まんがタイムきららMAX -2025年4月号-

 

ぼっち・ざ・ろっく!
🎸第2期制作決定🎸

 

という事で先日2月15日に開催されたライブイベント「結束バンドTOUR “We will B”」にてアニメ第2期の制作が発表された。
第1期の放送から約2年、総集編劇場版の公開からは約半年が過ぎて、未だか未だかと待ち続けていたファンにとっては待望の発表となった。ただいろいろと盛り上がったり演出面では真面目にふざけまくったあの1期を越えなければいけないとなると、2期に求められる期待や1期越えのハードルは相当に高いものとなり、1期でほぼワンカットだけ映ったヨヨコのキャラや中の人に要求されるハードルもまた高いものとなるから、期待はしつつもそういう部分への不安は正直感じるところである。
ただでさえ多くの新作続編の制作を抱えているCloverWorksが引き続き制作元請となるが、アニメーションや楽曲製作などの都合もあってか1期のときもアニメ化発表から放送まで約2年かかった事から2期も同様の期間を要する事になりそうだから、そこは気長に待とうと思うところである。


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そんな訳で第2期に向けて期待を高めながらいつも通り今月号の掲載作品についていろいろと語っていきます。

 

⇩過去の感想記事⇩

w811b8y198stx8.hatenablog.com

 

 

 

 

今月号情報

発売:2025年2月18日
第22巻第4号 通巻246号
定価:470円(税込)

 

◎巻頭カラー

かぜぱな『涼井さんの推しメシ』

◎表紙

はまじあき『ぼっち・ざ・ろっく!』

うるし『追放令嬢は技能実習生になりました。 ~アーシャさまは野菜畑から逃げ出したい~』
まるえり『魔法柴犬★はなまる』
工藤える『江口さんちの純情サキュバス』
御家かえる『プロジェクト・ユリフォーミング!』
2222楠『夢路あかりと魔法の本』
こかむも『ぬるめた』

◎センターカラー

はんざわかおり『アイドルビーバック!』

有馬『エイティエイトを2でわって』
宇崎うそ『ななどなどなど』※次号休載
ムクロメ『SAN値直葬!闇バイト』

◎センターカラー

*sow*『子供部屋ドラゴン』

ライムマン『セーラー服と関西弁』
市川ヒロ・土管『スポチャン!』
はるゐろは『疫病天使』

◎センターカラー

なむ76『お嬢+ギャル! ~お嬢様、ギャル絵師と同人活動はじめます!~』

もくずしょい『シンブンブーム』
さいにゃん『てくてくっ!秘密リサーチ』
笠間裕之・宮月もそこ『さうのあっ!』

◎センターカラー

Koi『ご注文はうさぎですか?』

しまくらあさど『残念王子もたまには攻めたい!』
つみきつき『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』※次号休載

◎休載

有野金吾 『神絵師のおしごと』
O仮名だモ『へるしーへありーすけありー』

 

★読者プレゼント★

A:表紙イラスト図書カード(10名)
B:『涼井さんの推しメシ』特製プレート(10名)
C:直筆サイン入りコミックス『涼井さんの推しメシ』第1巻(3名)
D:直筆サイン入りコミックス『アイドルビーバック!』第2巻(3名)
E:*sow*先生直筆サイン色紙(1名)

 

 

連載作品感想

涼井さんの推しメシ [#14]
《かぜぱな》

ここ最近の京香の様子を見てもしや良からぬ男と関係を持っているのではないかと疑念を抱く妹の透香。まぁ勿論そんな事など無いのは言うまでも無かったが、逆に姉の推し活沼へと引き摺り込まれる事になったのはなんか災難だなという気がする[*1]。でも同好の志ができたとはいえ未だ未だ本当の自分とか推し活をしている事を打ち明けるハードルは京香にとっては高く、姉としてしっかりしないといけないという思いもあるから余計そうなるのかもしれないが、今回の事を機に少しは背負っていたものが軽くなったのかなと感じる。同様に災難に遭いはしたもののより姉の事を知れたのは透香にとっても悪い事じゃ無かったのかなと思うところである。

 

第1巻は2月27日発売!

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ぼっち・ざ・ろっく! [#84]
《はまじあき》

結束バンドの東名阪ツアーが決まり、その移動の足となる機材車を買いに中古車販売店を訪れる事になった一行。まぁ劇中でネタにされていたように某販売店で実際に起きたノルマ強制や器物損壊などの所為で他の販売店まで風評被害を受けた節はあるし、劇中で訪れたのも件の販売店とは無関係なところだから余計に風評被害を加速させてやないかなという気がしなくもないが[*2]、でもこれをロックで済ませるのはロックに対して失礼じゃないだろうか後藤よ。てか82話[*3]での埼玉disりに続いてこんなネタをぶっ込むとかいろいろと大丈夫なんだろうか…。
それはともかく無事に購入納車できてよりバンド活動の幅が広がったものの、喜多が免許を取るまでは虹夏のワンオペで運転しないといけないから、結局虹夏の負担だけが増えたようにしか思えないがこんなんで活動に支障は出ないんだろうか。リョウはクソ図太そうな性格してるのに後藤以上に繊細で脆くて[*4]、コイツもなんかよく分からん女だなという印象ではある。後藤が運転免許を取れるイメージは正直湧かないが、取れたら取れたで気を良くしてとんだ絶叫アトラクションと化しそうな気はする。そんな後藤は世間でのイメージが定着してないというかそもそも認識されてるかも怪しそうであるが、後藤にとって東名阪ツアーはそういうバンド内での立ち位置や世間への認知を定着させる戦いにもなっていくのかもしれない。

ところで冒頭で書いた通りアニメ2期の制作が決まったが、編集部がリークを警戒していたらしいとはいえ[*5]今月号にアニメのアの字すら載ってないのはなんかちょっと異様だなって気がしなくもない…。

 

アンソロ第5巻と深酒日記第4巻は2月27日発売!

 

 

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追放令嬢は技能実習生になりました。 ~アーシャさまは野菜畑から逃げ出したい~ [#14]
《うるし》

蔓延り生い茂る草を刈るのはまさに開拓ともいえる状況だし、そんな事に駆り出されるのはアーシャにとっても嫌なものであろうが、それよりも不服なのは元侍女のミーラが自身を追いかけて日本まで渡ってきたうえにここでは主従関係じゃ無いからと馴れ馴れしく接してきてる事であろう。にしてもクロエといいミーラといい何故にアーシャ周りの女ってこんなにも想いが重いのだろうか、そういう意味では向こうで全く人望が無かったという事では無いようであるが。
ともかく自分も何度か元畑だった空地の草刈りをやった事はあるけれども、まぁ地味だからこそなかなかにキツイし夏場は早朝じゃ無いと暑くなってとてもじゃないがやってられないから[*6]、本当なかなかに骨が折れる作業だと感じる。それに加えて刈った草を一箇所に集めるなんてのは草を刈る以上に自分にとっては酷である。
それでもなんとか無事に一面刈り終えた一同だったけれども、より賑やかになったというか、そだちにとっては働き手と同志が増えたというところか、アーシャにとっては悩みの種が増えたというか、なんかそんな回だったかなと感じる。にしてもアーシャは機械使って草刈りする前にちゃんと安全講習を受けた方が良いんじゃないだろうか、それを受けててこんな危険行為に及んだならもう機械使わない方が良い気がする…[*7]

 

第1巻は発売中!

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魔法柴犬★はなまる [#6]
《まるえり》

ポメルンからの呼び出しで春芝家を訪れる事になった瑠夏であったが、早々に新たな癖の扉を開いたようでとんだイカれたメンバーだなと改めて感じさせる[*8]
そんな今回の目的、ポメルンにとって上司に当たる大賢者のラコリーと対面する一同だったが、まぁなんというか廣井きくりに負けず劣らずな酒クズで、ポメルンがコイツの事をちゃらんぽらんと評するのも只々激しく同意する他無い[*9]し、そんな感じで上司までもがこんな感じだからやっぱり世の平穏をコイツラに任せてしまうのは不安しかない。一方で魔法少女ヲタ故にテンプレ展開を強く所望する愛莉に全面的に同調するノリの良さをみせるラコリーだが[*10]、そんな事よりも有無を言わせず屠るべしなリアリストのポメルンにとってはふたり揃ってこんなノリと調子で頭が痛いところであろう。そしてそんな愛莉の想いとか欲はとてもじゃないが分からないという感じの瑠夏であるが、でもはなまるに向ける想いや欲は愛莉とか形は違えど似通うところはあるのではとも思う。
そんな訳で本当にどこまでも先が思いやられるばかりであるが、果たしてこのイカれたメンバーでどこまで世の平穏を守り抜ける事となるだろうか。

 

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江口さんちの純情サキュバス [#11]
《工藤える》

前々回の第9話でライが強襲し、前回第10話はヒビキ兄が様子を見に来てと、いろいろと激動な事が起き続けた一日の完結編。
漸くヒビキを振り向かせようとしている動機が好きだからだと自覚したミアであったが、肝心のヒビキが鈍感だからそれを果たすのはなかなかに骨が折れそうである。ヒビキはあまり意識しなければエロを出来ているのではという気もするが、その所為で自覚無くミアを誑し込んでしまってるから尚面倒だなと感じる。勿論互いに真のエロを求めるというそもそもの目的も重要であるが、自身や相手への想いに対してどう向き合ていくかというのも今後重要になっていきそうな、そんな気がするところである。

 

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プロジェクト・ユリフォーミング! [#9]
《御家かえる》

バレンタイシーズンを迎えカノコに贈るチョコをつくるイオリだったが、まぁなんとも想いが重過ぎるチョコか事か[*11]、いやそれ以上にカノコがイオリへ向ける想いはもっと重いのだが。でも結局何だかんだでそのチョコはルナへと渡る事になったものの、いくら寝取りシチュエーションが嫌だからってなんて危険物を混入させてんだリリーはマジで[*12]。でもイオリも深夜テンションで呪物じみたものをつくってしまってる辺りある意味では似てるのかもしれないが。ルナにとってはいろいろと御愁傷様な羽目に遭ったが、ヒメはまたなんて劇物入りのチョコをつくって送ってんだが[*13]、そこはせめてカカオ100%とかじゃねぇのか?(それもダメだよ)

 

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アイドルビーバック! [#14前編]
《はんざわかおり》

ライブ開催の告知を済ませTシャツのデザインも決まって、次に取り掛かるのはアクスタ用の写真撮影。ただ時間もカネも無い中でセルフ写真館で予約できたのは15分、それでも相当なタイトスケジュールながらいざ撮ってみると案外どうにかなったから、もっと前もって計画立てをすればよりいろんなものが取れるのかなという気がする。でもこういうのはその場のノリと勢いが重要な気もするし、ノリと勢いが過ぎてまともなのが全然無かったら意味が無いからそこは何とも言えないところだろうが。
にしても朝子と慈雨はまぁ言うまでも無いけども、あんじゅもちゃんとやれば結構いい感じのが撮れるというのに普段のノリがあんなだから[*14]、そういう性格は良くも悪くもというところだろうか。あと椿の交友関係がどんな感じなのかは気になるところだが、絵師さん以外に何かしらの関りがある人はいたりするのだろうか。

 

第2巻は2月27日発売!

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エイティエイトを2でわって [#27]
《有馬》

冬休みに入り帰省した北海道で奏が親から受け取ったのは、フランスに留学していた時に出逢った神音からの手紙。その圧倒的な違いを見せつけられて柱や土台どころか基礎ごと自信を爆散されて奏はピアノから離れる事となったが、そんな彼女が開催するリサイタルの招待にいつになく複雑そうな表情をする奏[*15]。まぁここまでの話を見る限り神音と何か揉めたという訳では無さそうだし、彼女としても日本に行くから旧友たる奏を誘おうと思ったのかもしれないが、だとしたら尚の事中でにとっては複雑そうだなと思うところである。
結局はひとりで悩んでも埒が開かないと電話した美弦の提案でリサイタルに行く事にはなったが、果たして無事に奏は生きて返ってこれるかどうか。これからどんな曲を弾くかというところで奏が自身や相手に向き合う展開となっていきそうだが、この先に向けてどんな事を得られるかだし、美弦にとってもこのリサイタルは何かひとつの転機になるのではと自分勝手に思うところである。
とりあえず暫く先のことについては決まったものの、その前に明ける休みを前に雪の北海道から脱出できるのかどうか。まぁ奏が建てたフラグを無事に回収したというとこではあるが[*16]、美弦にはなんかそういうのを察知する能力とかあったりするんだろうか。

 

第2巻は発売中!

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ななどなどなど [#53]
《宇崎うそ》

前回第52話の引きがあんなだったから一体どうなるかと思っていたら、そんな事など無かったかのように小町のもとに萌からメッセージが送られてきた翌日からはじまった今回の第53話。
表向きは普段と変わらないように振る舞う萌だったものの、実際のところはるるが先へと進み自立しつつある事を素直に許容できず向ける想いが歪になり出した事に自己嫌悪していて、そんな中で大胆に勢いのまま本人に向かって想いを吐き出してこの有様だから、萌でなくても傍に居続けたいと思える人は少ない事であろう。まぁそれでもるるを遠目で見守るのをやめようとまではしない辺りブレては無いような気もするが[*17]
一方るるは萌抜きで小町やななどと関わり続けるのは萌に追い打ちをかけると思い小町やななどとも距離を取り、まさか萌からこんな想いを向けられてるとは思わなかかったうえにこれまで自己中心的にしか相手を見てなかったと自覚して、進級を機に人間関係が広がりつつあるところでこれじゃまた逆行しかねないなと思うところである。
そんな感じで萌もるるもどこまでも自己嫌悪に駆られてるといういまの状況であるが、本当こういう時こそ小町の自己中心さと図太さを見習ってほしいものだと思わずにはいられない。そりゃまぁ自分が彼是と相手がどう思ってるかと考えを巡らせようが当に相手にはそんな事知らんってもんだろうし、なんとかこの関係を繋ぎ止めようとしてるのも小町とななどの自己中心な想いからだから、結局はどこまでも自己中心で図太くなって抱え込んでる想いを全部吐き出してしまうのが手っ取り早いのかなとも思うところである。
という事でこのままでは二次被害が拡大しかねない現状ではあるが、萌もるるもどう自分自身や相手の想いと向き合っていく事になるかどうか。結果がどう転ぶにしてもそうしない事には先へ進めやし無いだろうか本当にいま抱えてるものを全部吐き出す勢いで想いをぶつけ合って欲しいものである。
にしてもるるに代わって不満諸々を小町にぶつけようとしていたこのみだが[*18]、お前それ小町と会話したい口実をつくりたかっただけだろオイ。

 

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セーラー服と関西弁 [#8]
《ライムマン》

まさか薫がここまで運動神経が無かったとはな、しかもつい見栄を張ったうえに幼女相手に醜態を晒してしまって[*19]、まさに穴があったら入りたいところであろう。まぁまつりと比較すると陰キャ気味でコミュ力も高くは無い様な印象の薫だが、故にどこか不器用な事をしてこんな醜態を晒す事になったのかなと感じる。一方でまつりは上手く面倒事を躱したり場を丸められそうな気がするが、普段はアレなまつりでもそういうところは見習いたいと思う薫であろう。
にしても先に帰ると言いながら結局公園でまつりが来るのを待ってる辺り薫は律儀というか真面目が過ぎるような気もするが[*20]、そういところが不器用さにも繋がってたりするのだろうか。

 

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スポチャン! [#16]
《市川ヒロ・土管》

次に参加する大会の団体戦出場メンバー3人を巡り総当たりの選考会を行うことになったスポチャン部4人。残念姫は言うまでも無く順当に圧勝し、素質を開花して急成長をみせたアメリアが出場メンバーに決まる中、次回は残り1枠をかけてももとあかりの直接対決。相変わらず自己肯定感が低いももはいっそ辞退して場を収めようとするものの、事と次第によっては相手にとって失礼に当たる事もあるし、あかりにとっては打突競技でもひと皮むけたいところであろう。結局ももにとっては逃れたくても逃れられない戦いであるが、果たして残り1枠に入るのはどっちになる事だろうか。
それにしても自分の結果がどうであっても試合や相手の技を見るのがどこまでも楽しそうなももであるが、競技者としてはもうちょっと勝負結果にに拘ったしてもいいんじゃないかなと思うところではある。あと残念姫の技はどれも必殺級なのは確かだろうが、ほぼ秒レベルで技のネーミングが変わるのはどうにかならんもんなのか[*21]、まぁそれ故の残念姫なのだろうが。

 

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てくてくっ!秘密リサーチ [#22]
《さいにゃん》

あめの頼みでふたりで動画を撮る事になったひぐれとふう。そんな今回は議事堂周辺と日本橋を巡る事になったが、まぁ相変わらずに反目対抗し合ってはいるものの何だかんだ同好の志として割といい感じにやってはいそうだろうか、少なくとも周囲にはそう見えているようではあるが。それに人それぞれに違いがあるように同じものが好きで同じ場所に居てもモノの捉え方や楽しみ方というのはそれぞれ異なるものだろうから、互いのそういうところを知って尊重していけばより相手の事を知っていけるのではと思う。まぁひぐれとふうの辞書に尊重なんてものがあるかは怪しそうだが。

ところで今回一行が訪れた国内の高さの基準となる日本水準原点だが[*22]、自分も十数年前に東京に行ったときに訪れた事がある。当時は学生でちょっとそういう事を学んでいたから、観光に行ったついでにと訪れた次第である。

まぁそんな訳で今回は自分にとってはちょっと学生時代に引き戻されたような気分にもなった話であった。

 

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さうのあっ! [#24]
《笠間裕之・宮月もそこ》

高野家の経営するスーパー銭湯に世界レベルのアウフグーサーを招いたという事で、その熱波を受けに行く事になった一同。まぁ陰キャゲーマーヲタが過ぎるこかげも隙あらばサウナ知識をヲタ語りする芹香もどっちも大分問題児ではあるが、そんな変に拘りが強く自分勝手なふたりだからこそ対抗しつつも何だかんだここまで付き合えているのかなとも思わなくはない。そんなこんなで嫌々と付き合わされながらもサウナ浴も悪くは無いと感じはじめ、いまのこの5人の関係もまた同様という感じで、未だ未だ相変わらずではあるものの何だかんだでこかげも変わりつつはあるのかなというところである。

 

次号、最終回!

…という事でこの漫画が次号で終わるように、こかげがいまの日常と関係の継続を願おうとも大なり小なり変化が生じるものである。そんな訳で何れリューディアがフィンランドに戻るにせよ未だ未だ日本に留まり続けるにせよ、どれだけ不変を強く願おうと何かしら変化してくのは絶対の必然であるから[*23]この日常と関係も何かしら変化していくであろうが、どうなるにしても変化が生じた日常の中をどう過ごしていくのか、という次回になりそうだろうか。全然違ったら申し訳ないが。

 

完結の第2巻は4月25日発売!

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ご注文はうさぎですか? [#173]
《Koi》

ハロウィンシーズンが終わったと思ったら早くもという感じで突入したクリスマスシーズンであるが、ココアなりに楽しみたい楽しませたいとしたんだろうけれども、ギャルゲーのヒロインを全員攻略するかの如くひとりづつ全員と観覧車に乗るとは、なんというか不器用というか非効率じゃないだろうかという気がしなくもない。まぁそれがココアらしいといえばそうではあるが。
そんな訳で全員分の想いが詰まったものをチノに送れはしたものの、なんか相変わらずフユのチノへの想いが重過ぎるんだが、あと黒歴史ポエム綴ってるの何なんだよ[*24]、やっぱホントおもしれー女だよフユお前は!それと冒頭[*25]で合流する前にそれぞれのカップリングでしれっとデートしてるよね?これって。

 

Complete Blend第5巻は3月27日発売!

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性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。 [#27]
《つみきつき》

前回醜態を晒した事を詫びようとつくしを呼び出した楓蓮。結局楓蓮も例の職場を退職して現在は自分の好きな事を職にしているという事であるが[*26]、一応仕事で癖を発散してるうちはポリスメンのお世話になる事は無さそうだろうか。まぁ一応楓蓮なりに癖を自覚しているようではあるが。
一方つくしは相変わらずなかなか職が見つからない状況であるが、やりたい事とか向いている事以前に自己肯定感が低いのは問題であろう。それを高められれば何かしら見つかるかもしれないが、自己肯定感が低いのは生来の性格だけでなく前の職場での影響もあるだろうから、そんな自分自身の彼是とどう向き合っていくかが今後重要になっていきそうな気がする。そういうつくしの弱いところは楓蓮もサツキも気掛かりなところではあるが、自称保護者役としてどうか導いて欲しいところではある。
そんなつくしでもロリショタコンからユーリを守護らねばという意志は強く持っているようだが[*27]、それを他のところにも生かしていく事が出来ればなと思うとこである。

 

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ゲスト作品感想

夢路あかりと魔法の本 
《2222楠》

メイによって見知らぬところに呼び出された志帆。どうにか帰還の手立てを探ろうとする中で同様に元いたところに帰還しようとふたりを追い剥ごうとする小鈴、そして突如と起きる異変と明らかになる森の全容、そして更に増していく世界の謎。誰も何も分からない眼前の事の解明と元いたところへの帰還はなかなかに骨が折れる事となりそうである。
しかし志帆がメイによって呼び出されたなら小鈴はどんな経緯でこんなところに入り込んだのか、そもそも本当にメイが志帆を呼び出したのか、小鈴が鍵を拾ったのは偶然にしてはちょっと都合が良過ぎるような気もするし[*28]、他にも気付いてないだけで謎は未だ未だ山積していそうである。
自分としてはこんな訳の分からない常識が通用せずどんな事も起こりそうという点から、この世界は何者かがつくりだした箱庭或いは作品世界の中であり、夢路あかりとはそれをつくりだした上位存在なのではないか、と現時点では考察している。とはいえ未だ前回今回の2話だけではハッキリとそう言える材料に欠けるしこの先も未だ未だ訳の分からない事が起きていきそうな予感であるが

 

6月号から連載開始!

…という事なのでこの世界の謎や帰還の行方、そして夢路あかりとは何者なのかは連載が進めば何れ自ずと分かっていくであろう。そんな訳でこの先もどんな事が彼女らの身に降りかかるのかに期待していきたい。

 

子供部屋ドラゴン 
《*sow*》

『わからせろ!ナマイキツネ様』の*sow*先生最新作。

親の再婚によって竜のぎゃおと義姉妹になったひまり。強大な力を使って夢に見る異世界生活を実現させるべく、超が付く程に筋金入りな引き籠りのぎゃおに異世界を支配させるべく、ひまりの手による更生作戦がはじまる。

という事で前作のメスガキ壱与と同じくらいに手を焼く事になりそうな今作の引き籠りヒロインであるが、どこまでひまりのオタク知識が更生に効くかどうかも気になるところだし、どう姉妹に家族になっていくかも気になるところではある。本人曰く能力には覚醒していないとの事だが、でもぎゃおのこのプロポーションは人間相手には大きな武器になるんじゃないだろうか[*29]、なんて思ったりしている。とりあえずいまはひまりがぎゃおを攻めてはいるが、何れ攻守が逆転するシチュエーションも見てみたいななんて勝手に思うところである。
にしても口付けで意思疎通するなんてそういうところは大胆過ぎやしねぇだろうか[*30]、てかどう考えても『星屑テレパス』のおでこぱしーよりも過激過ぎるんだがこれ。あと一体どんな原理と手法で城の半分を転移融合させたんだろうか…[*31]

 

疫病天使 
《はるゐろは》

天界から突き落とされて散々拒み続けた人間界での修行をやる羽目になったジェル。人間に素性がバレたら極刑と言われる中で即エンカウントして素性バレした縁と共に人間を幸福にする修行がはじまる。

まぁ知らない事は怖い、怖いから修行やりたくないというのは分からんじゃないが、その割には人間界の事と修行を大分舐め腐って見てるようだから、そんな奴には素性を隠して人間を幸せにするだけの簡単な修行もVeryHardモードであろう。そんな訳で先が思いやられるジェルの修行であるが、一体終わるまでにどれだけ寿命を削る事になるのだろうか。
それにしても羽を捥いで喰うくだりをはじめ[*32]全体的に大分勢いのまま突っ走ってるなという印象である。あと人間界の放送やネットをザッピングしてる天界って意外と暇だったりするんだろうか…[*33]

 

お嬢+ギャル! ~お嬢様、ギャル絵師と同人活動はじめます!~ 
《なむ76》

完璧令嬢で高嶺の花な表の顔にオタク趣味という素を隠す蝶々、サブカルやネット用語に疎いもののSNSで神絵師と呼ばれるギャルの琉莉愛。そんなふたりの出逢いから蝶々の原作と琉莉愛の作画で推しキャラの同人誌を描く事になる。

同人誌が全くヒットしないくらいに界隈での扱いは雑どころか公式からの扱いも相当に酷そうな蝶々の推しキャラがどんなものなのかは気になるところであるが、そんな不遇キャラでも推さずにはいられないというのがオタクの性というものだろうか。対してSNSとかネットとか使いこなしてそうなイメージのあるギャルという種族ながら疎いにも程がある琉莉愛だが、なんというか悪いネットに染まらずいまの純粋なままでいて欲しいとも思うところであるが、同人活動を機にどう絵師として自覚を持つかも気になるところではある。ともかく互いに秘密を共有する仲となったふたりの活動に期待である。

 

シンブンブーム 
《もくずしょい》

まほこがどうかしてるのは前回の通りであるが、生徒会長も相当にどうかしてる女で他の生徒も同様にどうかしてるようで、そんな校内でななはだけが正常なのか、或いはななはだけが異常なのか、一体何が正常で異常なのか分からなくなってしまう。それでも新聞部は記事を書き新聞を発行し続けるのだろうが、果たしてこんな調子で本当に面白い紙面をつくれるのだろうか、その面白さを理解できないのはななはひとりだけになる可能性も有り得そうであるが。
まぁ一応プール回であり水着回であるからサービス回なのは確かなのだろうが、にしても何故にエビだったんだろうか会長は、いや着てたのはザリガニだったけれども[*34]

 

残念王子もたまには攻めたい! 
《しまくらあさど》

美形な容姿でファンも多く生徒会長を務める透叶、だがその実態は超が付く程のドポンコツ。故に副会長で彼女の紗祈子から攻められてばかりで全く攻める事の出来ない透叶だが、果たしてふたりの関係はどうなっていく事か。

まぁなんというか全校生徒揃いも揃って容姿に騙されて会長に担ぎ上げてしまった訳だからそういう意味ではこの先が不安でしかないし、沙祈子が副会長になってなかったら今頃とんだ大惨事になっていそうだが、それでも何だかんだで上手く回ってはいるみたいだし生徒会運営の方はどうにかなっているようである。でもふたりの関係は恋人というよりは親と子、共依存のような関係な気がしてならないが、結局何だかんだ思いながらも現状に満足していそうだから、いまの受け攻めの関係が逆転する事は当分無さそうだろうか。
にしても本当にふたりは生徒会室で不純同性行為をヤったのだろうか[*35]、仮にヤってなくてもどっちも脳内がドピンクなのは間違いなさそうだが。

 

 

次号予告

次号のきららMAXの表紙&巻頭カラーは、大人気連載のKoi『ご注文はうさぎですか?』
センターカラーは新連載の赤城ナツイチ『きみとボドゲが作りたい!』
スペシャルゲストのヒビキさん『わたしにプールは狭すぎた!』
たにこ『ラビットテンダー』
そして大人気連載の有野金吾『神絵師のおしごと』です!
きららMAX5月号は3月18日発売!

 

引用:まんがタイムきららWEB

次号は『ご注文はうさぎですか?』が2月号以来に表紙と巻頭カラーで登場。アニメ1期放送10th yearも最終盤となる中でいよいよ何かしら大きな発表、普段こういう話はちょっとぼかして言っているがこの際なのでハッキリ言うとアニメ続編や新作の情報が次号で発表されるのか否か。ひとつ注目となるのは3月に開催されるキャストイベントで何かあるかどうかであるが、自分としてはここでアニメ関連の新たな情報が出なければ今後の続編新作の可能性は限りなく低くなりそうと見ている。そんな意味でこの10th year最終盤はいろいろと注目していきたいが、果たして次号感想記事の冒頭で一体自分はどんな事を語っているのだろうか。

新連載には1月号でゲスト掲載した『きみとボドゲが作りたい!』が登場する。

 

 

新刊情報

発売中

 

3月27日発売

 

 

終わりに

『ぼっち・ざ・ろっく!』のアニメ2期制作が決まり、『ご注文はうさぎですか?』の今後の動向も気になるところではあるが、そんな現行きららMAXの二本柱に続く新たな中堅作品、次にアニメ化が来そうな作品はどれになるだろうか。例によって追ってないものの5巻まで刊行している『ぬるめた』が可能性が強そうではあるようには見えるが、何処かから声がかかれば次第であるだろうか。他にも1巻発売を控える作品で個人的に期待したいものはあるのの、それがどこまで連載勢以外にまで広めていけるかは課題であろう。いち不肖読者としてはコレは良いと感じた単行本を買って布教するくらいしかできないし、その影響力はひとりひとりでは微々たるものでしかないだろうが、それでも追わず推さずに悔いるよりは追い続け推し切ってやれるだけの事をやって悔いたいところである。

 

 

 

て事で今回はここまで、次も期待しないでください。

 


※脚注

*1:12頁

*2:16頁

*3:2月号掲載

*4:20頁

*5:きらら編集部Twitter [X]) の投稿

*6:山間地でそれなりに標高もあるから平地程暑くはならないものの陽が出たらちょっと自分は無理

*7:26頁

*8:30頁

*9:31頁

*10:34頁

*11:45頁

*12:52頁

*13:48頁

*14:76頁

*15:81・83頁

*16:86頁

*17:89頁

*18:92頁

*19:117・118頁

*20:115頁

*21:125頁

*22:159・160頁

*23:少なくとも自分はそういう考えである

*24:180頁

*25:173・174頁

*26:191頁

*27:196頁

*28:56頁

*29:113頁

*30:110・111頁

*31:106・107頁

*32:135頁

*33:134頁

*34:154・155頁

*35:188頁